娘の最近の好物は、海苔とチーズとコロッケである。なんとも脈絡のない組み合わせ。「のい」「ずーち」「こぉっけ」。このみっつを盛ったスペシャルプレートをこのまえ妻が用意したら、うおー、うおーと狂喜していました。 で、きょうの夕ごはんは鶏肉の香草焼きだったんですけど、ほら、パン粉のっけてオーブンで焼くようなやつ、帰宅してから妻に話を聞くに、その見かけのせいか「こぉっけ!」ってまちがえたらしいのです。「これはコロッケじゃないよー。鶏肉だよー」「こぉっけ!」「コロッケじゃないんだけど……」「こぉっけ!」。そんで口にしたら、うわーん騙しおってからにと泣いてぶちぎれたらしく、しまいに妻が根負けして、じぶんのお弁当用のコロッケの供出を余儀なくされたという。 コロッケにそこまで執着できるというのが、大人からすると驚異的である。道理をわきまえていないにもほどがある。なによりおかしいのは、あと15年もすれば、部
「ラスト、コーション」を観ました(@109シネマズMM)。 「対:人」というコミュニケーションにおいて、最上位のレイヤーに属するのがセックスではないか?と私は思います。 人と人とがそれなりに親交を深める過程において、親しさの度合いはあれ、友人・知人というレイヤーを仮定したときに「その人をもっと知る」為には限界があり、それを打ち破り更に上位のレイヤーに達するには、やはりその人と性行為をするのが一番手っ取り早いような気がします。セックスにおける一般的なゴールといえばオーガズムですが、そこに至るまでの道のりは、それこそ千差万別、十人十色といった所で、まさに「その人」が計らずとも表れてしまう行為と言えるでしょう。セックスとは恐らく「誰か(第三者)に(直接的に)教わる事」がない、現代における数少ない行為の一つとして数えられるではないでしょうか(教わる事が無い、と記しましたが、この場合「先生が教えてア
Movie | 「大人のメロドラマ」という前評判だったから、お正月に家族で観る映画ではないと知りつつも、「ラスト、コーション」をオトンとオカンも一緒に観た。まあ、オトンはお酒が入ってるからほとんど寝てたけど。オカンはセックスシーンで「これはホンマにヤッている」としきりに言っていたよ。(苦笑)ラスト、コーション スペシャルコレクターズエディション [DVD]出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)発売日: 2008/09/16メディア: DVD確かにベタなメロドラマの雛形を利用はしていたけど、最終的にはそういう類型をすべて裏切って、雄弁な人間ドラマを屹立させるあたりの手腕はもう、さすがアン・リー監督という感じ。レトロ、クラシカルな雰囲気の1930〜40年代の香港や上海の街並みがたまらなく素敵です。衣装も、メイクと合わせて豪華でセンスの光るものでした。
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