忘年会シーズン真っ盛り。来年で30年になる平成の経済の浮き沈みの中で、お酒の飲まれ方も大きく変わりました。「1杯目市場」の覇者だったビールの没落。甘いお酒大好きなカシス男子を生んだ「子どもの舌」。データには表れにくい日本酒ブームの実像。世界20カ国以上のお酒を飲み歩いたという「酔っぱライター」の江口まゆみさんと振り返ります。 ビール、ピークから6割減る ――ビールの消費量は1994年度がピークでした。アサヒ「スーパードライ」は87年、キリン「一番搾り」は90年にそれぞれ登場し、人気を伸ばしました。ただ、90年代後半から右肩下がりで2015年度はピークから6割減。居酒屋に行っても「とりあえず生」という人が減ってきますよね。 「『1杯目市場』は、ビールとハイボールがパイを奪い合っています。ビールの苦みが苦手な人に、スッキリしていて飲みやすいハイボールが受けているんです。背景にあるのは健康ブーム
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