同社によると、普通列車の営業運転でBGMを流すのは、全国で初めてという。 対象は昨年3月から運行を始めた新型車両内。イベントや車両点検で使うため、高音質のステレオ放送システムが備わっている。昨年7月、営業運転中に誤って音楽を放送してしまったところ、乗客から好意的な意見が寄せられたことから、今回の試みを企画したという。 ショパンの「ノクターン」などのクラシック3曲と、ストレス解消や疲労回復の効果があるとされる「ヒーリング音楽」3曲を使用。平日は午前10時半頃~午後1時45分頃、土日祝日は午前11時~午後2時15分の時間帯に、新型車両1編成が中目黒―北千住駅間を2往復するまでかけ続ける。事故や悪天候でダイヤが乱れた時は放送を中止する。