設定の詳細 このAgentとDaemonの設定は、それぞれファイルシステムドメインごとに存在するLaunchDaemonsとLaunchAgentsという2つのディレクトリに配置される。LaunchDaeomonsに配置された設定ファイルはroot権限で動作するPID 1のlaunchdによって処理される。一方、LaunchAgentsに配置された設定ファイルは、ログイン時にユーザーごとに起動され、それぞれのユーザー権限で動作するlaunchdで処理される*(図2)。 Mac OS Xインストール直後の状態では、システムドメインのLaunchDaemonsにのみ設定があり、システムドメインのLaunchAgentsや、システムドメイン以外のディレクトリはすべて空となっている。 ちょうど、inetdやxinetdを使うことで各サーバプログラムはソケットの初期化などの設定を省き標準入出力を扱え
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