2022年12月26日のブックマーク (4件)

  • 「祝」と「呪」 - Living, Loving, Thinking, Again

    儒教・仏教・道教 東アジアの思想空間 (講談社学術文庫) 作者:菊地 章太講談社Amazon 菊地章太『儒教・仏教・道教』*1から。 「祝い」と「呪い」を巡って。 ところでこの「祝」と「呪」、意味は正反対でも、文字はもともと兄弟分である。 祝の示偏は、いけにえを載せて神をまつる台であり、祭壇をかたどっている。旁の「兄」は、ひざまずいて器をさし出す形象とされる。『説文』のような昔の書物には、口を上に向けて申しあげることとしてあるが、現在の文字学では、たまわったものを受ける器と解されている。「兄」の上半分がその入れ物である(この説にも批判がある)。 誰から何をたまわるのかというと、それは天から天の意向をたまわるのである。 紀元前五世紀ごろの史料にすでにこの字がある。天からたまわったものを言葉で発するのが「祝」であり、それを文字に記すのが「史」と呼ばれる役人であった。後者は歴史家の遠い祖先である

    「祝」と「呪」 - Living, Loving, Thinking, Again
    anatadehanai
    anatadehanai 2022/12/26
    現代中国語でも「祝你〜」は日本語でいう「〜しますように」で、既に起きたことを「祝う」のではなく、今後のことを「願う」意味で使える。言葉にして未来を変えようということで、ポジティブな「呪う」である。
  • 王族やセレブに仕えて年収数千万円、ナニーの名門養成校をのぞいてみたら… | おむつ替えから、誘拐犯撃退スキルまで習得

    王族やセレブの子供の世話や教育を担当するナニーを育てる名門校がイギリスにある。ロックスターのミック・ジャガーや元男子プロテニス選手のロジャー・フェデラーも同校の卒業生を雇ったという噂も。このたび米紙が同校に密着取材し、授業風景や校則など、その学生生活についてを報じている。 おむつ替えから、誘拐犯撃退まで幅広い技術を学ぶ同校の卒業生は「メリー・ポピンズとジェームズ・ボンドの組み合わせ」とも評され、数千万円の年収を得ているという。 引くてあまた、1人につき求人7件 講義は午前9時半きっかりに始まる。 車道から校名入りのアーチ型の門をくぐり、講義と実習で長い1日を過ごす学生たちが整然と列に並んで登校する様子が館の北向きの窓から見える。髪型は軍隊級に正確に統一され、後頭部に向かってなでつけられている。 制服は、ツイードのブレザー、白い手袋、ベージュのワンピースに茶色の山高帽。世界有数の歴史と権威

    王族やセレブに仕えて年収数千万円、ナニーの名門養成校をのぞいてみたら… | おむつ替えから、誘拐犯撃退スキルまで習得
    anatadehanai
    anatadehanai 2022/12/26
    「口止め料」みたいなものも込みなんだろうな。
  • 初詣の広告は公共の場所に相応しくない。ゾーニングするべき

    この時期になると駅には「初詣は〇〇へ」という広告が貼り出される。以前はそれを当然だと思ってきたが、冷静に考えればあのような広告は多様性に真っ向から反している、公共の場所に相応しくない広告である。 というのは、『多様性のある社会』が受け入れるべき人々の中には、 「世界中全ての人は◇◇教を信仰するべきである」 「多神教はおかしい。我々の信仰する神以外に神はいない」 「偶像崇拝は間違っている」 「神社を見ると、『日帝による占領時代に神社参拝を強制されて辛かった』という話を祖母から何度も聞いたことを思い出す」 「日の寺を見ると、前の戦争に協力した過去を連想する」 といった人々もいるためだ。 たとえそのような信念や信仰の持ち主であっても、信者を洗脳して高額な寄付をさせていたり、子どもに信仰を押し付け信仰の外との関わりを絶たせるようなことをしていなければ、当然に内心の自由・信教の自由が適用される。

    初詣の広告は公共の場所に相応しくない。ゾーニングするべき
    anatadehanai
    anatadehanai 2022/12/26
    広告は許容範囲かもしれないけど、町内会でクリスチャンにまで「氏子料」を払わせたり、公立学校の遠足に「神社参拝」があったりするのは以前から問題になっている。日本社会は神社の宗教性に無自覚すぎる。
  • 「人の痛み感じない人間でいいのか」ミャンマー人監督が潜伏中に制作した反クーデター映画 25日ネット配信:東京新聞 TOKYO Web

    軍事クーデターに抗議し、当局に追われているミャンマーの映画監督コパウ氏(47)が潜伏中に制作した短編が25日朝から2日間、インターネット上で公開される。作品は「歩まなかった道(英題:The Road Not Taken)」。主人公は国軍の兵士だ。敵対する相手の人間を物語の中心に据えたのはなぜか。コパウ氏が「こちら特報部」のオンライン取材に応じた。(特別報道部・北川成史)

    「人の痛み感じない人間でいいのか」ミャンマー人監督が潜伏中に制作した反クーデター映画 25日ネット配信:東京新聞 TOKYO Web