東日本大震災の津波で太平洋に流れた漂流物に付着し、289種の生物が生きたまま日本から北米西海岸やハワイにたどり着いていたと、米オレゴン州立大学などの研究チームが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。自然に分解されないプラスチックなどの漂流物に付着することで、長距離移動が可能になったと分析している。 研究チームは2012~17年、北米大陸西海岸やハワイに漂着した船舶やブイなどの634品を調べ、貝類やヒトデ類、イソガニ、イシダイなど日本の生物289種を確認した。
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東日本大震災の津波で流された宮城県の小型漁船が、2000キロ余り離れた沖縄県の多良間島の海岸に漂着しているのが見つかりました。 漂着したのは長さが6メートル余りの小型漁船です。 沖縄県の多良間村役場によりますと、今月24日、島の西側にある海岸に船が転覆した状態で漂着しているのを、潮干狩りに来た地元の男性が見つけたということです。 船体の番号から2000キロ余り離れた宮城県の漁協に所属していることが判明し、漁協に問い合わせたところ、東日本大震災の津波で流された船だと分かったということです。 船にエンジンはなく、船底には多くの貝などが付着し、長い期間、漂流していた状況がうかがえます。 多良間村の伊良皆光夫村長は「村に東日本大震災の漂流物が流れ着いたのは初めてのことで、きちんと調べて船の取り扱いを対応していきたい」と話しています。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達するとするシミュレーション結果を京都大学の研究グループがまとめました。 京都大学防災研究所のグループは、福島第一原発の事故で関東に降った放射性物質などの調査データを使い、東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムを、事故の10年後まで予測するシミュレーションを行いました。 その結果、放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、荒川の河口付近では、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達すると推定されるということです。これは、ことし1月に福島第一原発から南に16キロの海底で検出された値とほぼ同じです。 比較的濃度が高くなるとみられる東京湾の北部では、平均すると海底の泥1キログラム当たり300ベクレルから500ベク
経済産業省原子力安全・保安院と東京電力が平成18年、想定外の津波が原発を襲った場合のトラブルに関する勉強会で、東電福島第1原発が津波に襲われれば、電源喪失する恐れがあるとの認識を共有していたことが15日、分かった。 東電は20年、第1原発に高さ10メートルを超える津波が来る可能性があると試算していたが、昨年3月の東日本大震災の直前まで保安院に報告していなかった。 保安院によると、勉強会は16年のスマトラ沖地震で海外の原発に津波被害が出たことを受け、保安院の呼び掛けで電力数社が参加して設置。18年8月に「福島第1原発に14メートルの津波が襲った場合、タービン建屋に海水が入り、電源設備が機能喪失する可能性がある」との文書をまとめていた。 保安院は、こうした情報が電力会社の社内で共有されているかは確認していなかったという。
2012年02月08日23:59 3.11以降の日本での地震の多さに外国人も驚愕! カテゴリ日本全般 3.11以降の日本での地震の多さに外国人も驚愕 2011年度の地震分布図を可視化した動画の海外の反応です。 動画URL http://www.youtube.com/watch?v=eKp5cA2sM28 ブラジル なんだこれは!? 日本恐ろしすぎるって! イタリア 1:50の辺りからいきなり凄すぎでビビッた! ブラジル なんか恐すぎて漏らしてパンツびしょ濡れになりかけたよ。なんで日本はこんなに地震が多いんだよ? アメリカ まるで誰かがポップコーンでも作ってるかのような音だな。 アメリカ ちょっと花火大会じゃないんだからさ。 アメリカ 1:50からの日本はマジなのか!?一体どーなってんだよ、冗談キツイぜ・・・ デンマーク これ日本大丈夫なの? アメリカ きっとゴジラが走り回ったんだな・・・
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 東日本大震災で出た膨大ながれきの1割強が、津波に引き込まれて太平洋に流れ出した。これが海流に乗り風に流されて太平洋を漂流している。これから各地の海岸に漂着して、さまざまな国際問題を引き起こしそうだ。地震直後には太平洋の島々、北米、南極にまで津波の影響がおよんだが、代わってがれきになり、さらにその後を追って原発事故による放射能の海洋汚染が太平洋中に拡散しつつある。巨大地震の影響はまだまだつづく。 300万tの津波がれき 国立環境研究所などは、東日本大震災で発生したがれき約2500万トンのうち、約300万トンが津波に運ばれて太平洋に流出したと推定している。10トン積みの大型ダンプカーにして30万台分である。 津波がれきは予想以上の速度で漂流してい
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
東日本大震災で千葉、茨城県を中心に地盤の液状化による大規模な建物被害が発生したことを受け、日本損害保険協会は24日、建物の傾きや沈下被害を基に地震保険の支払い対象となる損害の大きさを判断する新基準を設けたと発表した。保険金支払いの査定基準を実質的に緩和したもので、東日本大震災を原因とした被害については、既に査定済みのケースも再調査し、必要に応じて保険金を支払う。 地震保険の損害認定は従来、揺れに伴う壁や天井の崩落などを保険金支払いの判断基準にすることが多く、建物の傾きや沈下被害に関する基準は十分でなかった。例えば木造の場合「傾きが3度を超えれば全損」とする基準はあったが、半損・一部損などの規定はなく、損保会社が個別に対応するしかなかった。 新基準は、液状化で建物が1度超傾くか、30センチ超沈下した場合に、保険金を満額支払う「全損」と認定。傾きが0.5~1度または沈下が15~30センチの場合
原発の安全研究に取り組む独立行政法人「原子力安全基盤機構(JNES)」が平成19年以降、津波被害を想定した研究報告をまとめていたにもかかわらず、所管する経済産業省や東京電力が具対策を講じていなかったことが30日、分かった。東電福島第1原発の事故は、ほぼ研究報告通りの展開をたどっており、国や東電が「想定外」と主張する津波の波高についても想定。15メートル超の津波を受けた場合の炉心損傷確率を「ほぼ100%」としていた。 「わが国の原発は、いずれも海岸線に設置されており、地震発生に伴い津波が到来した際には、原発に対して何らかの影響を及ぼし、炉心損傷が発生する可能性が考えられる」 JNESが20年8月にまとめた報告書には、津波被害の項目の冒頭にこう記され、福島第1原発で起きた津波被害を起因とする炉心損傷の可能性を明確に指摘していた。 東電によると、福島第1原発は、津波の影響で、タービン建屋の地下に
1 :名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/22(日) 15:32:12.20 ID:6ani7Wbp0● 福島第一原発から出た放射性物質が3月下旬、 関東地方に広がる様子を日本原子力学会が独自に計算し、公開しました。 放射性物質の拡散を予測した図は、 21日に開かれた日本原子力学会の緊急シンポジウムで発表されました。 作成した名古屋大学の山澤弘美教授によると、放射性物質が関東地方に拡散したのは、3月15日、16日と、20日から22日にかけての2回で、いずれも上空の雲と一緒に海沿いに南下した後、風向きが変わって陸側に移動したと分析しています。 特に、21日から降った雨で地表に落ちた可能性が高いということです。 政府はこれまで、SPEEDIというコンピューターを使った放射能拡散予測図や実際の放射線量を測定して作った分布図を公表していますが、 福島県以外にも広がる様子を予測した詳
東日本大震災で、10万年前に福島県中部の内陸にあったとされる古代の湖「郡山湖」の内側で、特に家屋倒壊などの被害が大きかったことが、同県玉川村出身で東大大学院生の小林達也さん(23)=地理学専攻=の調査で分かった。同じ地域でも湖岸の外側では被害が少なく、小林さんは「建物の老朽化もあるが、湖と被害の大きかった範囲がぴったり一致した」と話している。今月下旬の学会で発表する予定。 郡山湖は同県郡山市から矢吹町まで南北に広がっていた巨大な湖で、推定で猪苗代湖(約103平方キロ)の少なくとも3倍以上と考えられている。地層から約2万3000年前までに大部分は泥で埋まったとみられるが、一部はその後、沼地になっていたという。 県災害対策本部によると、今回の地震で海岸付近では揺れによる家屋倒壊は少なかったのに対し、郡山市や須賀川市など内陸部で家屋倒壊や地盤沈下などの被害が続出。郡山市では、県内で最も多い273
東日本大震災が発生した3月11日午後2時46分、宮城県東松島市のJR仙石(せんせき)線「野蒜(のびる)駅」を出発した上下2本の電車があった。ともに一時行方不明と報じられたが、下り電車は丘の上で停止、地元住民のアドバイスに従って乗客は車内にとどまり無事だった。上り電車はJR東日本の内規に従って誘導された指定避難所が津波に襲われ、数人が命を落とした。乗客の証言などをもとに、小さな駅で交差した生と死を追った。(梶原紀尚)上り・皮肉な結末 仙台方面の「あおば通」行き普通電車(4両編成)は午後2時46分、野蒜駅を出発した。直後に激しい揺れに襲われ、運転室に緊急停止を告げる無線が入った。停車したのは駅から約700メートル進んだところだった。JR東日本には、災害時に緊急停止した場合、乗務員は最寄りの指定避難所などに乗客を誘導する内規がある。 指定避難所は、電車が停止した場所から北東約300メートルにある
文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果 (※「SPEEDI」の運用は、文部科学省により原子力安全委員会事務局の執務室に派遣された(財)原子力安全技術センターのオペレーターによって行われている。) 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)は、原子炉施設から大量の放射性物質が放出された場合や、あるいはそのおそれがある場合に、放出源情報(施設から大気中に放出される放射性物質の、核種ごとの放出量の時間的変化)、施設の周囲の気象予測と地形データに基づいて大気中の拡散シミュレーションを行い、大気中の放射性物質の濃度や線量率の分布を予測するためのシステムで、文部科学省によって運用されているものです。しかし、今回の東京電力(株)福島第一発電所の事故では、事故発生当初から、放出源情報を原子炉施設における測定や、測定に基づく予測計算によって求
『復旧・復興に向けた取り組み』や『生活関連情報』,『観光資源の状況』といった地元情報等を発信していきます! おはようございます。 今回より,数回にわけて東日本大震災直後の気仙沼地方振興事務所(宮城県気仙沼合同庁舎)の状況と,職員の対応について,お伝えしたいと思います。 私たちスタッフは宮城県に生まれ育った者がほとんどであり,地震・津波に関してはそれなりの知見があったつもりでした。 それにもかかわらず,今回の津波はその想像をはるかに超えたものであったことから,少しでもこの体験を他の方々(そして後世)にも知っていただき,また,何らかの役に立つことがあればと思い,当ブログでも掲載することにしました。 当時,自分は上司・同僚とともに気仙沼合同庁舎4階の職場にいました。 午後2時46分頃,非常に大きくて長い揺れを感じました。 その後まもなく大津波警報が発令されたので,直ちに1階に降り,避難してくる周
東電が調べた津波の発生域 東京電力は、福島第一原発に、設計の想定を超える津波が来る確率を「50年以内に約10%」と予測し、2006年に国際会議で発表していた。東電は「試算の段階なので、対策にどうつなげるかは今後の課題だった」と説明している。 東電原子力・立地本部の安全担当らの研究チームは福島原発を襲う津波の高さを「確率論的リスク評価」という方法で調べ、06年7月、米国であった原子力工学の国際会議で報告した。 その報告書は「津波の影響を評価する時に、『想定外』の現象を予想することは重要である」と書き始められている。 報告書によると、東電は慶長三陸津波(1611年)や延宝房総津波(1677年)などの過去の大津波を調査。予想される最大の地震をマグニチュード8.5と見積もり、地震断層の位置や傾き、原発からの距離などを変えて計1075通りを計算。津波の高さがどうなるか調べた。 東電によると
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