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ブックマーク / blog.szk.cc (2)

  • ふたつの「保守化」現象:雇用とジェンダー

    「若者の保守化」は、ここ数年、研究者の間でも話題にされるようになったテーマだ。もちろん、その内容に是非はあるんだけど、少なくともそういう素材を研究テーマとして選ぶことが妥当だと感じられるくらいには、「保守化」は共通了解になっているのだろう。たとえば関東社会学会の機関誌である『年報社会学論集』では、2007年に『「保守化」の社会過程を読み解く』と題した特集が組まれている。 それ以外にも、たとえば友枝敏雄「現代青年の規範意識の変容――個人化と保守化の同時進行」(日青年心理学会大会発表論文集)では、福岡県内の高校を対象にした調査から、「(1) 高校生の規範意識は、大人世代のそれとは大きく変化しており、若者のモラルの内容が大きく変化しているのではないか」「(2) 高校生の社会観、国家観に保守意識が浸透しており、いわゆる有名大学進学するエリート校ほど、ナショナリズム的な意識が強い」という知見が提示

  • 「ポケモンGO」を社会学的に考えるためのヒント

    以前から話題になっていたポケモンのキャラクターを用いた位置情報連動ゲーム(位置ゲー)である「ポケモンGO」が欧米でリリースされて1週間ほどが過ぎた。巷ではポケモンゲットに熱中する外国人や、関連株の値上がり、いわゆる「ポケモノミクス」についての話題でもちきりだ。日でも同作がリリースされれば海外のような、あるいはそれ以上の熱狂が起きるはずだと当て込んだ人々の落ち着かない動きも、こうした話題への注目に拍車をかけているようだ。 むろん、ポケモン関連市場は国内において非常に大きいから、リリースされればなんらかの動きはあるだろう。一方でまだ同作をプレイしていない僕には、それがコロプラからイングレスまで連なる「位置ゲー」の特徴や課題を共有するものであると見えるし、やや距離を置いて見ていたい気持ちになるところがある。ひとまずこのエントリでは、「ポケモンGO」に限らず、こうした技術が社会に拡がることはどう

    「ポケモンGO」を社会学的に考えるためのヒント
    animist
    animist 2016/08/10
    最後の署名で著者に気付いた。現実が、単に現実としてそこにある物、以上の仮想的な意味を持ち出す?コンテキストの問題は既に遍在した筈だ。たわいない小学校の徒競走でも、走ってるのが我が子なら五輪よりも重要だ
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