A「僕ね高校生の頃に叶えられなかった夢があるんですよ」 B「聞かせてください」 A「夜中の学校に忍び込みたかったなあーって」 B「いやそれリーフビジュアルノベル第一弾雫やないか!」 A「は? お前、いきなりなに成人向けゲームのタイトルを大声で言っとんねん」 B「夜中の学校に忍び込むなんて、リーフビジュアルノベル第一弾雫以外に考えられへんわ」 A「他にもあるやろ、終ノ空とか」 B「パクリや!」 A「パクリかパクリじゃないかで言ったら雫もパクリやろが!」 B「はああああ? オマージュでリスペクトじゃあ!!!!」 A「うっさいねん! うっさいねん! 大きな声で古いゲームの擁護をすな!」 B「だいたい、そんな夢お前が一歩踏み出さなかっただけやろ」 A「まあ、そうかもしれんな」 B「その点、俺の叶えられなかった夢は本当に叶えられへんかったんや」 A「聞かせてーな」 B「どんなものもすり抜ける薬を作り