タグ

ネットと㌥㌔㍆㌏に関するanomyのブックマーク (35)

  • わかりあえないインターネットでしたね。 - シロクマの屑籠

    2015年のインターネットを振り返って、お互い反目しあい、貶しあい、誰かにNoを突きつけあう風景ばかりを思い出した。異なるルールや価値観を信奉しあう個人と個人、グループとグループが理解しあう――せめて相手の存在を許容しあう――ツールとしてtwitterSNSやブログが使われた風景は稀だった。2015年のインターネットは、わかり合えない人間同士のディスコミュニケーションを映し出す道具だったと思う。 もちろん、ルールや価値観をシェアする者同士は、自分(達)を肯定するために「いいね」の輪を広げあっていた。だが所詮は「わかっている者同士の「いいね」」であり、「自分の似姿に対する「いいね」」であって、自分と違ったルールや価値観に対する「いいね」ではなかった。 社会には、異なるルールや価値観を信奉している人間やグループが無限に存在している。昨今のインターネットは、そのことをよく教えてくれると思う。

    わかりあえないインターネットでしたね。 - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2016/01/01
    価値観が違う人に議論ふっかけたら即座にブロックされました。私は「分かり合えないでも価値観が違っても、話しかける自由を否定するな」と言っただけなのだが。
  • 前途有望なブログを炎上の高速道路に連れ込みたくない - シロクマの屑籠

    ここ1〜2年の間にも、面白く尖ったブログやアカウントをたくさん発見した。それらは自分より若い人によって書かれ、まだそれほどアクセスが集中していないものばかりだ。ブログから発せられる鋭気を眺めているだけでも、たいへんな刺激になる。 ただ、そうした刺激に満ちたブログを見かけた時、喜んではてなブックマークしたり、twitterで紹介したりするかというと……最近はそういう事をしなくなった。たかだか私一人がブックマークしたりtwitterで書いたりしたところで影響は少ないとしても、私のはてなブックマークをお気に入り登録している人や私のtwitterアカウントをフォローしている人のなかには情報キュレーター的な人が混じっているので、そういった人達を刺激し炎上を招いてしまったら面白くないからだ。 ここ数年、インターネットの行儀作法は穏便で生徒会的な方向に変化し続けてきた。それで良かったところもある反面、若

    前途有望なブログを炎上の高速道路に連れ込みたくない - シロクマの屑籠
  • “ネットde真実”は遠くなりにけり - シロクマの屑籠

    1.あらかじめ断っておくと、いつの時代にもインターネットには事実でも真実でも無い書き込みがたくさんあった。例えばパソコン通信上の文面や、ウェブサイト同士の友誼を掲げた文面で、心とも事実とも一致しないような玉虫色の言葉が弄されることなど、そう珍しくもなかったと記憶している。 それでもなお、インターネットでしか読めない真実・インターネットでしか語られない事実、といったものは掘ればザクザク出てきた。インターネットで内緒話や秘密の打ち明け話ができると勘違いしている人、インターネットがアンダーグラウンドだと信じている人――こういった無邪気なユーザーによって、インターネットには湖底から湧き出すメタンガスのごとき真実や事実が充満していた。 2014年から眺めると、そうしたイノセントな書き込みは、インターネットに対する無知・誤解・錯覚によって生み出されていたと決めつけたくなるが、それだけでも無かったよう

    “ネットde真実”は遠くなりにけり - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2014/08/25
    転機はいわゆるステルスマーケティングが「ステマ」というバズワードになったころなのかなあ
  • google検索の神様は誰を贔屓して、誰を見放すのか - シロクマの屑籠

    「ググレカス」が世界を変える/ネットのコンテンツは「紙と放送の時代」と何が違うか。 - デマこい! Rootportさんは、テクノロジーの進歩・事物の明るい部分をブログに書かれることが多くて、それは好ましい性質だといつも思う。『デマこいてんじゃねぇ!』が、進歩の哀しい部分、獲得の代償、置いていかれる人々のことをブログの主題に据えるのは、なんだか似合わない。キャラクターじゃないと思う。 それを踏まえて上記リンク先を読むと、結構気分が良いというか、三世代ほどすればこうなって来るのかな、という期待は持てる。その頃にはgoogle検索的なものがじゅうぶん社会に浸透して、その恩恵はネットジャンキーや“お坊ちゃんお嬢ちゃん”だけのものではなくなっているだろう。そこは、論旨どおりの希望を持っておいて良いと思う。 ただ、今のインターネット、今のgoogle検索の状況をみると、そこに辿り着くまでの道程は

    google検索の神様は誰を贔屓して、誰を見放すのか - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2014/02/16
    前のエントリのブコメで「日本海軍の軍艦の画像を検索したら『艦これ』の画像ばかりがヒットする」と書いたら、ネタを拾われた件。
  • スマホをスマートに使いこなすのは(特に中年には)難しい - シロクマの屑籠

    http://toyokeizai.net/articles/-/20210 セレブの間で、「スマホ絶ち」が流行っているという記事を見た。そりゃそうだろうな、と思った。そもそも今まで、スマホなどというデジタルガジェットを、四十代、五十代の人がわざわざ買い求めること自体、どこかおかしかったのだ。 スマートフォンのインターフェースは、中年には辛い。ガラケーからスマートフォンに乗り換える際の面倒を差し置いても、まず、あの小さなディスプレイに長時間拘束されること自体が、非常にしんどい。若い頃は、目もまだ丈夫で、老眼にもなっていないから、スマートフォンのインターフェースにも痛痒を感じないだろうが、四十代、五十代にもなって、あの小さな画面を覗いてまわるのはいかにも辛い。健康にも悪そうだ。タブレットはともかく、小柄なスマートフォンのディスプレイで延々とSNSを覗き込んでいては、心が荒む以上に、目が痛む。

    スマホをスマートに使いこなすのは(特に中年には)難しい - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2013/11/27
    シロクマセンセの仕事は、こんな駄文書くことじゃなくて、ネット中毒の人を山奥か温かい南の島に連れてって、1週間ほどネット断ちさせて自然の中で「リフレッシュ」させることだったりして。
  • google検索は召喚術で、あなたの詠唱能力が試されている - シロクマの屑籠

    google検索は召喚魔法の呪文詠唱みたいなもので、googleはユーザーの詠唱能力を試している。熟練ウィザードのスペルキャストには、インターネットの森羅万象を。駆け出しの魔法使いが唱えたありきたりのワードには、ありきたりのものを。 「google検索はユーザーの詠唱能力次第」 職場やオフ会で「ちょっとググってみて」と頼んだ時、打てば響くように情報や資料を見つけてくる人もいれば、「見つからないよ?ネットに落ちて無いんじゃない?」と一生懸命マウスのホイールを回している人もいる。手こずっている人を横目に別の人が一発で詳しいサイトを拾ってきて、仰天することもある。 こうした違いは、もちろんパソコンやOSの性能差に由来するものではない。ユーザーがgoogle検索にどういう単語を打ち込んだか次第だ。「google検索が上手い人」とは「欲しい情報を探し出すのに必要な検索ワードを打ち込み、狙った情報を拾

    google検索は召喚術で、あなたの詠唱能力が試されている - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2013/08/30
    日本海軍の軍艦の画像を探すと同じ名前の「艦これ」の画像ばかりヒットするそうですね。/昔のADVはコマンドと対象の名前を全部タイピングで進めましたね。
  • エアリプライの危険性と対策 - シロクマの屑籠

    昨日、id:a-parkさんと「ネットリテラシーの怖い話をするオフ会」を開催した。こういう記事を書いている御仁だけあって、ネットリテラシーに対する鋭い意識、ネットアカウントの脈拍を感知しプロファイルする能力の高さは凄かった。機会があったら、また連絡会などやりたいと思う。 さて、その席上で、twitterでよく見かけるエアリプライの話が盛り上がった。エアリプライとは、【@相手のアカウント名】の通常リプライではなく、誰に言及しているのかを指定していないけれども、特定の誰か、または複数名と双方向的なコミュニケーションを意図したリアクションを打ち込むことだ。空中リプライとも呼ばれる。 このエアリプライ、かなりの頻度で見かけるのに、その功罪、リスクとベネフィットについてネット上でまとまった文章を見たことがない。そこで、エアリプライの危険性と対策について書き綴ってみることにした。 1.エアリプライはハ

    エアリプライの危険性と対策 - シロクマの屑籠
  • エアリプライの危険性と対策

    昨日、id:a-parkさんと「ネットリテラシーの怖い話をするオフ会」を開催した。こういう記事を書いている御仁だけあって、ネットリテラシーに対する鋭い意識、ネットアカウントの脈拍を感知しプロファイルする能力の高さは凄かった。機会があったら、また連絡会などやりたいと思う。 さて、その席上で、twitterでよく見かけるエアリプライの話が盛り上がった。エアリプライとは、【@相手のアカウント名】の通常リプライではなく、誰に言及しているのかを指定していないけれども、特定の誰か、または複数名と双方向的なコミュニケーションを意図したリアクションを打ち込むことだ。空中リプライとも呼ばれる。

    エアリプライの危険性と対策
    anomy
    anomy 2013/08/16
    一方で、対話しないで一方的に中傷込の批判をしたいときは@付けないでね、としょっちゅう言う人もいる。
  • 私が中高生のネット依存をヤバいと思う理由 - シロクマの屑籠

    ネット依存の中高生、国内に51万人 厚労省推計 :日経済新聞 厚労省の研究から「中高生のネット依存者が推計52万人」という数字が出た。私はインターネットは学齢期からやっても構わない、むしろやるべきだと思っていたクチなので、この数字には衝撃を受けた。 文部科学省『学校基調査』(H24年)によれば、現代の中高生の総数は約690万人ぐらいなので、10人に1人弱、30人ちょっとのクラスで3人がネット依存に陥っている勘定になる。「クラスで大体3人がネット依存」と書き直してみると、さほど違和感のない数字のような気もしなくもない。が、頻度としては高すぎる。 参考までにアルコール依存症と比較してみると、2004年時点の厚労省の推計によれば*1、アルコール依存症は80万人、依存症疑いを含めて520万人程度と推計される。日の飲酒人口は推計6000〜7000万人らしいので、「疑い」も含めるなら飲酒人口のう

    私が中高生のネット依存をヤバいと思う理由 - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2013/08/03
    「ゲーム脳」や「スマホ脳」といったトンチンカンな言葉を使う人が増える前に、ネット依存や夜中に光る画面を見続ける行為と精神疾患の関係は議論されるべきだ。
  • はてなブックマークの多様性は、そんなに馬鹿にしたものじゃない 注1) - シロクマの屑籠

    はてブは井の中の蛙の集まり 一時期、「はてなブックマーク」なんてロクなものじゃないと思っていた。誹謗中傷や名誉毀損は論外として、読解力皆無のコメントや見当違いのコメントを見かけるたび、うんざりさせられたからだ。 リンク先も、しようもないブックマークコメントを並べる人々に辛辣である。 数あるエントリーに対して、多くの意見、多くの罵詈雑言、などなど。 ほとんどの人間が、今まで自分が見てきた世界=常識、だと考えてやまない人間ばかりだからこうなる。 http://anond.hatelabo.jp/20130724124254 然り。 狭量な世界観、偏った経験に依拠した書き込みが、はてなブックマーク上では無数にウォッチできる。はてなブックマーカーは多かれ少なかれ偏っていて、もちろん私とて例外ではない。あたかも偏った視点の展覧会のようだ。 じゃあ、はてなブックマーク自体も偏っていて、全く参考にならな

    はてなブックマークの多様性は、そんなに馬鹿にしたものじゃない 注1) - シロクマの屑籠
  • インターネットには「なまはげ」が必要だ - シロクマの屑籠

    Twitterで大失敗をやらかす前に――バンダイナムコが小学生向け仮想空間 -INTERNET Watch リンク先は、「バンダイナムコが小学生向けに仮想空間を提供する」、という記事だ。単なる子ども向け仮想空間ではなく、子ども達に“失敗の許されるネット空間”を提供し、適切なネットリテラシーを身につけてもらう狙いもあるらしい。 現在のインターネットは、子どもには過酷な環境すぎる。思慮分別のつかないうちから大人並みの情報発信のチャンスが与えられているので、社会生命を左右するような炎上リスクは大人よりも高い。たとえ炎上しなくても、あれこれのネットサービスに貴重な青春のリソースを吸い上げられてしまうリスク・ネット山師に感化されて人生計画を踏み間違うリスク・過剰な承認欲求に溺れてスポイルされるリスクもある。こうしたインターネットの落とし穴のなかには、大人でも気付きにくいものが多く、後々になって後悔さ

    インターネットには「なまはげ」が必要だ - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2013/04/30
    昔は「子供のやることですから」という言葉があったんだよ。
  • 俺のブロガー精神論 - シロクマの屑籠

    Geekなぺーじ:ブログ論 最近のブロガーってどこで運営ノウハウ習得しているんだろう? - 情報の海の漂流者 ブログの運営については何も知らない。 だが、“長文ブロガー道”や“ブロガー精神論”についてなら語れる。 『シロクマの屑籠』も今年で7年目を迎え、ブログはすっかり自分の生活の一部となった。書きたい時に書きたいことを書き、誰かに声を届けたくなったら躊躇せずトラックバック記事を書く――そういう素人ブロガーらしいブログライフを楽しめていると思う。 この7年間、欲望の赴くままに書いてきたから、俺はブログの運営なるものを知らない。マネジメントを欠いているからこそ、デフォルトのままのデザインで、記事の方向性も散らかっている。じゃあそれで損をしたかと言われたら、あまり損をしていないような気がする。自分が書きたいことだけに意識のリソースを集中させることが出来たという意味では、“下手の考え休むに似たり

    俺のブロガー精神論 - シロクマの屑籠
  • 最悪なのは、ネットじゃなくてあなたのダメージコントロール能力なんじゃないですか? - シロクマの屑籠

    最近、いい感じの発言が増えていたid:amamakoさんが、いつもの悪い癖が出て「ぼくはいじりに弱いんだから特別に保護されるべきだー」的なことを村道で叫んでいたので言及してみます。 ブログを非公開にした理由 - Togetterまとめ http://d.hatena.ne.jp/amamako/20120505/1336149643 私は昔のid:amamakoさんの発言の幾つかは、「なに馬鹿な事言ってやがる」とか思っていました。が、最近は感心させられる発言が増えていただけに、今回の発作的憤怒は意外でした。第一印象を正直に書くと「なんだこれ?あんたまだこんなことやってたの?こりゃネット向いてないよ。やめない限り、ずっとジクジク傷ついて転げ回ることになるんじゃない?」でした。自分の発言を無言でリブログした人にいちいち詰め寄って詰問している姿は、異様としかいいようがありませんでした。 勿論、ネ

    最悪なのは、ネットじゃなくてあなたのダメージコントロール能力なんじゃないですか? - シロクマの屑籠
  • あなたのネット仲間は、五年後も一緒にいてくれそうな人ですか? - シロクマの屑籠

    インターネット上でのコミュニケーションを、「今日は誰々が面白いことを言った」「今日はtwitterでこんなにリツイートされた」といった賑やかさのうちに過ごしている人は多いと思います。誰の文章を読むのか・誰に対してreplyを送るのかを決めるにあたって、「今、面白い事を言った人」「今、私の承認欲求を充たしてくれる人」「今、私が興味を持っているコンテンツの話をしている人」などを評価基準に選んでいる人も多いでしょう。 でも、そんな「今」という評価基準だけでネットコミュニケーションしてもいいんでしょうかね? ここで、ちょっと違った角度で、あなたが今ネットコミュニケーションしている相手について思考実験してみてください;その人は、五年後もあなたに面白いことを呟いてくれる人でしょうか?五年後も仲良く意見交換していそうな相手でしょうか?それとも人気作品についての情報交換が終わったら「コンテンツの切れ目が縁

    あなたのネット仲間は、五年後も一緒にいてくれそうな人ですか? - シロクマの屑籠
  • 「いいね!」を一万人分集めても「愛してる」にはかなわない - シロクマの屑籠

    タイトルで言い切ったような気がするし、当たり前といえば当たり前の事ながら、両者を混同している人が意外に沢山いそうなので。 たくさんの人から「いいね!」(like)と言ってもらえると、大抵の人は自己愛が充たされて気持ち良くなれる。この陶酔感を求めて、不特定多数とのコミュニケーションや“スポットライト”を求める人も少なくない。最近は Facebook の「いいね!」ボタンやtwitterの「お気に入り」ボタンをはじめ、こうした like を簡単にやりとりできるツールが普及し、「いいね!」が手軽に行き来するようになった。 ところが、この「いいね!」、瞬間的には気持ち良くても、心の渇きや寂しさを埋め合わせるには適していない。麻薬が一過性の快感しかもたらさないのと同じように、不特定多数からの like は、刹那の快感しかもたらさず、心の渇きや寂しさは埋め合わせてくれないからだ。 勿論、一時的に寂しさ

    「いいね!」を一万人分集めても「愛してる」にはかなわない - シロクマの屑籠
  • インターネットのハイテンションは「病気」か「文化」か - シロクマの屑籠

    最近、精神科の外来でも「『twitter』で炎上したのをきっかけに…」なんて話を若い患者さんから聞くようになった。それだけ、コミュニケーションに占めるネットの割合が大きくなってきたのだろう。 ところで、『twitter』を見ていると、ものすごく威勢のいい事を書いている人が珍しくない。ちょっと大げさ・攻撃的な語調・ドヤ顔・朝も昼も深夜も連続投稿……なんて人が、そこここに存在している。そんな彼らの「僕らの正しいツイートで社会を変えていきましょう!」的な書き込みをプリントアウトして精神科医に見せたりしたら、びっくりされてしまうんじゃないだろうか。 とりわけ、近年の精神科界隈では「双極スペクトラム障害」という疾患概念がトピックスになっていて、精神科医は“躁っぽい症候”に神経をとがらせている。「双極スペクトラム障害」とは、大雑把に言うと、「躁っぽさが混じっている精神疾患」みたいなものだ。この新しい疾

    インターネットのハイテンションは「病気」か「文化」か - シロクマの屑籠
  • インターネットでは、自分自身が足枷になって視野狭窄に陥っていく - シロクマの屑籠

    ウェブ時代のクレーマーの群集化、その心理: やまもといちろうBLOG(ブログ) リンク先では、クレーマー的な意見がネット上で集団化しやすい理由について説明してます。インターネットの特質として、そういった極端な意見が集まりやすくカルト化しやすい、というのは納得できるお話でした。 では、そうやってクレーマー群衆化していく時、その一人一人は何をディスプレイ越しに見ているのか?ここでは、そのあたりの個人レベルの問題について考え直してみます。 誰からも制限されないネットだからこそ、自分自身の心が足枷となる 原則として、インターネットの閲覧や検索は個人の自由に委ねられていますし、どのような意見に耳を傾ける/傾けないかも人任せです。もしネット上で誰かに「お前は偏り過ぎている」と指摘されたとしても、相手が全面的におかしいと決めつけ、二度とそのような意見を読まないという選択もその気になれば可能です。最近は

    インターネットでは、自分自身が足枷になって視野狭窄に陥っていく - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2011/08/30
    別の言葉では「在外的批判」というけれど、ネットにズッポリはまってる人は在外的批判を程良く咀嚼・吸収できるほどメンタルが強い人は多くないのでは。
  • 無分別なインターネットは、情報メタボにまっしぐら - シロクマの屑籠

    子どもの頃、ホテルやレストランのバイキング料理に行ったときに、好きなべ物やケーキばかりを皿に入れ続けて叱られた経験ってありませんか。バイキング形式の事は、好きなものを好きなだけべられるのがウリですが、同じタイプのべ物ばかりを選ぶと栄養バランスが著しく偏ってしまいます。年に1、2回程度なら、多少の偏も構わないとしても、偏バイキングが毎日続くようではメタボリック症候群まで一直線です。幸い、多くの人はバランスを取るべく注意している筈ですが。 なら、“情報”という分野、もっと言うと“インターネット”という分野ではどうでしょう? 情報メディアを料理にたとえるなら、インターネットはまさにバイキング料理。出所も価値観もさまざまの情報が、ほとんど無尽蔵に積み上げられた、情報を選びたい放題・むさぼりたい放題の場です。ところが、レストランでバイキング料理をいただく時とは違って、インターネットで情報

    無分別なインターネットは、情報メタボにまっしぐら - シロクマの屑籠
    anomy
    anomy 2011/06/19
    メンタルヘルスに関わる重要な提言かと思ったら、飽食の時代を愚痴ってただけだった。
  • twitterで感情を“お漏らし”しちゃう問題 - シロクマの屑籠

    「感情失禁」*1という医学用語をご存じでしょうか。 「感情失禁」とは、普通だったら反応しないであろう僅かな刺激にも反応して、笑ったり泣いたりしてしまう状態を指します (例えば今日の天気の話をしているだけなのに、急に泣き出してしまったりとか) 。脳の血流が悪くなるタイプの認知症などでは、こうした症状はそう珍しくありません。 さて、この「感情失禁」ほどの著しい症状があれば脳の機能不全が疑われますが、そこまでではないにしても、人間には、自分の感情が制御しづらくなる瞬間がままあります。「泣きっ面に蜂」という諺もありますが、失恋した後・怒った後・睡眠不足の時などに、感情の手綱が甘くなってひどい失敗をやらかしてしまうのはよくあるパターンです。また、今回の震災による持続的なプレッシャーのもと、普段より喜怒哀楽が激しくなってしまい、やけに攻撃的になったり不自然なほど涙もろくなったりしている人もいるように見

    twitterで感情を“お漏らし”しちゃう問題 - シロクマの屑籠
  • インターネットには友情の疑似体験ツールがいっぱい - シロクマの屑籠

    恋愛や友情の代替コンテンツ リンク先の文章には、「恋愛の代替コンテンツは沢山あるが、友情の代替コンテンツはあまり無い」と書かれている。…当にそうだろうか?美少女ばかりが出てくるライトノベルやアニメしか見てない人ならそう思うかもしれないが、実際には、たくさんのコンテンツのなかに、友情のエッセンスはそれなりに散りばめられている。少年漫画全盛期の頃に比べて、ちょっと目立ちにくくなっているかもしれないが*1。 ところで、21世紀において友情を疑似体験する手段は、漫画やアニメだけではないと思う。 よく考えれば、もっと強烈に、友情を疑似体験する or 来なら友人関係を通して補うような心理的なエッセンスを補う手段が沢山存在すると気付く。インターネット上に。 カジュアルに友情を疑似体験させるインターネットツール 以下に、友情を疑似体験するのに便利なインターネットツールを幾つか挙げてみる。*2 ・twi

    インターネットには友情の疑似体験ツールがいっぱい - シロクマの屑籠