ブックマーク / ibarakinews.jp (86)

  • 【茨城新聞】アルコール基準値超えSL運転 真岡鉄道 虚偽記入 司令ら処分へ

    茨城県筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道(同県真岡市)の50代男性運転士が、呼気アルコール検査で基準を超える数値が出たにもかかわらず、蒸気機関車(SL)を運転していたことが18日、同社への取材で分かった。同社は社内規定に違反したとして、運転士と40代男性運転指令、安全統括管理者の50代男性事業部長を懲戒処分とする方針。 同社によると、運転士は4月20日朝、アルコール検知器の呼気検査で、同社の基準値(1リットル当たり0.05ミリグラム)を超える0.24ミリグラムを検出。数分後の2回目も0.18ミリグラムが出た。検査に立ち会った運転指令は、運転士の顔色などを目視で確認したのみで、社内規定で定めた3回目の呼気検査を行わず、「0.00ミリグラム」と虚偽の数値を記入した。 運転士は同日、下館-茂木駅間でSLを往復乗務。乗客は数十人いたが、同社は運転に影響はなかったとしている。運転士は社内調査に「前日

    【茨城新聞】アルコール基準値超えSL運転 真岡鉄道 虚偽記入 司令ら処分へ
  • 【茨城新聞】サイクルトレイン通年化 来月から 常磐線 上野-土浦駅

    JR東日水戸支社は、列車内に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」について、水郡線に続き、常磐線でも通年化する。昨年行われた大型観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせた企画が好評だったためで、6月1日から土日祝に限定して実施する。 同支社は茨城DCに合わせ、昨年10~12月の約3カ月間、常磐線サイクルトレインを試験的に実施。期間中の利用客は425人に上った。利用客からは「自転車を袋から出し入れする手間が省け、すぐに目的地へ向かえた」などと好評で、通年化を求める声が多く寄せられた。 対象は常磐線上野-土浦駅間で、自転車持ち込みの乗客は両駅以外の駅での乗り降りはできない。列車は対象日の午前7時台に下り2、午後5時台に上り2を運転する。運賃以外は無料。 利用者は専用サイトへの事前登録が必要。利用日の2週間前から予約ができる。対象車両は14、15号車に限定し、

    【茨城新聞】サイクルトレイン通年化 来月から 常磐線 上野-土浦駅
  • 【茨城新聞】5歳児、違法ケシ発見 茨城・東海 草花好き、瞬時に判別

    茨城県東海村舟石川の村道沿いに「あへん法」で栽培が禁止されているアツミゲシが咲いているのを、同村の保育園児、大曽根諒ちゃん(5)が見つけた。草花が大好きで、車窓から見ただけで瞬時に判別。「危険な花が身近に咲いていてびっくりした」と話した。県ひたちなか保健所職員が13日までに全て抜き取った。 アツミゲシは地中海沿岸原産。麻薬の原料となるモルヒネを含有しているため、同法で栽培などが禁止されている。 父親の泰人さん(36)によると、諒ちゃんは保育園帰りの今月8日午後6時ごろ、泰人さん運転の車から外を見ていた際、沿道に咲く薄紫色の花を発見。瞬時に「アツミゲシだ」と叫んだ。 諒ちゃんは「図鑑を見て覚えていたので、すぐに分かった」と話した。泰人さんは「走行中の車内から一瞬で見つけるとは」と驚いた様子で語った。 諒ちゃんは、泰人さんと散歩するたびに見かけた植物を図鑑で調べる大の草花好き。中でも、ヒガンバ

    【茨城新聞】5歳児、違法ケシ発見 茨城・東海 草花好き、瞬時に判別
  • 【茨城新聞】水郡線振興へ事業支援 全線開通90年 茨城県、誘客を促進

    茨城県はJR水郡線の沿線地域振興へ向け、民間によるイベントや旅行企画など新たな事業展開を支援する。12月に全線が開通し90年の節目を迎える一方、沿線の中心となる県北地域は人口減少が進み、厳しい経営環境が続いている。地域資源の活用で魅力を掘り起こす取り組みを促し、観光誘客や地域交通の維持を目指す。 県は「水郡線活性化支援事業」として、年度予算に1900万円を計上。全線開通90周年を記念したイベント開催に加え、各駅を中心としたおもてなし企画などの提案を民間から募り、開催費などを補助する。 記念イベントは「水郡線フェス」(仮称)などと銘打ち、同線の駅周辺を会場に鉄道、沿線グルメ、県北地域に点在する観光名所が楽しめる催し開催を促す。袋田の滝やリンゴ、ブドウなど豊富な地域資源を活用し、新しい旅行スタイルを提供するツアー商品の開発も後押しする。 同線では土日祝日に、列車内へ自転車を持ち込める「水郡線

    【茨城新聞】水郡線振興へ事業支援 全線開通90年 茨城県、誘客を促進
  • 【茨城新聞】大麻所持疑い、茨城空港で自称ミュージシャン逮捕

    茨城県警石岡署は22日、大麻取締法違反(所持)の疑いで、大阪大阪市天王寺区、自称ミュージシャン、山口良容疑者(50)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後2時25分ごろ、同県小美玉市与沢の茨城空港で、袋に入った乾燥大麻片を所持した疑い。同署は認否は明らかにしていない。 同署によると、同空港保安検査所から空港内にある警備派出所に「不審物がある」と連絡があり、同署員が所持品検査したところ、大麻が見つかった。山口容疑者は「RYO the SKYWALKER」名義で活動しているという。 つくば/フルリモート可/Webプロダクトデザイン 自社製品/運送業界の改革を支援/裁量大 【六興実業株式会社】 エリア:茨城県 雇用形態:正社員 給与:年収400万円~600万円 【仕事内容】<仕事内容> 裁量大/社会インフラを担う『運送業界』の改革を支援するスタートアップ/フルリモート可 中小企業の運送会社に対

    【茨城新聞】大麻所持疑い、茨城空港で自称ミュージシャン逮捕
  • 不法滞在31年 容疑で85歳の韓国人逮捕 茨城県警水戸署

    31年間にわたり茨城県内で不法滞在を続けていたとして、県警水戸署は8日、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、韓国籍の水戸市、無職、女(85)を逮捕した。 逮捕容疑は、在留期限が1991年12月末だったにもかかわらず、更新や変更を受けないまま、不法に残留した疑い。同署によると、容疑を認めている。同署員が8日、同市内で職務質問して発覚した。 病院の調理師/水戸ブレインハートセンター内の調理業務全般 【ベストフードサービス株式会社】 エリア:茨城県 雇用形態:正社員 給与:月給18万7,000円~30万円 【仕事内容】<調理師正社員>賞与は年3回で充実環境 病院・施設の集団給経験者優遇。 調理師正社員として長期・安定して働けるます! 病院・施設の集団給経験者、大歓迎。 賞与は年3回、産休・育休、お退職金制度などなど充実の福利厚生と待遇であなたを迎えます。 <仕事内容> 具体的には、栄養士の考

  • 白昼の役場 悲鳴 「ドーン」激しい衝突音 茨城・東海村、玄関大破

  • ひたちなか海浜鉄道湊線 1駅先行開業方針 延伸2段階に変更 茨城

    茨城県ひたちなか市の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田-阿字ケ浦駅、14.3キロ)の延伸計画で、工事を2段階に分け、国営ひたち海浜公園の南口付近に新駅を整備し、先行して開業する方針に変更したことが4日、関係者への取材で分かった。当初は2駅分を一括して開業する計画だったが、物価高騰で建設費が膨らんだため、見直しを進めていた。年度内に工事の認可を国に申請する。 変更後の計画は、海浜公園の南口付近に「新駅1」を整備し、延伸区間全3.1キロのうち、阿字ケ浦駅からの1.4キロ区間を先行して開通させる。 新駅1の建設場所は、阿字ケ浦駅寄りから、南口に近い位置に変更する。海浜公園へのアクセスを向上させることで、インバウンド(訪日客)を含めた来場者の利便性を高める。 新駅1付近では、県が新たに工業団地を造成し、非鉄金属大手のJX金属(東京)が大規模な新工場を建設している。観光に加え、進出企業の通勤

    ひたちなか海浜鉄道湊線 1駅先行開業方針 延伸2段階に変更 茨城
  • 釣り人仰天、「右向き」ヒラメ 茨城・鹿嶋沖 遺伝子的要因か

    茨城県の鹿島沖で珍しい「右向き」のヒラメが見つかった。釣り上げた同県鉾田市、自営業、真田知和さん(40)は「当に驚いた。幻のヒラメを皆さんに見てもらいたい」と話している。 ヒラメは体長56センチ。3日に釣り上げ、船上で生け締めする際に気付いた。「包丁の角度が合わず、おかしいなと思った。ヒラメを回転させたり、自分自身が回ったりしてしまった」と話した。 「左ヒラメに右カレイ」と呼ばれるように、一般的に腹を手前に置いた状態で顔が左を向くのがヒラメ、右を向くのがカレイとされる。アクアワールド県大洗水族館(同県大洗町)の担当者は「非常に珍しい。遺伝子的な要因が考えられるのではないか」と推測する。ヒラメは水産会社のいけすに保管されていたが、同水族館に6日引き取られた。 WEBサービス事業立上げスタッフ募集 【株式会社Yo-da】 エリア:茨城県 雇用形態:アルバイト・パート / 契約社員 / 業務委

    釣り人仰天、「右向き」ヒラメ 茨城・鹿嶋沖 遺伝子的要因か
  • 幻の「村松軌道」知って 茨城・東海で企画展、24日まで レール初公開、模型も

    ■貴重な資料30点 茨城県東海村内で約100年前、わずか5年ほど走った鉄道「村松軌道」について紹介する企画展が、同村村松の村歴史と未来の交流館で開かれている。同鉄道の列車の写真は1枚も残されておらず、資料も少ないため「幻の鉄道」とされる。同展では、2019年に発見された村松軌道のレールが初公開されている。資料約30点の展示を通し、同鉄道の実像の一端を知ることができる。24日まで。 会場には、初公開のレール13のほか、線路の平面図、時刻表などが展示されている。鉄道省に提出された機関車の組み立て図面を基に、段ボールで作成された実物大の機関車模型(高さ2メートル、長さ3メートル、幅1・5メートル)は、来場者の目を引き付ける。 村松軌道は「石神駅」(現東海駅)から「真崎駅」を経て阿漕ケ浦南側の「阿漕駅」までの約4キロを走った。JR常磐線の線路下をくぐる「村松開渠(かいきょ)」だけが痕跡として残る

    幻の「村松軌道」知って 茨城・東海で企画展、24日まで レール初公開、模型も
  • 拡声器で元夫の名誉を棄損 容疑で57歳女を逮捕 茨城県警牛久署

    茨城県警牛久署は5日、名誉毀損(きそん)の疑いで、同県牛久市、職業不詳、女(57)を逮捕した。 逮捕容疑は3月26日、同市内の路上で、拡声器を使用して「当の犯罪者」などと大声で叫び、県内に住む50歳代の男性の名誉を毀損した疑い。 同署によると、容疑を否認している。男性は容疑者の元夫という。

    拡声器で元夫の名誉を棄損 容疑で57歳女を逮捕 茨城県警牛久署
  • 急発進しパトカーに衝突 車両放置し逃走 茨城・行方 職務質問しようとした警察官けが

  • TX土浦延伸を強力に推進 「実現する会」報告会 茨城・土浦で

    延伸の早期実現に向けて頑張ろう三唱する「TX土浦延伸を実現する会」の活動報告会=土浦市東真鍋町のクラフトシビックホール土浦 つくばエクスプレス(TX)の茨城県土浦市への延伸を目指す「TX土浦延伸を実現する会」は2日、土浦市内で活動報告会を開いた。延伸先として県が6月、JR常磐線土浦駅への接続を目指すと決定した後、初めての開催。延伸の早期実現を「一致団結して強力に働きかける」とした宣言を採択したほか、今後の活動として国への陳情や市民などへのPRに当たることを確認した。ルートや途中駅の設定など沿線開発の方向性についても理解を深めた。 地元関係者や国会議員、県議ら約300人が参加。延伸実現に向け、2028年に見直しが予想される国土交通省の交通政策審議会に土浦延伸を盛り込むことを目標に、同省への陳情やPR活動で機運醸成を図ることを確認した。 会長の安藤真理子土浦市長は「皆さんの熱意が実を結んだ。思

    TX土浦延伸を強力に推進 「実現する会」報告会 茨城・土浦で
  • 基腐病 防除へ順守事項 全国初 茨城県がサツマイモ農家に 計画策定 家庭菜園も対象

    サツマイモ基腐病にかかり色が赤く変わった葉(下)茎は黒っぽく変色し、しおれる(県提供) サツマイモ基腐病になると、茎が黒っぽくなり、しおれる症状が出る(県提供) 茨城県はサツマイモ基腐(もとぐされ)病のまん延防止のため、生産者に定めた順守事項を柱とする「県総合防除計画」を策定した。サツマイモの同県産出額は全国1位で、まん延すれば大きな打撃となるため、防除の徹底を農家に求める。全国で初めて。基腐病が発生した畑は原則2年間、サツマイモを作付けできず、種芋を採取できない。家庭菜園も含む。順守しない場合、罰則もある。計画では140種超の病害虫について、化学農薬だけに依存しない防除方法を示している。 同防除計画は、4月に施行された改正植物防疫法に基づき、策定した。 サツマイモ基腐病は、カビの一種が原因となる。感染すると、根が黒っぽく変色したり、茎が腐って葉が枯れたりする。症状が出ない場合もあるという

    基腐病 防除へ順守事項 全国初 茨城県がサツマイモ農家に 計画策定 家庭菜園も対象
  • 茨城・神栖のシーサイド道路 7月10日全面開通へ

    市道の途中に私有地があり、2006年から地権者によって一部通行止めとなっていた茨城県神栖市波崎の市道(通称・シーサイド道路)について、市が7月10日の全面開通を目指し整備を進めていることが15日、分かった。同日開会した市議会定例会で、石田進市長が報告した。 地権者は旧波崎町を相手とする境界画定を求めた裁判で勝訴。合併後は神栖市が解決を図るため交渉を継続、今年に入って地権者側が和解に応じ、3月に売買契約を締結した。その後、路面標示などの修復を行っている。 石田市長は「当該路線には、市も含めた複数名で所有する用地もあるが、道路法に基づき供用開始された市道なので、法律に基づいた管理をしていく」と述べた。 「大手総合デベロッパー」新築注文住宅のモデルハウス営業 【住友不動産株式会社】 エリア:茨城県 雇用形態: 給与: 【仕事内容】<職種>営業>個人営業 <業種>建設>住宅設備・ハウスメーカー 会

    茨城・神栖のシーサイド道路 7月10日全面開通へ
  • 《リポート》TX「土浦」延伸案 幻の新交通システム、教訓に 沿線波及効果に期待 茨城

    つくばエクスプレス(TX)の「土浦方面」延伸案が茨城県の第三者委員会で提言され、沿線発展の波及効果に期待が高まっている。TXつくば駅(つくば市)とJR常磐線土浦駅(土浦市)間では、過去に「新交通システム」導入による沿線開発の構想があり、その名残は、土浦駅からつくば方面に延びる土浦高架道として今も残る。幻に終わった構想を知る人は少なく、TX延伸で構想の教訓が生かされるかどうかは不透明だ。 ▽科学博で浮上 同システム浮上のきっかけは1985年のつくば科学博だった。現在のつくば市で開かれた万博会場まで、来場者の輸送手段として高架橋を建設。同駅東口から県道土浦学園線を通るシャトルバスが運行された。 当時の資料などによると、高架道の整備は土浦市の箱根宏市長(当時)の肝いりで、計画からわずか3年余りで完成にこぎ着けた。建設期間の短さや市街地上空を通る姿から「土浦の首都高」とも呼ばれた。万博に間に合わせ

    《リポート》TX「土浦」延伸案 幻の新交通システム、教訓に 沿線波及効果に期待 茨城
  • ゲリラ投棄、水戸で続発 地域住民「怒り覚える」 解体ごみ、道路に散乱

    ごみやがれきを道路上に捨てる「ゲリラ的不法投棄」が、水戸市内で相次いでいる。昨年10月から今年2月までの間に10件が発生し、今月12日にも同市郊外で被害が発生。いずれも残土にコンクリートや木くずが交じった解体ごみが道路をふさぐように散乱しており、地域住民は「怒りを覚える」と憤る。県や市は、パトロールを強化したり、被害地域の一部に防犯カメラを設置したりして、被害拡大をい止めたい考えだ。 ゲリラ的不法投棄は、トラック1、2台程度で散発的に捨てていく手口。 市廃棄物対策課によると、市内では2020年度に7件、21年度は9件発生しており、投棄された場所はいずれも山林や田畑などの民有地だった。しかし、22年度以降は狙われる場所が道路に変わり、全てのケースが市道や県道をふさぐ形で発見された。投棄物は解体ごみがほとんどで、中には外壁などに使われる大谷石も置かれていたという。 同市田谷町では12日朝、通

    ゲリラ投棄、水戸で続発 地域住民「怒り覚える」 解体ごみ、道路に散乱
  • 「北斗の拳」ジャギのコスプレで大型バイクにまたがる 茨城の魅力を発信、茨ジャギさん

    茨城県潮来市在住の茨ジャギさんの肩書は「世紀末バイカー」。漫画「北斗の拳」に登場する悪役「ジャギ」のコスプレで大型バイクにまたがり、交流サイト(SNS)などでバイク愛好家向けに茨城のおすすめスポットを紹介したり、地域の魅力を発信したりしている。 活動を始めたのは3年ほど前。知人に誘われてコスプレイベントに参加したことがきっかけだった。 元々「荒廃した世界観が好き」との理由で、大型バイクを自分好みに改造しており、「(このバイクに似合う)ジャギなら安上がりにできるのではないか」と、近所の100円ショップの粘土などを活用してマスクを自作。「一度きり」のつもりで参加したイベントは大反響だったといい、活動を継続することになった。 現在、バイクには趣味のドラムセットを取り付けることも可能で、イベント会場などで披露しているという。 ジャギについて「悪役だが、非常に魅力的なキャラ。造形美にあふれており、か

    「北斗の拳」ジャギのコスプレで大型バイクにまたがる 茨城の魅力を発信、茨ジャギさん
  • 市道の途中に私道、茨城・神栖の通行トラブル 市と地権者、和解で合意 市が議案提出

    市道の途中に私有地があり、通行車両と地権者との間でトラブルが発生していた茨城県神栖市波崎の市道(通称・シーサイド道路)について、同市が地権者に和解金(解決金)1900万円を支払うことで両者が合意した。市が2日開会した市議会定例会に、和解案とそれに伴う補正予算案を追加提出。議決後に市は私有地購入などの手続きを進める方針だ。2006年から地権者が一部通行止めにしていた道路は、全面通行解除に向けて一歩踏み出すことになる。 市などによると、市道は鹿島灘に沿って南北に走り、全長約15キロ。通行止めとなっているのは、波崎地区にある数百メートルの区間で、私有地はこのうち約80メートルに及ぶ。 3年前に地権者の男性が死去し、昨年2月、私有地を長男(71)が相続。市は同年7月から長男と交渉を開始し、先月27日に合意書の締結に至った。市は和解金算定の根拠などについては明らかにしていない。 議案が可決されれば、

    市道の途中に私道、茨城・神栖の通行トラブル 市と地権者、和解で合意 市が議案提出
  • 茨城・ひたちなか海浜鉄道湊線、延伸工事申請に暗雲 コロナ禍、物価高響き延期検討

    茨城県ひたちなか市を走る市出資の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道湊線(勝田-阿字ケ浦駅、14・3キロ)の延伸について、詳細な工事計画をまとめた「工事施工認可」の申請延期も含めて検討していることが22日、市関係者への取材で分かった。申請期限は3月末。延期になれば2024年春の開業予定はずれ込む見通しとなる。 延伸計画は、終着の阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園西口付近まで約3・1キロ延ばし、新駅二つを設置する。事業費は約78億円。ひたちなか海浜鉄道は20年8月に延伸事業許可を国土交通省に申請し、21年1月に許可された。 その後、22年1月までの同認可申請を目指していたが、新型コロナウイルスの影響で関係者との協議が遅れたため、同月に国へ期限の延長を申請。今年3月末が新たな期限だった。 市企画調整課によると、その後も新型コロナウイルスの影響が続き、関係者との協議が予定通りに進まなかった。 関係者に

    茨城・ひたちなか海浜鉄道湊線、延伸工事申請に暗雲 コロナ禍、物価高響き延期検討