タグ

科学とITに関するanakingのブックマーク (9)

  • 人工シナプス:直感再現…「脳型コンピューター」へ一歩 - 毎日jp(毎日新聞)

    必要な情報を記憶し、不要な情報を忘却する脳の二つの神経活動を再現する新型の「人工シナプス(神経細胞のつなぎ目)」を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)などの研究チームが世界で初めて開発した。人間の脳のように、過去の経験に基づいた直感的な判断ができる「脳型コンピューター」づくりに役立つという。英国科学雑誌ネイチャー・マテリアルズの電子版に27日掲載された。 ◇物質・材料研究機構など開発 人間の脳は、情報の入力頻度が高いほど記憶が確実になり、頻度が低ければ記憶があいまいになったり忘れてしまう。記憶の強弱は、脳の神経回路でのシナプスの結合の強さに比例するとされる。 研究チームは、人工シナプスを構成する二つの電極に電圧をかけて信号を入力。入力頻度に応じ電極間を結びつける銀原子で形成される架橋の強さを制御することに成功した。 従来の人工シナプスでは複雑な回路などで設計した通りの動作しかできなかった

  • 詳細|トピックス|分子科学研究所

    ナノより小さい1分子コンピューター内の情報書き換えに成功 -分子1個で任意の超高速演算を可能にする新しい光技術- JST 課題解決型基礎研究の一環として、自然科学研究機構 分子科学研究所の大森 賢治 研究主幹/教授らは、分子1個の中で波のように広がった量子力学的な原子の状態(波動関数)に書き込まれた情報を、10兆分の1秒だけ光る高強度の赤外レーザーパルスを照射することによって一瞬で書き換える技術を開発しました。 大森教授らはこれまでに、0.3nm(ナノメートル、1nmは10億分の1m)サイズの分子の中の波動関数を使って、従来のスーパーコンピューターの1000倍以上の速度でフーリエ変換注1)を実行することに成功し、分子1個が超高速コンピューターとして機能し得ることを実証しました。これは、従来のシリコントランジスターを基盤とした情報デバイスよりも100倍以上コンパクトで、1000倍以上速い革

  • レアアース代替できた!インクが高感度センサー : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    価格が高騰するレアアースの代替素材として、インクに含まれる有機分子を使うことで、世界最小、高性能の磁気センサーの開発に、千葉大の山田豊和・特任准教授(35)ら日、独、仏3か国の共同研究チームが成功したと発表した。 大きさ1ナノ・メートル(10億分の1メートル)の極小サイズながらセンサー感度は従来品の10倍にアップ。安価な材料でパソコンなどの小型化や高性能化が図れるという。 研究成果は、21日付の科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー」電子版に掲載される。 山田特任准教授らが開発したのは、パソコンなどのハードディスクの記録読み取り装置に使う磁気センサー。年々高騰するレアアースなどの代替品として、太陽光電池やディスプレーなどへの応用が進む有機分子に着目。インクや染料・顔料などに含まれているフタロシアニンを使ってみたところ、有機分子1個で磁気センサーの働きをすることを発見。センサー感度も10倍にな

  • NTT、1個の板バネだけで複数の論理演算を同時実行する手法を開発……マイクロマシン技術を活用 | RBB TODAY

    電信電話(NTT)は15日、マイクロマシン技術を用いて作製した微細な板バネを振動させ、複数の論理演算を同時に実行できる新しいデジタル演算の手法を開発したことを発表した。1個の基素子だけで論理回路を構成できる可能性を持つ世界初の技術とのこと。 現在のコンピュータは「トランジスタ」が演算素子として広く使われているが、NTTでは、トランジスタに比べ100分の1以下の消費電力で演算できる可能性を持っている「ナノマシンコンピュータ」の研究を続けている。今回NTTの物性科学基礎研究所が開発した手法では、「マイクロマシン技術」(MEMS:Micro-electromechanical Systems)を用いて作製した、厚さ1.4ミクロンの板バネ素子をたった1個だけ使用。光ファイバー通信で使われる、異なる波長の波に異なるデジタル情報をのせて伝送する「波長分割多重」(WDM:Wavelength Di

    NTT、1個の板バネだけで複数の論理演算を同時実行する手法を開発……マイクロマシン技術を活用 | RBB TODAY
  • NIMSら、演算素子と記憶素子の両方の動作を可能とする低消費電力素子を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    物質・材料研究機構(NIMS)、大阪大学ならびに東京大学らの研究グループは12月24日、従来の100万分の1の消費電力で、演算も記憶も行うことが可能な新しいトランジスタ「アトムトランジスタ」の開発に成功したことを発表した。 研究グループでは、以前から原子の移動を制御したデバイス「原子スイッチ」の研究開発を進めていたが、この研究過程において少ない原子の移動によりオン/オフ動作を実現できることを発見。絶縁体中を少ない原子を移動させることで消費電力を低減することが可能となり、原子として金属を用いれば、演算素子に要求される高いオン/オフ比も実現できるというアイディアを考案。同アイディアを実現すべく研究を進め、今回、電圧の大きさによって、演算素子に要求される揮発性動作と記憶素子に要求される不揮発性動作を1つの素子で選択的に実現できることを解明した。 今回開発されたアトムトランジスタは、用いる電圧領域

  • 千葉大:冷たいPCも可能 電圧で磁石の向き制御 - 毎日jp(毎日新聞)

    ナノサイズ(10億分の1メートル)の小さな鉄の磁石に電圧をかけると磁石のN、S極を制御できることを、千葉大の山田豊和・特任准教授(34)とドイツの研究チームが発見したと、2日発表した。パソコンのハードディスクなどに用いられる従来の合金の磁石の代わりに使えば、電力消費を大幅に抑え、熱も出さないパソコンの生産が可能という。論文は1日の英科学誌ネイチャーナノテクノロジー電子版に掲載された。 パソコンなど情報端末機器は、磁場を作って磁石のN、S極の向きを制御することで情報を記録している。磁場を作るには銅線を巻いたコイルに電流を流す必要があり、膨大な電力が必要なうえ、どうしても熱が発生してしまう。 ナノサイズの鉄磁石の場合、電流を使わず電圧だけで磁石の向きを制御するため、熱は出ないという。山田特任准教授は「鉄は安価な材料で実用的。今は情報の保存に大量の電力を消費し、パソコンを冷ますためにファンを回し

  • ロボット工学、IT─デザインの力で南北格差をなくす:日経ビジネスオンライン

    フューチャーデザインとは、未来的な形状をしているとか、ハイテクを駆使して作られているというものではない。優れた工業製品同様、地場産業の伝統工芸品もそうだ。また、健常者にも障害者にも有益なユニバーサルデザイン、人間工学に基づいて発想されたエルゴノミックデザイン、特定の条件下での生活をより良いものにするアプロプリエイトテクノロジーやロボット工学の成果も含まれる。 さらには、南北格差問題の解決を契機に生まれたヒューマニタリアンデザイン(人道主義的デザイン)や、風力や地熱、植物などの自然の力を生活空間に生かすシステムもフューチャーデザインだ。キーワードは「持続可能性」(サスティナビリティー)。資源やエネルギーが健全に循環する社会の実現のために、過去と未来の両方に目を向けていく。 今回はアフリカを舞台にしたいくつかの試みから、技術や事物のデザインだけでなく、良い循環を生み出す考え方としてのデザインに

    ロボット工学、IT─デザインの力で南北格差をなくす:日経ビジネスオンライン
  • http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/14/003/index.html

  • ITはどこまで“優しく”なれるか

    生活の場あるいは仕事場で、人間のそばにいて見守っている。 その人が「こうしてほしい」「困ったな」などと思ったときに、そっと助けてくれる――。 25年後の情報システムは、あたかも“妖精”のように振る舞うようになる。ほぼ1年前に日経コンピュータが25年先の情報システムがどうなるかを見据えて企画した特集の結論はこうなった。その特集を公開する。当時指摘した内容は今も変わっていない。 特集をまとめるに当たり、誌は企業や大学、研究機関で活動する識者40人以上に「2031年の情報システム像」(注:2006年末での25年後の情報システム像である)に関する意見を聞いた。その結果、多くの人たちの見方はほぼ一致した。「効率性や利便性だけを追い求めるのではなく、人間の心に安らぎや豊かさをもたらすシステム」がそれだ。真の意味で「人に優しい情報システム」こそが、今後四半世紀で目指す方向ということになる(図1)。

    ITはどこまで“優しく”なれるか
  • 1