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ブックマーク / xtech.nikkei.com (201)

  • グーグルが拓く「オフラインWeb」

    グーグルが2、6、8月と立て続けに「Gears」の機能を拡張した。Gearsは、Webアプリケーションをオフラインで使うためのブラウザ用プラグイン。オンラインが前提のWebアプリでオフラインとは矛盾するようだが、9月2日に発表したChromeも標準搭載し、注目を集めている。 FirefoxやSafariといった他の最新Webブラウザもオフライン機能をうたう。 地下鉄の車内。ノートパソコンを開き、社内Webメールで急ぎの返信を打っていた。ちょうど駅と駅の間で、うっかりブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてしまう。あわてて返信画面の表示を試みるが、通信カードの電波は圏外。「ページに接続できません」の文字が無情に現れるのみだった(写真)。「やれやれ、また初めから書き直しか」―。 同様な経験をしたことはないだろうか。無線LANスポットが増え、電車内での通信サービスが登場するなどモバイル通信環境は

    グーグルが拓く「オフラインWeb」
  • PCに明日はあるか、“ThinkPad産みの親”に問う

    直感に基づく物言いで恐縮だが、ITproの記事群を日々眺めている限り、パソコン(PC)が時代の最先端にいた時代は終わったように思えてならない。記事の量や読者の反応を見ると、検索エンジンや携帯電話といった製品が注目を集めている。 「PCが時代の最先端だった時代」と書いたものの、実のところ筆者はPCをきちんと取材したことがあまりない。記者になった1985年はメインフレームの情報がもっとも重要であり、それ以外のコンピュータは添え物のようだった。メインフレームに詳しい先輩が何人かいたので、筆者はメインフレームについて書くのは早々に諦め、もっぱらオフコン(オフィスコンピュータ)のことばかり調べていた。 その後、PCはメインフレームを超える一大市場を形成したが、オフコンは消えてしまい、筆者は製品について調べるのはほとんど止め、「動かないコンピュータ」などシステム開発プロジェクトを取材する道に進んだ。「

    PCに明日はあるか、“ThinkPad産みの親”に問う
  • なぜWindowsはウイルスに感染するのか?

    ウイルスの中には,ネットワークに接続するだけで感染する恐ろしいものがある。一体なぜ,Windowsはウイルスに感染してしまうのだろうか?Windowsに潜むセキュリティ・ホールを攻撃するウイルスは多い。ウイルスがどのようにセキュリティ・ホールを利用しているのか,その手口の一部を解説する。 Windows OSのセキュリティ・ホール*とウイルスに関する話題は,Windowsユーザーや管理者の間で最も関心の高いものの1つだろう。以前は電子メールの添付ファイルを開かなければ感染しないウイルスばかりだったが,ここ数年はWindows OSに潜むセキュリティ・ホールを巧みに利用し,Webページを見ただけで感染したり,ネットワークに接続するだけで感染したりするウイルスが増えてきた。 「バッファ・オーバーフロー」って知っている? このような非常事態に米Microsoftは,Bill Gates会長が自ら

    なぜWindowsはウイルスに感染するのか?
  • 沈黙を破ったホリエモン,ITを語る - インタビュー:ITpro

    証券取引法違反の疑いで係争中の元ライブドア社長,堀江貴文氏は2008年9月8日,ITproとの単独取材に応じた。堀江氏は8月7日からサイバーエージェントが運営するブログ・サービス「Ameba」で個人ブログ「六木で働いていた元社長のアメブロ」を開設。「思ったことを素直に書きます」と,最高裁判決を前に情報を発信していくことを宣言した。沈黙を破り,約1年半ぶりにメディアの対面取材に応じた堀江氏が,ITを語る。 これまでの沈黙から一転してブログを始めたのはなぜですか。 それは暇なのと,ストレス解消と,メディアに対するけん制ですね。継続中の裁判で一審と二審はあまり目立たないようにということで,2年くらい一方的にメディアに殴られている状況が続いていました。しかし,結局はこういう結果(一審,二審も実刑判決)です。だったら,悪い情報や間違った情報などが流れていたら,ブログできちんと反論していこうかなと。

    沈黙を破ったホリエモン,ITを語る - インタビュー:ITpro
  • ケータイのメモリ容量とコストはどう変遷したか,Portelligent社が解析

    デジタル機器の分解・解析を手がける米Portelligent社は,2003年~2007年における携帯電話機のメモリの容量と部品コストの分析結果を明らかにした。米カリフォルニア州サンタクララで米Denali Software社が主催したメモリ関連イベント「MemCon 2008」で発表したもの。 音声通話に特化した超低価格機では,ここ数年はメモリ容量に変化はなく,NOR型フラッシュ・メモリ+SRAM/疑似SRAMというメモリ構成も変わらないという。その間,メモリの部品コストは下がり続け,現在では1~2米ドルまで低下した。写真の携帯電話機「Sagem Vodafone 226」ははGSM端末で,SRAM容量が1Mバイト,NOR型フラッシュ・メモリの容量は4Mバイト,メモリの部品コストは1.54米ドル,全体の部品コストは29米ドルと見込む。(図中右側の部品コストや容量は,Portelligent

    ケータイのメモリ容量とコストはどう変遷したか,Portelligent社が解析
  • データセンター建設ラッシュ,その先にあるもの

    データセンターが建設ラッシュである。「~増床」「~開設」という報道が相次いでいる。昨年暮れからITproで取り上げたものを列挙してみると,こんな感じになる。 ・NTTコムウェア、都心のデータセンターを7000平方メートル増床 ・シーイーシーが新データセンターを開設、総床面積は1万平方メートル ・富士通が館林のデータセンター新棟を来年10月に開設 ・「アジア・太平洋地域のデータセンターを集合体にしてサービス提供する」,英BT幹部が会見 ・富士通がタイにデータセンターを開設、東南アジアで3拠点目 ・日立が横浜に環境配慮型データセンター、直流給電や水冷にも対応 ・ビック東海が4月に新データ・センター,耐震設備のミニチュアを展示 ・日IBMが幕張データセンターを初公開,アウトソーシングの新拠点 ・ケイ・オプティコムが「心斎橋データセンター」を建設 ・富士通、東京に2番目のアウトソーシング・センタ

    データセンター建設ラッシュ,その先にあるもの
  • マイクロソフトの日本語表記ルール | 日経 xTECH(クロステック)

    昔から思うのですが、マイクロソフトの日語表記ルールは実に奇妙です。現在は、広く一般に公開されていますので、ぜひ目を通してみてください。 まず、マイクロソフトは世界中の多くの言語をサポートすることを強調しています。そのためのポータルサイトも設置されています。しかし、そのサイトの日語名は「マイクロソフト ランゲージ ポータル」。「ランゲージ」という言葉は決して一般的な用語ではありません。「ポータル」が一般に通じるかどうかも怪しいものです。各国の言語を尊重しているようにはとても思えません。 ちなみに、フランス語サイトもスペイン語サイトも、最初のパラグラフに登場する英語は「Microsoft」だけです。なお、かなに相当する文字を持つ言語はどうだろうと思い、韓国語サイトを開いてみましたがハングルは読めませんでした。 次に、各言語のスタイルガイドを見てみましょう。一覧の中で、私が知っている言語は日

    マイクロソフトの日本語表記ルール | 日経 xTECH(クロステック)
  • 第11回 Windows CEの系譜と今後

    連載で説明してきたWindows Embedded CE 6.0が発売されたのは2006年でした。これは、初めてWindows CEが発売された1996年から数えてちょうど10年目にあたります。今回は連載の締めくくりとして、この10年間に出たWindows CEのバージョンと、その開発コードネームの系譜を紹介します。 Windows CEの始まりは「ペガサス」 Windows CEが市場で最初に発売されたのは、1996年でした。当時はハンドヘルドPCという小型のPCコンパニオン製品として発表されました。これは、小さな画面とキーボード、そして簡易オフィスアプリケーションが搭載された製品でした。 当時のマイクロソフトは、サーバー用としてWindows NT 3.51やWindows NT 4.0を、またコンシューマ向けにはWindows 95を精力的に販売していました。Windows NTは

    第11回 Windows CEの系譜と今後
  • 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(後編):ITpro

    情報を共有しよう,ネットの力で会や企業をより良くするために。ネット産業の勝負はこれからだ。個として自立しよう,好きを貫こう,幸福になるために。「ウェブ時代5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」,「私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる」(齋藤孝氏との共著)などの著者である梅田望夫氏と,Rubyの作者まつもとゆきひろ氏が,ウェブ時代を生きる人々に語りかける。 まつもと 社会の問題も適度なサイズに問題が分割されていて,サメにえさをやるように配分できれば,いろんなことが達成できると思います。それこそが炎上のパワーをポジティブに使えないかということですね。 Rubyはたまたまそういう構造が出来つつあるんですが,全部のオープンソース・プロジェクトがそうなっているわけではない。我々はかなり例外的なんです。 梅田 なぜですか。 まつもと 先ほどお話した,オープンソースは多様なものであり,成功しているも

    梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(後編):ITpro
  • 第6回 夜眠れない原因は昼間の過ごし方にあり

    夜なかなか寝付けない──。ITエンジニアには,この悩みを持つ方が少なくないでしょう。寝付きが悪いと,翌朝起きるのが辛いうえに,寝不足で昼間の差し障りが出ますから,知的労働者であるITエンジニアにとっては大問題です。 寝付きの悪さを解消する方法を考えるとき,自分に合った布団や枕,睡眠薬の服用など,眠るときの環境や行為に目が向きがちです。しかしもっと重要なことがあります。それは,昼間の過ごし方です。 昼間の過ごし方で特に大切なのは,太陽の光に良く当たることです。真昼の強い日差しなら,10分間でも構いません。逆に室内照明では,何時間浴びても不十分です。人は太陽の光を受けると,脳の松果体からのメラトニンの分泌が抑制されます。メラトニンは睡眠を促すホルモンで,昼間に抑制された分だけ,夜間に多く分泌されます。ですから昼休みぐらいは,室内照明しかないオフィスから明るい太陽の下へ飛び出して下さい。 もう一

    第6回 夜眠れない原因は昼間の過ごし方にあり
  • ドコモ,KDDI,ソフトバンクは4Gにどう取り組む? 4Gに関する国際会議が都内で開催

    総務省や情報通信研究機構(NICT)などの主催による第4世代移動通信システム「IMT-Advanced」に関する国際会議「ICB3G-2008」(International Conference on Beyond 3G Mobile Communications 2008)が,2008年3月27日~28日にかけて東京都内で開催中だ。日中韓および欧米各国の専門家が多数参加し,政策や国際標準化などについて活発な意見交換がされている。 IMT-Advancedとは,現在の第3世代移動通信システム「IMT-2000」の次の世代である第4世代通信システム(4G)のこと。固定のブロードバンド並みである最大1Gビット/秒の超高速通信を目指す点が特徴だ。第3世代移動通信システムの延長上のシステムである「LTE」(long term evolution)の一歩先の技術と言える(関連記事)。 IMT-Adv

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  • 誰でもプロフェッショナルを目指せる:ITpro

    「プロフェッショナル」という言葉が氾濫しているが、プロフェッショナルの定義は何だろうか。プロフェッショナルとそれ以外の人を分ける決定的な違いは、顧客第一を貫けるかどうかだ。すなわちプロフェッショナルとは、顧客に対して責任を持つ人である。ところが、世にある定義の大半は、最重要の顧客を忘れ、知識や技能の優劣ばかりを論じている。 顧客主義を貫く以上、プロフェッショナルはそれにふさわしい専門知識と能力を持つ必要がある。なかでも、目の前にある前人未到の問題に対して、自分でアプローチを決め、解決に導く具体案を示す問題解決力が欠かせない。あきらめずにやり抜く継続性と高い倫理観も求められる。 IT(情報技術)の世界で仕事をしているエンジニアの方々は、ぜひプロフェッショナルの道を目指して欲しい。特定技術のスペシャリストではなく、顧客の問題を解決し、価値を提供するプロフェッショナルが今、求められているのだ。

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  • 日本が火をつけたアジアのオープンソース振興

    が2003年からアジアの各国政府と開催しているオープンソース振興イベント「アジアOSSカンファレンス」。2003年3月にタイのプーケットで第1回が開催されてから,以降マレーシア,インドネシア,ベトナムなどで行われ,2008年3月に中国の広州で第10回が開催された(関連記事)。 アジアOSSは日の発案により経済産業省の施策として始まった。2003年の時点で「アジア各国でオープンソース・ソフトウエアはほとんど認知されていなかった」と,経済産業省の委託を受けアジアOSSカンファレンスを実行している財団法人国際情報化協力センター 大木一浩氏は当時を振り返る。 会議の場では「オープンソース・ソフトウエアも商用ソフトウエアも値段は変わらない」という発言も出た。そのころアジアの多くの国ではネットワークが未整備で,オープンソース・ソフトウエアをCD-ROMで入手していた。その一方で,商用ソフトウエア

    日本が火をつけたアジアのオープンソース振興
  • NGNとIPv6インターネットは併用できないって知ってました?:ITpro

    2008年3月末,NTT東西地域会社は,いよいよNGN(Next Generation Network)サービスを開始する。その東西NTTのNGNサービスと,IPv6インターネットが併用できないことをご存知だろうか。 もちろん東西NTTは,NGNでも従来のフレッツと同等のプロバイダとの接続サービスを提供する。プロバイダのIPv6インターネットとも接続できるようになるはずだ。しかし実際にNGNとIPv6インターネットを併用しようとすると,1台のパソコンにNGN用とインターネット用のIPv6アドレスが割り当てられる「IPv6マルチプレフィックス」という現象が発生する。この結果,2つのアドレスの使い分けがうまくいかなくなり,正常に通信できなくなるのだ。 経路と送信元アドレスの選択ができない 1台のパソコンに2つのアドレスが割り当てられることで,どのような問題が発生するのだろうか。大きな問題は2つ

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  • 「ITS,ポストワンセグ,LTE,モバイルWiMAX・・・」,総務省がユビキタス特区として22事業を指定

    ITS,ポストワンセグ,LTE,モバイルWiMAX・・・」,総務省がユビキタス特区として22事業を指定 総務省は2008年1月25日,ユビキタス特区として22の対象プロジェクトおよび地域を決めたと発表した(発表資料)。このうち七つが国の予算支援を行うものである。発表では,対象地域とプロジェクトの概要,利用周波数などが示されている。内容としては,ITS,ポストワンセグ,LTE(3GPPが策定の第3.9世代移動通信システム)などが多かった。 ITS関連では,UHF帯や5.8GHz帯を利用した車車間通信や路車間通信に関するものが目白押しである。合計五つのプロジェクトがあり,提案組織として多くにトヨタ自動車およびその関連会社が名前を連ねている。また,マツダは,モバイルWiMAXなどを活用したサーバー型運転支援サービスの開発および実証を行う予定である。 ポストワンセグに関連するものが,「通信・放送

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  • あなたのデータは誰のもの?---Webサービスでのロックインは防げるか

    今月初め,ちょっとした事件があった。ブロガーのRobert Scoble氏が,米国の大手SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるFacebookから自分のデータをスクリプトによってオンラインアドレスブックのPlaxoに移行しようとしたところ,Facebookからアカウントを停止されたというのだ。スクリプトによって短時間に大量のデータを読み出そうとしたことが規約に抵触したのだという(Scoble氏のブログ「Facebook disabled my account」)。 Scoble氏が知られたブロガーだったためこの事件は話題になり,400以上のコメントやトラックバックがつき,米国の技術情報ブログTechCrunchなども取り上げた。Facebookの対応に憤慨したScoble氏が即日加入したのが,DataPortability Workgroup(データポータビリティWG)とい

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  • ITはどこまで“優しく”なれるか

    生活の場あるいは仕事場で、人間のそばにいて見守っている。 その人が「こうしてほしい」「困ったな」などと思ったときに、そっと助けてくれる――。 25年後の情報システムは、あたかも“妖精”のように振る舞うようになる。ほぼ1年前に日経コンピュータが25年先の情報システムがどうなるかを見据えて企画した特集の結論はこうなった。その特集を公開する。当時指摘した内容は今も変わっていない。 特集をまとめるに当たり、誌は企業や大学、研究機関で活動する識者40人以上に「2031年の情報システム像」(注:2006年末での25年後の情報システム像である)に関する意見を聞いた。その結果、多くの人たちの見方はほぼ一致した。「効率性や利便性だけを追い求めるのではなく、人間の心に安らぎや豊かさをもたらすシステム」がそれだ。真の意味で「人に優しい情報システム」こそが、今後四半世紀で目指す方向ということになる(図1)。

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  • 東大とSunがRubyとJRubyでのマルチVM環境を共同研究へ

    東京大学とサン・マイクロシステムズは1月10日,産学連携共同研究のテーマを決定し,具体的な研究開発に着手したと発表した。テーマは「RubyJRubyでのマルチVirtual Machine(MVM)環境の実現」および「Fortress上でのスケルトン並列プログラミング手法に基づいたライブラリ開発」の2つ。成果はオープンソース・ライセンスに基づき公開される予定。 「RubyJRubyでのMVM環境の実現」は,東京大学 大学院情報理工学系研究科 竹内郁雄教授のグループと、米Sun MicrosystemsのDirector of Web Technologies ティム・ブレイおよびJRubyのメンバーとの間で行われる。Ruby 1.9の標準VMであるYARVを開発した笹田耕一氏も東京大学 大学院情報理工学研究科に特任助教として在籍している。 通常,Rubyで複数アプリケーションを実行する

    東大とSunがRubyとJRubyでのマルチVM環境を共同研究へ
  • 警戒したい攻撃ツール「IcePack」,犯罪者には至れり尽くせり

    「MPack」と呼ばれるWeb経由でマルウエアをダウンロードさせる攻撃ツールが海外を中心に被害をもたらしている。IBM ISSのセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)でもこの種のツールによる攻撃を複数検知している。攻撃の中にはゼロデイ攻撃を含むものも見つかっていて,今後の被害拡大に対する警戒感が強まっている。 このような攻撃ツールはMPack以外にも複数存在する。例えばIcePackがその一つ。IcePackはほかの攻撃ツールと違って多くの管理ツールが含まれていて,より一層の警戒が必要だと考えられる。そこで今回は,このIcePackが攻撃者にとっていかに便利に作られているか,それによってユーザーはどのよな攻撃を受けるのか解説しよう。 「おとりサイト」にフレームを不正に埋め込む IcePackはWebベースの攻撃ツールで,攻撃者が簡単に操作できるようにする仕組みを備えている(写真1

    警戒したい攻撃ツール「IcePack」,犯罪者には至れり尽くせり
  • SAPジャパンがJava開発/実行環境とUDDI製品を出荷,既存製品群を補完

    SAPジャパンは,SOA(サービス指向アーキテクチャ)のための基盤として,JEE 5(旧J2EE)の開発/実行環境と,Webサービスの住所録であるUDDIディレクトリを用意した。Java環境が「NetWeaver Composition Environment」(以下,NetWeaver CE),UDDIソフトが「Enterprise Service Repository」である。出荷は12月19日から。同社のSOA環境「NetWeaver」を補完するという位置付けだ。 これまでも同社は,EAIツール群であるNetWeaverの製品の一機能として,Java開発/実行環境を提供してきていた。たとえば,中核ソフトであるNetWeaver Exchange Infrastructure(NetWeaver XI)では,同社が以前から提供してきたABAPと呼ぶ業務アプリケーション向けの開発/実行環

    SAPジャパンがJava開発/実行環境とUDDI製品を出荷,既存製品群を補完
    anaking
    anaking 2007/12/19