ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (7)

  • 中東諸国のカタール断交のウラには何がある?

    <中東6カ国のカタール断交の背景として様々な要因が指摘されているが、イランやISISへの敵対姿勢をはっきり示さないカタールへの警戒感が強まった可能性も> サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの4カ国(これにイエメンの暫定政権とモルディブを加えた計6カ国)は、協調する形で今週カタールとの国交断絶を発表しました。カタールと言えば、サウジ、UAE、バーレーンと共に「湾岸協力会議(GCC)」を形成しており、西側にはフレンドリーなことで一貫しています。スンニ派の首長国という政体も、サウジやUAE、バーレーンと一緒です。 このカタールの首長は19世紀以来、サーニー家の当主が務めてきており、1971年に英国から正式に独立して以降も同様です。ちなみに、現在の首長タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー(タミム首長という言われ方が一般的)は、37歳という若手リーダーです。 そのカ

    中東諸国のカタール断交のウラには何がある?
    aniram-czech
    aniram-czech 2017/06/06
    中東諸国のカタール断交のきっかけの1つにアラブの春を支援したアルジャジーラへの反発があったのではないかということ。カタールがスポンサーのアルジャジーラ、今週はどんな報道してるのかよく見てよっと!
  • ISISはなぜトルコを狙うのか

    <トルコでまたもISISによるとみられるテロが起きた。パリやベルギーも狙われたが、トルコは今年だけでも大きなテロが3回目。ここには、西欧とISISの間に横たわる国家の苦悩が凝縮している> トルコでまたもや大規模なテロ攻撃が発生した。しかも今回のターゲットは世界に向けての玄関口である国際空港。毎日16万人超の旅行者が利用するイスタンブールのアタチュルク国際空港で28日夜、自動小銃で武装した男たちが自爆テロを決行。これまでに41人の死者と240人近い負傷者が確認されている。 今年3月にベルギーの首都ブリュッセルの空港などで起きた連続テロと手口が似ていることから、トルコ当局はテロ組織ISIS(自称イスラム国、別ISIL)による攻撃とみている。これでトルコではISISによるとみられるテロで200人余りの死者が出たことになる。負傷者や心理的ショックを受けた人たちはその何倍にも上る。 【参考記事】テロ

    ISISはなぜトルコを狙うのか
    aniram-czech
    aniram-czech 2016/07/01
    メモ
  • 『オマールの壁』主演アダム・バクリに聞く

    不当な暴行 イスラエル兵から侮辱的な扱いを受けたオマールは、襲撃作戦の決行をタレクとアムジャドにもちかける さまざまな国際問題の中でも、長らく解決できず、多くの犠牲者を生み、中東の不安定化の要素にもなっているパレスチナとイスラエルの紛争――。和平交渉が進むかと思えば中断し、なかなか解決の糸口が見えない。 和平を阻む大きな要因であり、国際的にも非難されているのがイスラエルによる占領地への入植活動と分離壁の建設だ。「パレスチナ人による自爆テロを防ぐため」とイスラエル側が主張する分離壁だが、大半はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸とイスラエルの境界(グリーンライン)ではなく、パレスチナ内にい込む形で建てられている。建設中止・撤去を求める国連決議や国際司法裁判所の勧告も、イスラエルは無視し続けている。 そんな分離壁が横断するヨルダン川西岸を舞台にした『オマールの壁』が日公開中だ。監督は、05年『パ

    『オマールの壁』主演アダム・バクリに聞く
    aniram-czech
    aniram-czech 2016/04/21
    やっぱりこれはすごい映画だったな。
  • ISが標的にするイタリアの古典、ダンテ『神曲』のムハンマド冒涜が凄い

    13〜14世紀に生きたフィレンツェの大詩人ダンテの墓がテロリストに狙われている。 ダンテの代表作である壮大な叙事詩『神曲』には、イスラム教の預言者ムハンマドが登場する。それも、イスラム過激派の逆鱗に触れそうな描き方だ。ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)に共鳴するイタリア国内のテロリストがダンテの墓の破壊を計画しているとみて、イタリアの治安当局は警戒を強化している。 イタリアの新聞ジョルナーレは、北東部の都市ラベンナにあるダンテの墓が重点的なテロ警戒区域に指定されたと伝えている。 では、いったいどんな描き方なのか──。 『神曲』第1部地獄篇には、「欺瞞の罪」で地獄の第8圏に落とされたムハンマドとダンテの架空の出会いが描かれている。ムハンマドは悪魔に胸を切り裂かれ、内臓が垂れ下がった、見るもおぞましい姿になっている。ムハンマドの娘婿アリーは、顎から額まで顔を真っ二つに割られている。 ダン

    ISが標的にするイタリアの古典、ダンテ『神曲』のムハンマド冒涜が凄い
  • スコットランド住民投票の意外な意味

    スコットランド独立の是非を問う住民投票が、9月18日に行われる。僕が心配していたとおり、結果はほんのわずかの差で決まることになりそうだ。 イギリスからのスコットランドの分離独立は、わずか数千票の差で決まる可能性がある。これは極めて重大な決断で、「次の選挙」で現政権にノーを突きつけて簡単に覆せるようなものではない。賛成が過半数を占めさえすれば、たとえ反対票が49%に上っても分離独立できるなんて信じがたいことだが、今回の住民投票ではそれがあり得るのだ。そこまでの僅差だと、独立について住民の「明らかな信認を得た」とはとても言えない。独立に反対した人々にとっては受け入れがたいはずだ。 独立「イエス」派のかなりの人々は、現イギリス政府を支配する保守党政権に反発を抱いているから独立を求めている、という部分が少なからずある。正確に言うならこれはスコットランド独立のための投票というより、「イングランド人有

    スコットランド住民投票の意外な意味
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    aniram-czech 2014/09/13
    「イギリス」内部ってこんな感じなのか。
  • 移民問題が「タブー」でなくなったわけ

    ここ数年、僕たちイギリスの国民は、一部の政治家からこんな寛大な言葉を聞かされてきた。移民について懸念するのは、決して人種差別なんかではないですよ――。 こんな「お許し」が出たのは、大きな変化だ。10年以上にわたり、多くのイギリス人が移民の大量流入に懸念をおぼえながらも、そんな心配を口にしようものなら非難されてきたのだから。僕の友人の1人も、大量の人々を外国から輸入するという事実上の「政策」をずばり批判したために、事あるごとに人種差別主義者だと非難されていた。 僕は、もっと慎重に発言するようにと彼をたしなめたこともあった。それに正直に言うと、数年前ならこのブログにこんなことを書くのすらためらわれただろう。 イギリス政治に関心のある人なら、2010年の総選挙でのあの出来事を覚えているかもしれない。当時のゴードン・ブラウン首相が遊説中、テレビカメラの前である熱心な労働党支持者の女性から移民問題に

    移民問題が「タブー」でなくなったわけ
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    aniram-czech 2014/07/17
    コリン・ジョイスさんのコラム
  • フランス文化の一部、タバコを守れ!

    歴史的著名人のポスターからもタバコを消し去る厳しい規制に国民の怒りが爆発。文化的アイデンティティーに深く根ざす喫煙カルチャーを見直す動きが高まり始めた どうやらフランスは、長年築いた喫煙カルチャーを消し去ることはできないと悟ったらしい。同国政府は今週に入って、喫煙をめぐる規制に例外措置を認める方向へと一歩を踏み出した。 とはいえ、禁煙国への道を諦めたわけではない。今回の動きは、公共の場からタバコの映像や画像を一掃するという検閲まがいの取締りを改めようというものだ。 タバコの直接的・間接的な広告が禁じられているフランスではここ数年、公共の場に掲げられた著名なフランス人の写真やポスターに写っているタバコまで「消去」されるようになっていた。 しかし、哲学者ジャン=ポール・サルトルやコメディー映画の巨匠ジャック・タチなど、タバコがトレードマークだった著名人のポスターからもタバコが消されていくのを見

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