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『隠された聖徳太子――近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書) 『隠された聖徳太子――近現代日本の偽史とオカルト文化』(ちくま新書)は、日本史上もっとも神秘的な「聖人」である聖徳太子が、1000年以上ものあいだどのように語り継がれてきたのかを辿ることで、その時代ごとに人々がなにを求めていたのかを探った一冊だ。戦前/戦後の聖徳太子像の変化や、1970年代のオカルトブームにおける聖徳太子像などを捉え直し、「歴史」と「偽史」の曖昧な境界を歩む本書は、昨今流布する陰謀論などについて改めて考える上でも有益な読み物と言えるだろう。著者のオリオン・クラウタウ氏に、オカルトや偽史も含めて聖徳太子を研究する意義を聞いた。(編集部) オリオン・クラウタウ氏。東北大学大学院国際文化研究科准教授。 専門は宗教史学(近代日本仏教)。 ――そもそもクラウタウさんは、聖徳太子の存在をどのような文脈のもとに知ったの
タレントの清水国明(73)が7月7日投開票の東京都知事選に立候補することが28日、分かった。30日に会見する。 「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」が発表した。無所属で立候補する。 清水はタレントとしての活動の一方、約30年間、災害被災地での支援活動をしてきた。「能登半島地震の被災地では行政が災害に対して事前に備えておけば救われた命があったという『行政の人災』を目の当たりにし、近い将来に起こることが確実視される直下型地震から都民の方々の命と生活を守ることを政策の軸として出馬を決意するに至りました」とした。 都知事選には、立憲民主党の蓮舫参院議員のほか、現職の小池百合子知事が3選出馬の意向を固めており、対抗する構図が見込まれる。告示日は6月20日。 清水は1973年、京産大時代の後輩・原田伸郎とフォークデュオ「あのねのね」を結成。デビュー曲「赤とんぼの唄」が大ヒットした。ラジオやテレビ
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