中年以降の人生を考えるための5冊 今までずっと、ひたすらラクなことや楽しいことだけをやって生きていきたいと思っていたのだけど、40歳を過ぎた頃から、今までのやり方ではいろいろと行き詰まってくるようになってきました。何をやってもそんなに楽しくない。これからの人生はずっと下り坂が続いてい…
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コロコロ変わる著述 一人の元『慰安婦』の方が、複数の場所で証言したり講演したりした内容を比較し、それぞれの細かな食い違いを指摘することで証言の信憑性に疑義を呈する人たちがいる。例として、秦郁彦先生や西岡力先生をあげることができよう。 では、このお二方の著述は常に同じなのであろうか? 著作によって表現や主張が食い違ったりすることはないのだろうか? そんな視点から、このお二方の著作を精読してみたいと思う。 1991年12月6日、韓国人元慰安婦3名を含む、韓国人の旧日本軍軍人・軍属とその遺族、計35名が日本政府への補償を求めて東京地裁に提訴した。1992年4月13日には、韓国人元慰安婦6名が原告に加わっている*1。 秦郁彦先生は、この訴訟の原告訴訟代理人の代表である高木健一弁護士とのやりとりを次のように述べている(以下、強調は引用者)。 思い起こせば、筆者が高木弁護士に問い合わせたのは[1992
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