この記事は自然言語処理アドベントカレンダー 2019の12日目です。 昨今自然言語処理界隈ではBERTを始めとする深層学習ベースの手法が注目されています。 一方それらのモデルは計算リソースや推論速度の観点で制約が大きく、プロダクション運用の際は留意すべき事項を多く持ちます。 (googleが検索にBERTを導入というニュースを見た時はとても驚きました) そこで本記事では自然言語処理タスクのシンプルかつ運用しやすい実装方法を考えていきます。 実装にはpythonと以降説明するspaCyとGiNZAの2つのライブラリを使います。 環境: ubuntu18.04 python 3.6.8 ライブラリインストールはpipから行います pip install spacy pip install "https://github.com/megagonlabs/ginza/releases/downlo