近年、国内でも大手MNO(移動体通信事業者)のほかに、自社では無線設備を持たず、MNOの回線を利用してサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)が増えている。2009年から2012年の3年間で、MVNOの回線数と売上は4倍強に拡大している(254万件→1,037万件、825億円→3,570億円(MM総研調べ))。 このようなMVNO事情の中、日本のインターネット・サービスプロバイダー(ISP)であるドリーム・トレイン・インターネット(以下DTI)は、通常の通信速度を低速に制限し、特定のアプリ実行中にのみ速度制限を解除して高速通信を行うサービスを月額490円で2013年10月25日から提供開始した(高速通信時は263円/100MBの従量料金がプリペイドで課金される)。 本稿ではこのサービスの解説、および大手MNOとの料金プランやビジネス戦略の差異を考察する。 サービスの概要 従来サー
先週、親会社のフリービットから「freebit mobile」と「PandA」が発表されたばかりのDTIだが、今週もビッグニュースが。 3G時代から一貫して「100kbps」だった最高速度が、月額490円は据え置きのまま150kbpsとなることが発表された。すでに本日から適用されている。 「ServersMan SIM LTE」通信速度を50%増速バージョンアップ。 | アナウンス一覧:ユビキタスプロバイダ DTI 先週「freebit mobile」が発表された際、平常時の速度がプレスリリースに書かれておらずモヤモヤしたのだが、その後各メディアの記事で「150kbps~200kbps」ということが分かった。 「ServersMan SIM LTE」と「freebit mobile」は別サービスだが、速度はほぼ同じになったと言える。 これで、スマートフォン向けIP電話「ServersMan
先日、DTI「ServersMan SIM 3G 100」にて提供が発表されたSMSオプションが、各所で話題を呼んでいる。 日本通信やIIJmio等、他の主要なドコモMVNOにも、ぜひこのSMSオプションの導入をお願いしたい。 via: もちあるいてなんぼ。: 「ServersMan SIM 3G 100」をスマホ初心者にいまいちオススメできない理由 私も先日このように書いたが、他のドコモMVNOユーザの皆さんも同じように考えていたようで、日本通信やIIJmioのtwitter公式アカウントに多数の問い合わせが見られる。 そんな中で、気になったのはIIJmioのツイート。 @ah_mac_tw 現在のところ、弊社のようなLTEのMVNOに対してSMS機能を提供する枠組みがドコモになく、現在弊社とドコモにてSMS機能に関する協議を行っています。現時点でSMS機能については提供するともしないと
月額490円という激安価格のデーター通信サービス DTI「ServersMan SIM 3G 100」。今月1日から microSIM 版のサービス受付も始まったので早速申し込み、到着次第使い始めています。昨日は、490円の月額料金のみで使える最大速度 100Kbps の制限下で利用してみた感想および速度テスト結果について書いてみました。 ■ 遅いと評判の月額490円データー通信「ServersMan SIM 3G 100」microSIM版 始めてみた【前編】 まぁひと言で言えば 「評判通り、廉価データー通信サービスの中でも遅かった」 であり、「安かろう遅かろう」なのは事実でした。これを日々常用する人ならば、倍の月額料金(といっても千円弱)を払っても IIJmio 高速モバイル/D や日本通信のサービスにした方が良いと断言できるレベルです。 とはいえ、値段なりというのは決して否定的な意味
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