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ブックマーク / article.murata.com (2)

  • インダクタの基礎 【第1回】 インダクタってどんな働きをするの? | 村田製作所 技術記事

    コラムはインダクタの基礎を解説する技術コラムです。 第一回はインダクタの概要を解説いたします。 【第一回】インダクタの概要 インダクタは、電気エネルギーを磁気の形で蓄えることができる受動電子部品です。基的には導線を巻いたものであり、ここに電気を流すと電流の流れる方向の右回りの方向に磁界が発生します。 インダクタンスを表す式は以下のようになります。線を何重にも巻けば巻くほど、磁界はその分だけ強力なものになります。また、断面積を大きくしたり、コアを変えたりしても磁界は強力なものになります。 さて、インダクタに交流の電流を流してみましょう。交流とは、時間とともに周期的に大きさと向きが変化する電流のことです。インダクタに電流が流れようとすると、その電流による磁界が他の巻き線を横切るため誘起電圧が生じ、その電流変化を妨げようとします。特に電流が急に増加しようとすると、電流と反対方向、つまり電流を

  • ノイズ対策の基礎 【第3回】 ノイズフィルタの原理 | 村田製作所 技術記事

    <ノイズフィルタはローパスフィルタ> 前回の第2回では、デジタル機器で問題となるノイズはデジタル信号の高周波成分が主要因だということをお話ししました。このため、これらのノイズを除去するためには周波数の低い信号を通過させて周波数の高い信号を通さない、ローパスフィルタを使えばよいことがわかります。 ローパスフィルタとして働く回路素子としては、インダクタ(コイル)とコンデンサがあります。インダクタは式1のように、周波数の低い成分に対してはインピーダンス(抵抗のようなもの:インピーダンスが高くなるほど信号が通りにくくなる)が低く、周波数の高い成分に対してはインピーダンスが高くなります。 式1  |Z|=2π∙f∙L  (Z:インピーダンス f:周波数  L:インダクタンス) このため、インダクタをノイズの通り道に直列に挿入すると、周波数の低い信号成分は通りやすく、周波数の高いノイズ成分は通りにくく

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