7月30日、サンリオが発表した4─6月期決算は欧州好調を受けて13.3%営業増益。写真は2005年8月、香港で行われた「ハローキティ」のイベント(2008年 ロイター/Paul Yeung) [東京 30日 ロイター] サンリオ8136.Tの2008年第1・四半期(4─6月期)連結決算は、営業利益が17億6200万円(前年同期比13.3%増)と2けた増益を確保した。海外で欧州が好調だったほか、国内では海外旅行客の購入活発化などが寄与している。 売上高は、167億8600万円(同21.8%減)と減少したものの、これは今期からキャラクター商品の取引形態をロイヤリティ形態に一本化した影響で、実質的には増収だったという。 2009年3月期通期の営業利益については、海外部門が全体で2けた増益が想定されるほか、国内部門も若干ながら増益を見込んでおり、従来予想の76億8500万円(前年比16.2%増)を