山野良一さんが執筆した「子どもの最貧困国・日本」(光文社新書)ではないでしょうか。 この本のP48~P49にかけて、政府介入後の方が日本の場合、子どもの貧困率を押し上げている問題が書かれています。 村野瀬玲奈さんが「子どもの最貧困国・日本」(光文社新書)をお持ちでしたら十中八九これだと私は思っています。子どもの貧困の問題を取り扱っている著作で、最近出版されて比較的入手しやすいのが山野良一さんの「子どもの最貧困国・日本」(光文社新書)です。 「日本社会全体の問題」というのは、私も全く同じ意見ですね。 長くなるので箇条書きします。 ① 福祉社会を目指す以前の問題として、日本の社会共同体が崩壊しつつある。 ② 従って、「弱い立場の人を社会全体で支える」という社会保障の理念が成り立たず、 ③ 個人だけではなく、行政や企業も社会保障を踏みにじっている。(以下、実例) → 健康保険制度を悪用する医療費