「頑固で風変わりなおじいさん監督がみんなと合わなかったのね」 サッカーにあまり関心のない人に聞くと、大体、そんな感じの答えが返ってきます。マスコミがそういう報道をしているからというのもありますが、代表OBをはじめ、関係者、サッカーを知っているはずの層にまで、ハリルホジッチ氏はあまりいい印象は持たれていないようです。 なぜ嫌われたのか、最初に嫌われた原因を書きたいと思います。 「ハリルホジッチ氏がすること一つ一について、なぜそうするのか、多くの日本人がまったく理解できなかった」からです。 なぜ理解できなかったのかというと「サッカーを理論的・数値的・構造的に理解することを拒む思考」が理解を阻んだからだと私は思っています。 解任された今でも、一部の戦略マニアやサッカーをサッカー理論大好き人間、分析家以外は、まったくと言っていいほど、ハリルホジッチ氏の手腕・業績を評価をしていません。この無理解が解
これから(2018年5月以降)サッカー日本代表に起こるであろうことを二つ予想させていただきます。 1.2018ロシアW杯において、日本代表は森保U-23監督が中心になってチームを作っていきます。森保式3バック(変形5バック含む)もありうるでしょう。 2.日本サッカー協会の当面の目標が、東京オリンピック2020での金メダル(もしくは決勝進出)に変わります。 なぜこのような予測をするのかというと、ハリルホジッチ監督解任について調べているうちに、一つのことに気付いてしまったからです。あくまでも仮説にしかすぎませんが、今後の日本サッカーにとって重要なことなので記事化することにしました。 ハリルホジッチ監督解任問題で、いま残されている最大の問題は、解任の時期、なぜこのタイミングでということです。(*1) 今後、いろいろな情報が出てきても、この点が明らかになることは決してないでしょう。それは田嶋会長に
【福田正博 フォーメーション進化論】 急転直下の決断に驚かされた。 日本サッカー協会は4月9日にヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任し、後任を西野朗(あきら)氏に決めた。ロシアW杯本番まで約2カ月しかないタイミングでの監督交代は遅きに失した感はあるが、監督の求心力がなくなり、チームがバラバラな状況に陥ったがゆえの苦渋の決断だったのだろう。 4月9日に会見を行なった日本サッカー協会の田嶋幸三会長 現状においては、2016年3月から日本サッカー協会の技術委員長としてチームを見てきた西野氏の「代打、オレ」は最適だと思う。W杯までの時間は限られているものの、監督、選手、スタッフが一丸となって日本代表を立て直し、今できる万全の準備をして6月19日のW杯グループリーグ初戦に向かってもらいたい。 ただ、こうした事態を招いた全責任が、ハリルホジッチ前監督だけにあるわけではない。日本サッカー界が、W杯ごとに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く