エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1092 Core i9-12900Kが「爆熱」と言われるその理由と実際を徹底検証で解説します 2022.01.03 更新 文:撮影・編集部 池西 樹 昨年11月に発売が開始されたIntel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)の最新CPU第12世代Intel Coreプロセッサ。特に最上位のCore i9-12900Kは、これまで得意としていたシングルスレッド処理はもちろん、マルチスレッド処理も大幅に高速化され、まさに期待通りのパフォーマンスを発揮する。その一方で、熱設計の電力制御指標が変更され、熱処理の難しさが指摘されているのはご存知の通りだ。そこで今回はCore i9-12900Kの発熱とその冷却方法にスポットライトを当てて検証を進めていくことにしよう。 長時間ブースト状態を維持できる「Maximum Turbo Pow
Xeonは「ECCメモリ」に対応している パソコン用メモリは大きく2種類ある。「普通のメモリ」と「ECCメモリ」。画像を見ての通り、普通のメモリとECCメモリに実装されているチップの数が違うことがわかります。 この1つ余分に追加されているチップに、メモリの信頼性を高める保護機能が備わっています。この保護機能のおかげで、ECCメモリは「データの破損を検出し、自動的に訂正する」ことが可能になっているんだよね。 データの正確性が非常に求められるような局面でECCメモリは多用されています。たとえば、大規模サーバーや顧客データを管理するシステムだとか…、パソコンを普通に使う分にはほとんど必要にならない。 XeonはそのECCメモリを使える機能を備えている。普通のPentiumやCore i7には備わっていない。これが1つ目の大きな違いです。 Xeonの特権「マルチソケット」普通のCPUはマザーボード
当店のサーバ(特にPRIMERGY TX100 S3)で、同じスペックの様に見えて、価格が異なる構成があるとのご質問をいただく事がありました。 実はCPUが違っていて、同じXeonでもE3-1220v2とE3-1230v2と違ったCPUを使用しているためでした。 しかし、これって、間違い探しの様で、なかなか分かりづらいですね。 (何とか工夫をします) ついでと言っては何ですが、E3-1220v2とE3-1230v2はどこが違うのか? という質問を頂いたこともあるので、この際備忘録替わりに… まず、両者のスペックを比較すると… E3-1220 v2 (8M Cache, 3.10 GHz) E3-1230 v2 (8M Cache, 3.30 GHz) スマート・キャッシュ
連載目次 今回はスマートフォン(スマホ)向けの最新SoCプロセッサ2機種を取り上げさせていただく。1つはAppleの「A12 Bionic」、もう1つはHuaweiの「Kirin 980」である。 同時期に登場した同目的のチップなので、その構成が似てくるのは致し方あるまい。どちらも、消費電力効率に優れた小型のものと、性能を要求されるときのみに使われる高性能大型の(当然消費電力が大きい)ものを組み合わせた構成となっている。ただ、A12 Bionicは小型4コアと大型2コアの合計6コアに対し、Kirin 980は小型4コアと大型2コアに加え、両者の中間ともいえる中型のものを2コアの合計8コアとなっている。 そして、前世代と比べて5割ほど性能が向上したGPU、カメラ入力に威力を発揮するISP、そして機械学習、人工知能処理のための膨大な演算を行うための専用エンジン、A12 Bionicの方はNeu
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く