指摘率トップ!「名義預金」を税務署はどうみているか? 相続税の税務調査の実態と対処方法 【11/15(水)LIVE配信】 その預金の「原資」は誰に帰属するのか? 相続税の申告で、最も問題になりやすいのが名義預金の存在です。名義預金とは、被相続人が自分以外の名義で行った預金をいいます。お金の出どころが亡くなった人であれば、たとえ名義が家族のものだったとしても、それは家族の固有の財産ではなく、亡くなった人の財産なので、相続財産として申告しなければなりません。 「死んだお父さんが私の名前で残してくれたお金だから、これは自分のもの」という論理は、税法上は通用しないのです。名義預金を立証するために、税務署は徹底的に銀行の預金の動きを調べます。 よくありがちなのが、夫から妻に渡したお金を、妻が自分の口座に入金していたというケースです。妻自身に収入があっ