これまで歌の記事をたくさん書いて来て、平気で Aメロ・Bメロ・サビ の話を展開してきました。 一般にもよく使われているであろう、歌の「サビ」という言葉。 この「サビ」が何に由来するものなのか、意識したことがありませんでした。 語源については、いくつかの説があるようです。 真っ先に思い浮かぶのは「ワサビ」です。 ワサビのことは略して「サビ」とも言います。 ワサビを使う代表的な料理、寿司の中でワサビは少量でも刺激的であることから、歌の中で最もインパクトのある部分を「サビ」と呼んだ、という説があります。 刺激から派生して、「変化が出る」あるいは「盛り上がる」フレーズのことをサビと呼んだとも言われています。 しかし、 歌で「サビ」といえば、イントロや間奏も含め繰り返して使われる「メインメロディー」のこと であり、「刺激的」ではあっても「少量」ではない。 しかも、寿司であればメインはネタであり、ワサ