「中国ジャスミン革命」(という名の「集会呼びかけ」)について、多くの記事が出ているが、詳細な経過を解説したものはないようだ。中国語ブログ「阿禅日記」の記事「一つの、美しい検閲ワード」、そして在米華人ジャーナリスト・何清漣のブログ記事「偉大なマジックリアリズム作品=2月20日ジャスミン革命」がきわめて明晰に紹介しているので、ご紹介したい。 *画像は北京市の集合地点。博訊網の報道。 ・2月17日、最初の呼びかけ 不特定多数に対して、「中国ジャスミン革命」が呼びかけられたのは2月17日。ツイッターアカウント「mimitree」のつぶやきだ(なおアカウントは現在、すべてのつぶやきを消した状態となっている)。その内容は次のとおり。 中国‘茉莉花革命’初次集会日期已定,2011年2月20日(星期天)下午2時,全国各大城市集合地点将提前一天在博訊新聞網公告,希各周知。如届時情況有変不能及時通知,請自行前
中国製品の大量流入による地場産業への影響、ダンピング問題というと、米国や欧州がクローズアップされることが多いが、インドやラテンアメリカも負けてはいない。ブラジルもその一つだ。 2012年1月12日付網易が具体的な数字を上げている。2011年、ブラジルの輸入携帯電話市場は1500万台と全体の20%前後に達した。輸入品の多くが10~15ドル(約769~1150円)の低価格帯に属する。そのほとんどが中国製だろう。 またブラジル市場が侵食されるだけではなく、ブラジルメーカーによる輸出も減少しているという。2008年の2500万台から2011年には700万台にまで減少。3年で3分の1を割り込む危機的な状況だ。
中国で一世を風靡(ふうび)した山寨ケータイが、近い将来、姿を消すかもしれない。1000以上もあった深センの山寨ケータイメーカーが、20数社にまで減ったというのだ。中国らしいユニークな山寨ケータイを紹介できるのもいまのうち?? ということで、ネットで探した変なケータイを紹介しよう。 中国のニセモノケータイが消える!? ノンブランドケータイこと“山寨機”の勢いがなくなっている。現地のニュースによると、山寨機の“産地”である広東省の深センでは、1000以上あった山寨機メーカーが20数社まで減ったらしい。 理由のひとつは、中国政府のニセモノ撲滅キャンペーン。山寨機は、本来1台に1つ割り振られるはずのIMEI(International Mobile Equipment Identifier:携帯端末識別番号)を数百台以上でシェアしていたため、「IMEIが機能していない」という理由から、インドをはじ
第3回 メーカー乱立、スマートフォンに活路を求める山寨機:山根康宏の中国携帯最新事情(1/2 ページ) 年間2億3000万台、無視できない存在の山寨機 最近日本でも山寨機の名前を聞く機会が増えている。山寨機とは「山のとりで」、すなわち古代中国で政府に反抗し、山にこもった山賊の俗称からつけられた呼び方だ。中国では携帯電話を製造し販売する際にネットワークへの接続認可を受け、また製品には付加価値税を収める必要がある。ところが山寨機はそれらを無視してメーカーが勝手に生産販売している製品なのである。中には端末識別番号(IMEI)を取得せずに他の端末と同一のものを複製して付けているものもある。 さしずめ日本で言えば、TELECの証明を受けずにメーカーが端末を販売しているようなものだ。この山寨機は大手から中小までメーカーの数は数百以上あると言われているが、中には個人レベルで製造に手を出す例もあるなど、何
中国の温家宝(ウエン・チアパオ)首相が先月末、母校である天津の南開中学でつらい過去を語った。病気になった自分のために父親が時計を質に入れて薬代を工面したこと、身動きできないほど小さな部屋で家族5人が暮らしたこと......。 そして話が文化大革命のくだりに差し掛かると会場は静まり返った。「家族は迫害され続けた」──温は教育者だった祖父と父親が紅衛兵に苦しめられたことを初めて明かした。 これまで文化大革命について口にした中国指導者はほとんどいない。それは政治的タブーだった。温はタブーを破ることで、未来の指導者たちに過去の過ちを繰り返すなと暗に示したのだろう。 小学校の教師だった温の祖父は死ぬまで「自己批判」を強要された。「祖父の学校にはまだ書類が残っている。小さく整った字で書かれた自己批判書が」 文化大革命を語ることがタブーとされるのは、毛沢東の悪いイメージが助長されるからだ。今年8月、習近
【上海(中国)=菅家大輔】中国を直接、見てみたい! 自分自身のチャレンジ! サッカー日本代表の岡田武史前監督(55)が、中国スーパーリーグ杭州緑城との最終交渉の前に、早くも中国での夢を激白した。6日、成田空港から上海入り。そのまま杭州に直行して、同クラブ幹部と最終的な条件面などの話し合いを行った。その直前、浦和からのオファーを断り、杭州緑城との交渉を最優先に選択した本音を、包み隠さずに明かした。 中国の地に降り立った岡田氏は、穏やかな表情を浮かべた。この日の夕方。混雑する上海浦東国際空港の到着ロビーに上下紺のスーツ姿で現れると「杭州はACL優勝、アジア一を目指している。将来的なビジョンもしっかりしている」と前向きな思いを明かした。 日本をたつ前に中国大陸より広い、壮大な夢を次々と口にした。悩み抜いた末に中国行きを決断。腹を決めたからか、率直に胸中を打ち明けた。 岡田氏 自分自身のチャレンジ
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