コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
「神に逆らう猿の話」「究極のミソジニー映画」 アメリカで酷評された『ブレードランナー2049』は意外な名作? 『アンドロイドは山下達郎の歌を聴くか?〜ブレードランナー2049の本質と、放談!紙か電子か問題!!』1/2 #5/5 ニコニコ生放送の人気番組「山田玲司のヤングサンデー」。今回は11月18日放送の「『アンドロイドは山下達郎の歌を聴くか?〜ブレードランナー2049の本質と、放談!紙か電子か問題!!』1/2」の内容を書き起こしでお届けします。 『ブレードランナー』の最大の革命 山田玲司氏(以下、山田):だから、(『ブレードランナー』の)1作目はね、奥野さん。 乙君氏(以下、乙君):はい。 山田:原作は奥さんがうんざりしてる男の話だな。全部そういう、うざいからいらないって取っ払っちゃって、ちょっとハードボイルドに変えてしまったがこっちのブレードランナーで。 ブレードランナーの中の最大の革
クイアの黒人男性は、絶えず〈男らしさ〉を強要される。「男だろ」「ホモみたいな振る舞いはやめろ」「カマ野郎の真似はするな」「おいニガ、お前ゲイみたいだぞ」などと侮辱されると、そのうちに、彼らは精神、欲望、身体を守るために、テレビや街で見かける〈男らしさ〉を真似るようになる。目指すのはマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)ではなくDMXだ。しかし、少し油断すると「あいつの走り方をみろよ!だからホモ野郎だっていっただろ!」などと囃し立てられる。周りに溶け込もうと必死になるあまり、自分より女々しい子どもをからかったりするかもしれない。しかし、結局は罪悪感にさいなまれて、寝室でひとり自問する。「いつになったら、ありのままの自分になれるのだろう?」 この問いは、クイアの黒人写真家、シキース・キャシー(Shikeith Cathey)の作品における核心的テーマだ。彼は、最近、ロンドンのM
クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ 繋がれざる者』は、アメリカで奴隷制がはびこっていた時代、黒人奴隷だったジャンゴが、南部の豪農の屋敷で奴隷として働かされている妻を助け出そうと身分を偽り、ビジネス相手として屋敷に入り込むという物語だ。奴隷制を支持する南部の保守的な人々は、もちろん黒人であるジャンゴに強い差別意識を持っているが、対面上は賓客として扱い、豪華な食事をふるまう。外からやって来る客を精一杯「おもてなし」する南部のしきたりを、アメリカの南部人たちは「サザン・ホスピタリティ」と呼び、美徳としている。 しかしこの映画の南部人たちは、言葉の端々や態度からにじみ出る、よそ者や異なる人種に対しての差別意識を隠しきれない。彼らは客が不快な気分になるかどうかよりも、「おもてなし」をしている自分たちのことを「優しく寛大で優れた人間」だと示したいだけなのだ。『ジャンゴ 繋がれざる者』は、自分
11月3日より公開されている映画『ゴッホ~最期の手紙~』。本作は、印象派の巨匠ゴッホの死の謎に迫る、全編が動く油絵で構成された体感型アートサスペンス映画だ。リアルサウンド映画部では、主人公アルマン・ルーランの声優を務める山田孝之と彼の父親ジョセフ・ルーランを演じるイッセー尾形の対談インタビューを行い、初共演の印象やゴッホに対する想いなどについて語ってもらった。(編集部)【※インタビュー最後にサイン入りプレスプレゼントあり】 イッセー尾形「山田さんはすごく演じることに真摯な方」 ーーこの作品で声優を務めることになった経緯を教えてください。 イッセー尾形(以下、イッセー):この映画のポスター画像を見たことがあって、日本で公開するならぜひ観たいなと、いつだろういつだろうと待ちわびていたところ、公開前にこの声優の話が来まして。こういう形で関わることができるなんて思ってもいなかった。 山田孝之(以下
『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」 SF映画史上最高傑作として、今なお語り継がれる『ブレードランナー』 (82)。その続編『ブレードランナー 2049』が現在大ヒット上映中。気候変動が起き居住不可能となったロサンゼルスを舞台に、人間とレプリカント(人造人間)との戦いや愛を描いたSF作品です。 1982年に公開されカルト的な人気を誇る映画『ブレードランナー』の30年後を描いた本作。“ブレードランナー”Kを演じるライアン・ゴズリングをはじめ、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマスら豪華俳優陣が集結しています。そしてオリジナルと同じくブレードランナーのリック・デッカードを演じているのが、ハリソン・フォード。物語の鍵を握り、“ブレードランナ ー”Kと対峙していく姿は、ブレランファン必見。 今回、ガジェット通信では9年ぶりの
本日より公開となる坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』 坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』が全国で公開されている。 足掛け5年、途中、彼の病の発覚という、思わぬハプニングで中断を余儀なくされながらも無事に完成にこぎ着け、今年9月のヴェネチア国際映画祭で披露されると満場の喝采を浴びた。 その内容は、彼の飽くなき音楽への探求とともに、東日本大震災の余波と彼自身の新境地がオーバーラップした、示唆(しさ)に富む旅路となっている。 インタビュー前編では「企画を承諾した理由」や「“YMO”全盛期時代」の話を聞いたが、この後編では「自然と音楽の話」、さらには「デヴィッド・ボウイ」についてまで話を伺った。 ―今作では、北極に行って氷が解ける音を採音されたり、戸外で自然の音を録音されている姿も作品中に見受けられます。そうい
『シティーハンター』は1985年に連載が始まり、テレビアニメ化もされ、当時一世を風靡した作品だ。一旦は完結したものの、2001年からセルフリメイク作品の『エンジェル・ハート』が連載され、あの世界観が復活。冴羽獠がミドルエイジとして描かれ、ヒロインのを見守る父親目線になっていることが時代の移り変わりを感じさせ、新たなテーマを描きだした。 この作品がついに完結! 32年にわたる連載を終え、いま作者は何を思うだろう? 北条 司 ほうじょう・つかさ●1959年福岡県生まれ。79年に『週刊少年ジャンプ』の第18回手塚賞に準入選し、80年にデビュー。81年より『キャッツ♥アイ』を連載し、85年より『シティーハンター』を連載。両作ともにテレビアニメ化される大ヒット作となる。2001年より『エンジェル・ハート』を連載し、このほどついに完結。 『シティーハンター』は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載が
映画『ムーンライト』は、アフリカ系アメリカ人のゲイの若者、シャロンが人生の3つのステージで自身のアイデンティティを模索するさまを描いた、心揺さぶられる感動作だ。ニューヨークとロサンゼルスで昨年公開された際には、1スクリーンあたりの平均興行収入で2016年の最高記録を樹立した。今作はバリー・ジェンキンス監督の長編2作目となり、『第89回アカデミー賞』では作品賞、脚色賞、助演男優賞の3冠に輝いた。 ※このインタビューは、2016年10月に開催されたシカゴ国際映画祭での『ムーンライト』上映後のもの 原文はこちら —映画『ムーンライト』では、アイデンティティが男性らしさやセクシュアリティ、人種、階級と交差するさまが描かれています。黒人コミュニティで若い男性は「荒々しくタフに」行動しないといけないというプレッシャーが存在し、それがシャロンのカミングアウトを妨げていると思われますか。 そうですね、それ
第89回アカデミー賞作品賞ほか3冠に輝いた『ムーンライト』より、バリー・ジェンキンス監督のインタビュー映像が公開された。 本作は、自分の居場所を探し求める主人公の姿を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代で綴った物語。 ブラッド・ピットがエグゼクティブプロデューサーを務め、キャストには主人公の母親に『007』シリーズのナオミ・ハリス、少年の父親代わりになる男に『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のマハーシャラ・アリ。主人公シャロンを、トレバンテ・ローズ、アシュトン・サンダース、ジャハール・ジェロームの3名がそれぞれ演じている。 この度、公開されたバリー・ジェンキンス監督へのインタビュー映像は、原作との出会いやキャスティングの経緯、そして、自身とシャロンとの関係性について語る内容となっている。 ■公開情報 『ムーンライト』 TOHOシネマズシャンテほか全国公開中 監督・脚本:バリ
テイ・トウワが1年8カ月ぶりの9枚目のアルバム『EMO』をリリースする。高橋幸宏や小山田圭吾らMETAFIVEのメンバー全員のほかUA、高野寛、シュガー吉永、あの(ゆるめるモ!)など多彩なゲストを迎え、ミックスにゴウ・ホトダ、マスタリングに砂原良徳を配する完璧な布陣で、テイらしい歯切れがよくキャッチーで、しかも奥行きのあるエレクトロニック・ポップが展開されている。無駄なものは何も入っていないのに、豊かで広がりがある。時流に媚びないのに今の音になっている。カイリー・ミノーグを起用した旧曲のリメイクも見事な傑作である。 本作の公式特設サイトでは筆者によるかなり詳細なアルバム・インタビューが掲載されている。制作の経緯やコンセプト、テーマなどはそちらをご参照いただくとして、ここではそこから少しはみ出して、ここ最近のテイの創作環境や意識の変化を辿りながら、彼の表現原理や彼のフォロワーともいうべき最近
細野晴臣が2016年5月7日〜8日に横浜中華街の同發新館で開催したライブイベント『細野晴臣 A Night in Chinatown』。その模様を収めたライブ映像作品(DVD/Blu-ray)『A Night in Chinatown』がリリースされた。細野が同發新館でライブを行ったのは、1976年の同日、アルバム『泰安洋行』(1976年7月リリース)のプロモーションとして開催されたコンベンションライブ以来、ちょうど40年ぶり。5月8日の公演で披露された全21曲を収録した本作『A Night in Chinatown』は、40年前のトロピカル3部作(『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』『はらいそ』)の時期と現在の細野晴臣をつなぐ、きわめて貴重な映像作品と言えるだろう。 今回のインタビューでは『A Night in Chinatown』を軸にしながら、1940年代前後のアメリカ音楽に対する
連載第3回では、Omoidoriでスキャンした写真に写り込んでいた、AMDEK CMU-800とコンピュータミュージックの歴史を自分なりに回想してみたのだが、この第4回ではさらにさかのぼる。1977年にローランドが生んだ「MC-8」というモンスターマシンと、その父とも言える人物について調べてみた。 ぼくが学生当時たまに買っていた米国のキーボード雑誌Contemporary Keyboard(現在はKeyboard Magazineと名を変えている)1978年2月号に、ローランドがMC-8の広告を出している。この雑誌は、ボブ・モーグ博士、自作のショルダーキーボードをヤン・ハマーに提供したことでも知られるキーボードプレーヤー、ロジャー・パウエル(のちにSGI、Appleでエンジニアとしても働いた)などそうそうたる執筆陣を抱えていた。 その広告にはこうある: 「ワードプロセッシングやデータプロセ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く