東京都立成瀬高等学校 〒194-0044 東京都町田市成瀬7-4-1 電話:042-725-1533 Copyright (C) TOKYO METROPOLITAN BOARD OF EDUCATION All rights reserved.
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今回は「仮に~だったら」という仮定の質問なので、返答は無理かもしれない。 questions.hateblo.jp 1+1の答が急に3になった場合、世界で最も困る人は誰か。 世界で最も得をするのは誰か。 その二人は協力できないものだろうか。 どうも三ついっぺんに応えるのは難しいようなので、別々に訊いてみた。 何だか冗談の通じない人に、真面目に返答されたような虚しい感じがする。もし、人間にこんな風に返されたら「そんなにこの人は俺のことが嫌いなのか……」とすら思えてくるだろう。 もう一つ、「ざます」の問題も訊いてみる。 questions.hateblo.jp 「~ざます」という語尾は、現代の標準的な日本語ではあまり使われない敬語であり、一般的には古風な印象を与えます。そのため、一日中「~ざます」という語尾で話すとなると、多くの人がその言い回しに馴染みがなく、理解しづらいと感じる可能性がありま
こんにちは。紀伊国屋サイトに昔のあずまんの選書リストがありました。 ネットから削除されそうなので、こっちに転載しておきます。 東 浩 紀 選 ゼ ロ 年 代 の 批 評 の 地 平 ―― ポ ス ト モ ダ ン の 世 界 に 生 き る ■東浩紀の選ぶ20冊 雑音を断ち切る 若いひとへのアドバイスですよね? それならば、学問はまずものごとを「真剣に受け止める」ことから始まるのだ、と言いたいですね。「受け流す」ことからは始まらない。最近は、BLOGとかがあるので、普段からいろんな意見を浴びて、若いうちから他人の意見を受け流す技が上達しているし、またそういうのが賢いと思われている。社会学は、そういうときとても便利なツールとして使われている。つまり、「俺はお前の意見とは違うよ」と言っても、「ああそれはそういうコミュニケーションなんだね」と、するっと受け流してしまう。でもそういうことを言っている
種村季弘の『ビンゲンのヒルデガルトの世界』を読んでいたら、またもや「なんなら」の新用法にぶつかった。こちらは1994年の刊行だから、先日とりあげた『畸形の神』よりさらに早い。 ここでは「なんなら」は「場合によっては(ドイツ語でいうと unter Umständen)」あるいは「あえて言えば」の意味で使われている。つまりこれはNHK放送文化研究所のサイトで槍玉にあがっている「カレーがほんとに好きで、なんなら毎日食べてます」という「新用法」と同一である。 「すべからく」唐十郎起源説と並んで、「なんなら」種村季弘起源説がますます濃厚になってきた。澁澤サークルというのがいかに風俗を紊乱する怪団体であったかは、この一事をもってしても明白ではなかろうか。未確認情報ではあるが、その親玉も国禁の書を訳して風俗紊乱のかどで前科一犯くらっているらしい。 * 話変わってこちらは『合成怪物(合成脳のはんらん)』で
時々、 このブログで紹介した本がamazonで売れることがある。 「一冊売れた」というだけで、私にとっては大事件である(ドキドキ)。 「二冊売れた」となると、自分内ギネスブックに掲載確定というレベルの椿事である(ハラハラ)。 「三冊売れた」ともなれば、ほとんど天変地異の前触れにも等しい奇跡と言わざるを得ない(怖いよ~!)。 そして何故か、紹介していないのに消しゴムが二十個売れていたり、「なんでもない一日 (シャーリイ・ジャクスン短編集) 」が売れていたり、時には高額な天体望遠鏡が売れていたりもする(助けて~!)。 なんでもない一日 (シャーリイ・ジャクスン短編集) (創元推理文庫) 作者: シャーリイ・ジャクスン,市田泉 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/10/30 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る 何なんだろう、このブログは。自分の顔を鏡で見るの
「謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(追加ヒーロー4・完結)」で、「眉間尺の物語がそっくりなのは伍子胥〔ごししょ〕ではなく荊軻〔けいか〕の物語でしょう」ということを書きました。それをきっかけに、やはりパソコン通信の時代に、三島由紀夫の『卵』という短編が、ある有名な物語とそっくりだという記事を書いたことを思い出しました。そしてそれも、ハードディスクからサルベージできました。例によってネットで検索すれば出てくるところに置いておきたかったので、自分のブログに貼ることにします。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (89件) を見る アイキャッチ画像にと文庫本の書影を貼ってみたけど、今のは自分が慣れ親しんだオレンジ色のカバーじゃないの
「散歩の達人」の2016年1月号は何と「大宮&浦和」の特集である。 最近「埼玉ポーズ」だの、 埼玉Walker2015夏 (ウォーカームック) 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ 発売日: 2015/06/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 埼玉差別漫画「翔んで埼玉」 このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS) 作者: 魔夜峰央 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2015/12/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る だのが話題になっているので、タイムリーと言えば言えるのかも知れない。 しかもこの表紙の白いコートの女性、埼玉県民ならすぐにピンと来るはずの、 散歩の達人 2016年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 交通新聞社 発売日: 2015/
以前、『隠居系男子』の鳥井さんが、『個人の「100の原則」をつくりたい。』というタイトルのエントリを書いていました。 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/7861/ 個人の100の原則、100の憲法みたいなものを作っておく……確かにこれはいい。でも、100個はちょっと多いなあ、作っている間に途方に暮れちゃうなあ、と自身の怠惰さを思いダラダラしていたところ、読んでいた本『濃縮四方田』の巻末に、「四方田犬彦の七戒と七つの弱点」というものが書かれていたのを発見しました。 100個考えるのは途方に暮れちゃうけど、七つだったら苦ではない。しかも、弱点も書いていいとは。 ……私は松浦弥太郎を諦めて、四方田犬彦でいくことに決めました。 ということで、まずは参考までに、四方田氏の「七戒」を見てみることにしましょう。 ・文芸時評や文学賞の選考委員を引き受けないこと。 ・学会
以前紹介した句集「蜂の巣マシンガン」の選句をしたのが前回の「魅了する詩型」を書いた小川軽舟で、つまり師弟関係である。小川軽舟のそのまた師である藤田湘子が書いた入門書がこの本になる。 角川学芸ブックス 新版 20週俳句入門 作者: 藤田湘子 出版社/メーカー: 角川学芸出版 発売日: 2010/04/21 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る 本書は二十週間かけてカルチャーセンターの「俳句講座」に通う気分を味わえるように週別の構成になっている。 最初は心構えや必需品、俳句の定義などで、後半は実作のための課題や宿題が出て、俳句仲間風のキャラクターも登場する。 ちなみに藤田湘子の「湘子」は「しょうこ」ではなく「しょうし」と読む。私はてっきり女性歌人だと思いこんで読み始めて、 「やけに威勢のいいババアだな!」 と毒蝮三太夫風に内心で毒づきながら
「機嫌のいい犬」は作家の川上弘美が出した句集で、私が初めて全て読んだと言える句集であった。以前にも少しブログで紹介したことがある。 機嫌のいい犬 作者: 川上弘美 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/10/26 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログ (17件) を見る その後あれこれと俳句の本を読むにつれて、理解が深まったと思える句もあれば、かえって謎が深まった句もあるので、今回はそのあたりの付け足しを少し書いておくことにする。 hint.hateblo.jp まず理解が深まったように思える句について。 川上弘美の句は概ねどれもシンプルで分かりやすいのだが、それでも、 森閑とプールの底の消毒剤 この句の単純性には驚いた。本当に何も言っていない句で、俳句とはここまで主張や捻りがなくてよいものなのかと呆れるような気にもなった。しかし、読み終えた直後からずっと
俳句関連の本を大別すると、「句集」「鑑賞・批評」「アンソロジー」「入門書」「歳時記」の5つくらいに分けられる。 そのうち明らかに多そうなのが入門書で、おそらく売り上げ全体の半分近くは入門書によるものではないかと思う。 この本は新聞の連載をまとめたというだけあって、初歩的な段階から小項目ごとに平易な説明が並び、ですます調で分かりやすい。 金子兜太の俳句入門 (角川ソフィア文庫) 作者: 金子兜太 出版社/メーカー: 角川学芸出版 発売日: 2012/05/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る しかし平易すぎて、大人の目で読んで感心するようなことはほとんど書かれていない。また、何かにつけて中学生や高校生の句を例として挙げて、いちいち「〇〇高校の〇〇△△君の作」と書くのには閉口する。 そういう訳で、できるだけ初歩的な段階から、理解しやすい入門書を読みたいという人には向いているが、本
2004年頃に読んだ「エセー」の感想と抜き書きが出てきたので、読み返してみたらダイジェストのようで面白かった。 そのダイジェストをさらに整理して削ってみた。 これから以下の部分を読む人は「10分で読める!『エセー』の世界」のようなつもりで、サラッと読んでいただければ、この本の大まかな雰囲気がつかめると思う。 私は「エセー」を読み終えて以来「何か面白い本はないか」と訊かれる度に、必ず本書を勧めている。 引用部分は全て岩波文庫版(全六巻)から。 エセー〈第1〉 (1965年) (岩波文庫) 作者: モンテーニュ,原二郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1965/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ↓ [85] エセー(一) モンテーニュ 岩波文庫 ¥ 完読 2004/04/03 10:41 去年の夏か秋頃に買ってあった本。 いわゆる古典的名作は、その作品世界に入るための
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