![「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」本谷有希子](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7195dc41b8f28ad3b44736dec3bc4e961b326a95/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51H66ERWD4L._SL500_.jpg)
川原泉(かわはら・いずみ)の新刊『レナード現象には理由(わけ)がある』(ISBN:4592142659)は,少女まんが好きならずとも楽しめる短編集。あ,一人称の主体が少年になっているものもあるから,少女まんがでは無いかも……。それ以前に,カーラ教授を〈少女まんが〉という枠の中に押し込めて良いのかという疑念もあるけれど,それはさておき。 超進学校を舞台にした連作。高校生によるボーイ・ミーツ・ガールもの,と言っても大枠では間違いではないと思う。 「レナード現象には理由がある」 成績はよろしくないが〈癒しの手〉を持ち級友に慕われる蕨よもぎ。一方,〈天が四物を与えた〉天才飛島穂高は,医学部への進学を親に反対される。「私が患者になった時 おまえのよーなタイプの医者に診てもらいたくないから」と言われて―― 「ドングリにもほどがある」 中間テストにおいて,クラス順位38人中19位にして文系順位152人中
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