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ブックマーク / kazuhooku.hatenadiary.org (10)

  • mmapのほうがreadより速いという迷信について - kazuhoのメモ置き場

    @ITに以下のような記事が出て、 今回からしばらくの間は、まったく逆の例、つまり使うとプログラムの処理性能が上がるというシステムコールを紹介していく。システムコールを呼ぶ回数は少ない方が処理性能は高くなるという原則は変わらないが、呼び出しておくと処理性能が向上するシステムコールというものが存在するのだ。こうしたシステムコールを使わないでいることは、とてももったいない。 今回紹介するシステムコールは「mmap(2)」だ。ここでは詳しく仕組みを解説しないが、mmap(2)は、プログラムの処理性能に必ず良い影響を与える。 やはりあった? 高速化に効くシステムコール (1/2):知ってトクするシステムコール(3) - @IT それを真に受けたのか、「Go言語でmmapシステムコールを使ったファイル読み込みの高速化検討とC言語のコンパイラの話 - ryochack.blog」のようなブログエントリも

    mmapのほうがreadより速いという迷信について - kazuhoのメモ置き場
  • なぜ動的型付けの言語が流行ったのか (Re 静的型付けと動的型付けのどちらが優れているかという話) - kazuhoのメモ置き場

    静的型付けと動的型付けのどっちが優れているか。どのようなプログラムを書いているかによって答えはかわるんじゃないの? たとえば、自社で開発・運用しているウェブサービスなら「問題が出たら修正」すればいいんだし、バグがないことを保証するよりも迅速に開発できるプログラミング言語(つまり動的型付けの言語)がいい。 逆に、客先への納品が発生するソフトウェア製品なら「バグがない形で出荷する(様々な状況・環境下でちゃんと動作する)」ことが重要だから、静的型付けの言語を使うことで品質を高めるというのは合理的な選択*1。 細かな論点はいろいろあるだろうけど、基的には、このようなソフトウェア開発に対するスタンスの違いで決まる話だと思います。 別の言い方をすると、動的型付けの言語は流行ったのは、ウェブには前者のアプローチが適していたからだし、スマホアプリには静的型付けの言語がむいていると言えるのでしょうね。それ

    なぜ動的型付けの言語が流行ったのか (Re 静的型付けと動的型付けのどちらが優れているかという話) - kazuhoのメモ置き場
  • JSX はなぜ「速い」のか - kazuhoのメモ置き場

    なぜ「速い」のか、について JSX 開発者の立場から。 たとえば、シューティングゲームで一番重たい処理は何か。言うまでもなく衝突判定。多数の弾や敵機の衝突判定を毎フレームごとに行う必要があり、この演算が重たい。 JSX に同梱されている web/example/shooting.jsx には衝突判定のコードが複数あるが、一番重たいのは Bullet#update 関数で、その処理は以下のようになっている*1。 for (var rockKey in st.rocks) { var rock = st.rocks[rockKey]; if (this.detectCollision(rock)) { if (rock.hp == 0) return false; inDisplay = false; if (--rock.hp == 0) { st.score = Math.min(st.s

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  • TwitterやFacebookのURLには、なぜ#!が含まれるのか (SEOとAjaxのおいしい関係) - kazuhoのメモ置き場

    Ajaxを使うためにはページ内リンク (hash fragment=URLの#以降) を使うのが一般的*1 hash fragmentはサーバに送信されないから、JavaScript非対応のブラウザだと動作しない 特にサーチエンジンのクローラ等で問題になる*2 そこで Google は、#! が含まれる URL を hash を含まないものに読み替える仕組みを提唱している。例えば「www.example.com/ajax.html#!key=value」のサーチエンジン用URLは「www.example.com/ajax.html?_escaped_fragment_=key=value」になる。 TwitterやFacebookはこの仕様に従うことで、Ajax な UISEO を同時に実現している、というわけ。ということを調べたなう。 参照: Getting Started  | 

    TwitterやFacebookのURLには、なぜ#!が含まれるのか (SEOとAjaxのおいしい関係) - kazuhoのメモ置き場
  • Amazon AWS と NIFTY や Rackspace のクラウド (IaaS) は、技術的にどう違うのか - kazuhoのメモ置き場

    AWS はコンポーネント指向の IaaS 現時点でのクラウドコンピューティングの大勢は、リソースをオールインワンで提供すること。一般ユーザーにとっての SaaS なアプリケーションは、もちろんそうだし、開発者にとっての Google App Engine も然り。 Amazon AWS も、EC2 や S3, Relational Database Service, Elastic Load Balancer といったサービスコンポーネントを Amazon が提供し、それを開発者が組み合わせて可用性の高いサービスを構築するようになっている。 コンピューティングリソースと、基盤ソフトウェアコンポーネントがセットで提供されているというのは、IBM PC以前のパソコンを思い出すような... Rackspace Cloud や NIFTY Cloud は VM 指向 一方、AWS に継ぐ IaaS

    Amazon AWS と NIFTY や Rackspace のクラウド (IaaS) は、技術的にどう違うのか - kazuhoのメモ置き場
  • ウェブアプリケーションサーバを複数台構成とか2010年代には流行らない - kazuhoのメモ置き場

    タイトルは煽り入ってますが。 仮に動的ページを生成するのにかかる時間が1秒、そのうちデータベースやmemcached等リモートサーバへの問い合わせ時間を除くいたCPUの処理時間が0.1秒とする。また、ピークのリクエスト処理量は、平均の2倍とする。 そうすると、クアッドコアのアプリケーションサーバで処理できるリクエストは、 4 core * 10 reqs/sec * 86,400 sec/day * 30 day/mon / 2 = 51,840,000 reqs/mon と、約5,000万PV/月を1台で捌けることになる。 CPUが動いている時間は全処理時間の10倍と仮定したわけだから、アプリケーションサーバの最大同時接続数は 4 core * 10 = 40 程度あればいいことになる。実際には、安全係数を2倍かけて 80 とか。リクエストの処理に必要なメモリ量を 100MB とすると、

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  • linuxで httpd が使ってるメモリ総量を調べる話 - kazuhoのメモ置き場

    Perl等のLLでウェブアプリケーションサーバを書いていると、普通はマルチプロセスモデル (apache なら prefork とか) で運用することになると思う。で、それらがどれだけメモリを使っているか、っていうのはチューニングにおいて重要になってきたりする (んじゃないかと思う) けど、そもそもメモリの総使用量をどうやって測定するのか。 20:20追記: PSSを使ってワンライナーで測定するのが簡単 (コメント欄参照)。kosakiさんありがとうございます。 $ sudo perl -le 'for my $p (@ARGV) { open my $fh, "< /proc/$p/smaps" or die $!; map { /^Pss:\s*(\d+)/i and $s += $1 } <$fh> } print $s' `pgrep plackup` 914325以下は初回投稿時

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  • (特にMyISAMを使っていた)ウェブ屋さんがInnoDBを使う場合の設定項目 - kazuhoのメモ置き場

    InnoDBはMyISAMと比較して安全(OSクラッシュや電源断が発生してもテーブルが壊れない)分、書き込みが遅い。データベース屋さんからすると、それは当然のことでMyISAMがおかしいんだ、ということになり、だからバッテリバックアップ機能のついたRAIDカードを使うんだ、という話になる。でも、MyISAMを使っているウェブ屋さんの現場では、場合によって多少データが消えてもかまわないから、安いハードウェアで大量のアクセスを捌きたい... って乖離があるんじゃないかなーと思ってる。 そのような場合には、my.cnf の innodb_flush_log_at_trx_commit パラメータを調整することで、MyISAMに比肩する書き込み速度を得ることができる(そのかわり、クラッシュや電源断の場合は、設定によって直近1秒以内の変更が失われる)。 他のパラメータも含めて書いておくと、データベー

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  • 「テキストプロトコルは遅くないよ」という話 - kazuhoのメモ置き場

    「バイナリプロトコルは速い」「テキストプロトコルは遅い」という言説を、ときおり目にするけど、それって当なのか。個人的には、それって昔の話だと思ってる。 SMTP みたいな、ペイロードについてもターミネータ(とエスケープ)を使うプロトコル*1は確かに遅い。で、FTPプロトコルでは、大容量のデータを「高速」に転送するために、制御用のTCPコネクションと転送用のコネクションを分けたりしてた。 だけど、HTTPプロトコルは、テキストプロトコルだけど、ペイロードについてはターミネータを使わない。keep-alive を行う際には、Content-Length ヘッダ(あるいはchunkedエンコーディング)を使うことで、ペイロードのパース/変換処理を不要にしている。別の言い方をすると、テキストプロトコルだからと言って、バイナリプトロコルよりペイロードの処理時間が長くなるとは限らない。HTTP 以降

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  • mysql と drizzle の負荷テストツール「skyload」が凄い! - kazuhoのメモ置き場

    tmaesakaさんがやってくれました。 ずいぶん前からSQLのベンチマークを測定するのに使いやすいプログラムないかなーと思ってました。個人的にはmysqlslapというのを使ってたのですが、幾らか気に入らない所があったりコマンドラインオプションが複雑で毎回 --help を読んだりしていました。余計な機能なんかなくて、指定したSQLを高速にくりかえしてくれる物が欲しいなぁって思ってたんです。 とあるIRCでこの前、tmaesakaさんから「いま作ってる」という話を聞いて、いろいろ要望を言ってたんですが、ついさっきチュートリアルが公開されました。速いw 名前はskyload。とても小さく、実装コードだと800行程度です。しかもオプションが少ないので使い方が単純です。試しに適当な INSERT の速度を測ってみました。 $ skyload --server=localhost --mysql

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