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ブックマーク / genesis.hatenadiary.jp (2)

  • 本田由紀 《現代の若者の労働問題》 - 博物士

    夕方,札幌弁護士会の主催による田由紀(id:yukihonda)先生の講演を聞きに,札幌市教育文化会館へ。360人収用の小ホールが窮屈なくらいに大盛況でした。 結論として述べられたのは, ある時点で不利な状態に陥った人が いつまでも不利でい続ける必要がなく, 人々が できるだけ不利にならないための準備や支援が 幅広く提供されており, 人々が 自分の尊厳と他者への敬意をもって生きていくことができる, そういう社会を 少しでも作っていくための地鳴りを生みだしてくれるよう お願いします。 というもの。「憲法市民講座」という場であったことを差し引いても,ヒューマニズムに溢れた締めくくりの仕方でした。 ただ,その結論に至るまでが(分量的に)凄まじかった。 最初に〈雇用形態の変化〉を各種のグラフを用いて示して若年労働が非正規雇用に偏っていることを示し,非正規労働者の収入・労働時間をデータで確認してか

    本田由紀 《現代の若者の労働問題》 - 博物士
  • 川原泉 『レナード現象には理由がある』 - 博物士

    川原泉(かわはら・いずみ)の新刊『レナード現象には理由(わけ)がある』(ISBN:4592142659)は,少女まんが好きならずとも楽しめる短編集。あ,一人称の主体が少年になっているものもあるから,少女まんがでは無いかも……。それ以前に,カーラ教授を〈少女まんが〉という枠の中に押し込めて良いのかという疑念もあるけれど,それはさておき。 超進学校を舞台にした連作。高校生によるボーイ・ミーツ・ガールもの,と言っても大枠では間違いではないと思う。 「レナード現象には理由がある」 成績はよろしくないが〈癒しの手〉を持ち級友に慕われる蕨よもぎ。一方,〈天が四物を与えた〉天才飛島穂高は,医学部への進学を親に反対される。「私が患者になった時 おまえのよーなタイプの医者に診てもらいたくないから」と言われて―― 「ドングリにもほどがある」 中間テストにおいて,クラス順位38人中19位にして文系順位152人中

    川原泉 『レナード現象には理由がある』 - 博物士
    animist
    animist 2006/07/21
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