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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (39)

  • 『ステキな金縛り』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2011/10/31
    小3病に罹ったままオトナになった脚本家の笑いの資質 これがウケるというのは如何にも「こどもの国」ニッポソらしい現象 アンジャッシュに弟子入りすればいいのに
  • 考えてはいけないこと - 2010-04-05 - 空中キャンプ

    子どものころにみた海外アニメにこんな場面があった。冷蔵庫のしくみに興味を持っている男がいる。扉を開くと、冷蔵庫の内部を照らす灯りがつき、扉を閉じるとその灯りが消える。彼は、扉の開閉で灯りのオン/オフが切りかわる、冷蔵庫のしくみを確認したいとおもっている。 ここでの問題は、男が、灯りの消えている状態を自分の目で確認することができない点だ。灯りが消えているのは、扉が閉まっているときだけだが、扉を閉めた冷蔵庫のなかを見ることはできない。扉を閉じたとき、内部で灯りがきちんと消えているかどうか、それをたしかめるにはどうすればいいのか。男は取りつかれたように、何度も扉を開けたり閉じたりする。 テレビを見ながら、わたしはとても怖かった。この話をいまだに覚えているのは、それがコメディタッチの場面であるにもかかわらず、なにか見てはいけないものを見てしまったような気がしたためだ。ぜったいに確認できないものごと

    anigoka
    anigoka 2010/04/06
    答えは簡単 1.冷蔵庫の扉のそばにある灯りのスイッチを見つけ、指で押せばいい 2.肘から先を立てた状態で眠るとレム睡眠突入時に脱力によって腕が倒れるのでそれを合図に境い目を見極めればいい
  • けんか - 空中キャンプ

    わたしの住んでいる家の向かいに、若い男女同棲していて、元気がありあまっているのか、いつもけんかをしている。けっこう派手にやる。昼夜を問わず、「なによそれ」とか、「ちょうむかつく」という声がよく聞こえてくる。叫んでいるのはたいてい女性で、男性の声はほとんど聞こえない。女性の怒りが静まるまで、おもいのほか時間がかかる。 けんかがはじまると、部屋でを読んだり、映画のDVDを見たりしているわたしも、「おっ、はじまった」という感じでなんとなく気にする。けんかの途中でものが壊れたこともあった。皿やコップが割れるような音が聞こえてくるのだ。なにしろたいへんな剣幕である。ここでもし、なんの関係もないわたしが、「やめなさいけんか」などといいながら彼らの家を訪ねていったりしたらびっくりするだろうな、でもちょっとおもしろいな、などとおもいつつ、そのまま部屋でを読みつづけるのだが、するとしだいに、ふたりのけ

    anigoka
    anigoka 2009/10/17
    大家「えっ?その部屋には誰も住んでませんよ」
  • 2008-10-05 - 空中キャンプ

    二週間ほど前になりますが、伊集院光のラジオで、彼が、映画『隠し砦の三悪人』を見たという話をしていた。今、BSで黒澤作品を再放送をしているらしく、たまたま見たということなのだが、「これが不動のおもしろさ」「めちゃくちゃおもしろい!」と絶賛しており、興味が湧いたわたしも、同作品*1をあらためて見直してみました。そこで感じたのはなにより、太平と又七というふたりの登場人物、その役割設定のうまさでした。 ちょう有名な映画で、批評もたくさんあるし、今さら、過去にさんざん出尽くしたようなことを書くのは恥ずかしいのですが、見ていたら「なるほどそうか」と唸ってしまうような演出、技法がたくさんあって、いつものクセで、手帳にメモを取りながら見ているうちに、それを発表したい気持ちが抑えきれなくなりましたので、恥をしのんで書きます。よく知られている映画でも、見る機会って意外にないとおもいますので、未見の方も、すでに

    2008-10-05 - 空中キャンプ
    anigoka
    anigoka 2009/08/04
    二人の役回りがそのまま通販番組のプレゼンテーションにおけるメソッドと同じでワラタw 太平「でもこの馬、お高いんでしょう?」又七「ご安心ください!」
  • 他人の頭のなか - 空中キャンプ

    携帯電話の画面を他人から見えないようにガードするシールについてどうおもうかは、人によって意見の分かれるところである。人は弱さゆえ、ふと気がつくと、携帯の画面を隠すシールを買い求めてしまう。他人の視線が気になるのはやはり電車だが、たとえ携帯の画面を見られたところで、しょせんは知らない人だし、見られたからどうなんだとおもうこともある。しかし同時に、自分がこれから送ろうとしているメールの内容などを他人に見られるとなんだか恥ずかしいという気持ちも理解できる。 誰でも一度は、「きわめて深刻な内容のメールを送受信している他人」を目撃してしまったことがあるのではないか。わたしにもある。痴情のもつれと表現するしかない、かなりきわどい内容のメッセージを異性に送信しようとしている人を電車内などで見かけると、その送信待った! と心で悲鳴をあげてしまう。それほどに深刻で、愉快のかけらもないメールを送ったところで、

    anigoka
    anigoka 2009/06/19
    おそらく、ゆでたまごと美肌の関係を調べてたのでしょう
  • 『レスラー』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。初日。ちょうさいこう! すばらしかったです。完全に打ちのめされて、ふらふらになりながら劇場を後にする。とてもいい映画でした。ミッキー・ロークも、自身の半生を重ねあわせるような役柄がみごとなリアリティをもたらしていた。とても立体的に、ひとりの人間のかたちが描かれ、そこにある孤独や苦悩が伝わってくる。途中からは涙が止まりませんでした。 われわれは、たくさんのものごとを失いながら生きていくことを受け入れなくてはならず、だからこそ、この映画の主人公は観客ひとりひとりの姿でもあり、まるで鏡のようにわれわれ自身を写しだす。取り返しのつかない失敗や、ひりひりするような孤独、失ってしまった信頼。主人公には、どんなに苦しいことがあっても、それを相談できる相手がおらず、たったひとり、会話のできそうなストリッパーの女性のもとにでかけていっては「客と個人的な接触はできない」とすげなく断られてしまう。かつ

    『レスラー』を見たゼ! - 空中キャンプ
  • 静岡にいったことはありますか - 空中キャンプ

    帰りの電車のなかでおかしな男に絡まれた。きっかけは、閉まりかけのドアにわたしが飛び込んだことだ。むりに入ったので、閉まるときに、ひじのあたりががつんとドアにぶつかった。すると、近くにいた土木作業員風の若い男(坊主頭、ピアス)がわたしに向かって、「迷惑なんだよ、オイ」「オマエみたいな奴がいるとむかつくんだよ」と悪態をつきはじめた。もとはといえばわたしが悪いのだが、ややこしいことになった。 しばらく無視をしていたが、「聞こえてるんだろう、テメー」「オイ、このやろう」などと言い続けるので、しかたなく急いで別の車両に移動した。もう、まいったなあ。ところが、移動したとなりの車両でしばらく立っていると、あろうことか、そいつもわたしを追ってくるではないか。どうしていいかわからない。男は「逃げんじゃねえ、オイ、テメー」と因縁をつけてくる。うーん、ややこしすぎる。しばらくうしろを向いて立っていたが、さすがに

    anigoka
    anigoka 2009/06/02
    生きとし、生ける者は皆哀しい
  • 『チェイサー』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2009/05/25
    一方、日本ではおっぱいバレーで涙する人が・・・
  • 『天使と悪魔』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2009/05/18
    なんだかトム半クスが土ワイの船越英一郎に思えてきた
  • 『おっぱいバレー』を見たゼ! - 空中キャンプ

    渋谷にて。初日。 今はただ、信じられないことが起こった、としか言いようがありません。

    anigoka
    anigoka 2009/04/18
    ネタ(しかも超批判的な)感想が多いなか、空キャンさんならマジメで詳細な批評を書いてくれるんだろうなぁと期待しながら開いてみれば…ど、どんだけ~ぇ!|ってまぁ観たい気持ちはさらさら刺激されないんですが
  • 『ウォッチメン』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2009/03/30
    はてブの炎上とかも自警倒錯かもしれんなぁ 集団オナニー
  • 飲み会でとなりに座った女の子 - 空中キャンプ

    エヴァンゲリオン』の監督である庵野秀明さんは、飲み会でとなりに座った女の子に自慢できるアニメを作りたい、という気持ちで『エヴァ』を作ったという。とてもいい話である。わたしはこのエピソードがすきだ。なんだか元気がでてくる。この話を聞いて、「そんな低次元の目標のために表現をするのか」「誰にどうおもわれようと関係ないのではないか」などと反対意見を述べるのは、さみしいことだとわたしはおもう。 それまでの庵野さんは、自分がアニメ制作者であることを恥じ、たまたまどこかの飲み会に参加したときに職業を訊かれたりすると、会社員ですなどとごまかしていた。このままではいけない。友だちに呼ばれた飲み会で、ぐうぜんとなりの席に座った、CLASSYを読んでそうなコンサバOL(26歳)にもちゃんと説明できて、なおかつ「見たらぜったいおもしろいから、今度見てね!」と胸をはっていえるアニメを作る。それが庵野さんの目標だっ

    anigoka
    anigoka 2009/03/20
    「飲み会でとなりに座った女の子に自慢できるアニメを作りたい」志が低すぎてよいw
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20090301

    anigoka
    anigoka 2009/03/02
    ジョン・ドゥ大先生もジグソー老師もみんな善意で動いてます!
  • ぜったいに繁盛しない貸店舗 - 空中キャンプ

    それはたいてい、どことなくぱっとしないビルの一階にあって、二十坪ほどの貸店舗になっている。その近所に住んでいる人なら、たいていは、その貸店舗はどんなテナントが入ってもぜったいに繁盛しない、魔の場所であることを知っている。そんな貸店舗が、どの駅前にもひとつはあるものだ。そうした貸店舗の前を通るたびに、なぜこの場所ではいかなる商売も繁盛しないのだろうと、わたしはふしぎな気持ちになってしまう。 今、わたしが住んでいる最寄り駅の近くにも、ぜったいに繁盛しない貸店舗がある。そこはかつて安売り生鮮品店で、その後ダンス教室になり、現在は美容院である。ほんの二年で、かかる変遷が見られた。そして問題は、その美容院の前をわたしが通りかかったとき、髪を切っている人をほとんど見たことがないという点である。だめなんじゃないか。この貸店舗もまた、負の連鎖から逃れられないのではないか。 かつてわたしが住んでいたところ

    anigoka
    anigoka 2009/02/13
    ナレーション「・・・次はあなたがその貸店舗を借りるかもしれない・・・!」
  • 神の子どもたち - 空中キャンプ

    渋谷駅前の交差点、路上に設置されたスピーカーから流れてくるのは、いくぶん抑揚に欠けた男性の声で、その声は「キリストを呼び求める人は救われます」と何度も繰り返していた。たくさんの通行人が行き交う年末の渋谷。強風で、外は寒い。信号待ちをしながら、わたしはふと気がついた。「キリストは罪を赦し、永遠の命を与える」──そう書かれた看板を持って立っていたのは、小学校五年生くらいのちいさな女の子だった。 われわれは親を選択することができない。どのような親のもとに生まれるのかを選び取ることができない。両親は、彼らにとって「善きこと」を子どもに伝えようとするし、そこにはそれぞれの親の価値観が大きく関係してくる。それはときに宗教であったり、ある種の思想であったりもする。親は「善きこと」を子どもに伝える。それはあたりまえのことで、他人があれこれと口をだす問題ではないのだとおもう。 両手でしっかりと看板を支えなが

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    anigoka 2008/12/31
    救いや赦しの本質
  • 気がつかないふり - 空中キャンプ

    映画『フレンチ・コネクション』(‘71)でわたしがいちばん好きな場面は、主人公の刑事が尾行に失敗する地下鉄のくだりだ。尾行される麻薬の密売人は、自分の後を刑事がつけていることに気がついている。刑事も、密売人が尾行に感づいており、自分を巻こうとしていることを知っている。しかし彼らは、尾行する/されるというお互いの立場を決して崩さず、なにも気がつかないふりを演じつづける。 誰の目から見てもあきらかな真実がある しかし、それを口にだすことは禁じられている 誰もが真実を知りながら、それに気がつかない演技をつづける わたしは、刑事と密売人という、いわば敵同士にあたる存在が、ひとつのルールにもとづいてお互いに協力しあいながら真剣に演技をしている、というふしぎな描写がとても気に入っていて、このおもしろさはどこからくるのだろうとおもう。こうした状況は、もちろん尾行だけではなくて、いろいろなことにあてはまる

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    anigoka 2008/12/05
    だからルパンと銭形は決して握手したりしない(してたらゴメン
  • 『ブラインドネス』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/11/24
    キャシャーんとよしのが出てるの知らんかったなぁ
  • 『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』を見たゼ! - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/11/16
    「当事者」というよりももっとひとつ上のレイヤーでのメタ視点による「観察者」「報告者」という立場が当事者アイデンティティーを揺るがすのかも。一度通り魔事件で写メ撮ってた奴が刺し殺されたりしたらおもr
  • 記憶 - 空中キャンプ

    先ほど、電車の中で席に座りながら、そのまま眠ってしまいそうな、でも意識のどこかではふしぎと目覚めているような、半覚醒の状態になりつつおもったのだが、世の中には、かつて有名人と恋人として付きあった経験のある一般の人たちがたくさんいて、そういう人たちは、テレビをつけたり雑誌の広告を読んだりするたびに、かつての恋人の顔を見ていることになる。それはいったいどういう気持ちがするのだろうか。 たいてい、別れた恋人とは顔を合わせなくなるものである。今はなにをしているのか、どこに住んで誰とどうしているのか、知りようもない。それはしかたのないことだし、またポジティブな前進でもあって、われわれは過去とさっぱり決別して、次の段階にいける。忘れるのはいいことだしね。ところが、いったん有名人と付きあってしまうと、別れた後でも、その人はテレビや広告などに登場し、われわれの視界に入ってくる。考えてみると、これはけっこう

    anigoka
    anigoka 2008/10/09
    あんま関係ないけど、犯罪被害者のひとたちのことを思い浮かべた
  • 『ザ・ロード』/コーマック・マッカーシー - 空中キャンプ

    anigoka
    anigoka 2008/10/03
    U烈士にオヌヌメの小説