総務省は2012年3月23日、無線LANビジネス研究会の第1回会合を開催した。この研究会は無線LANに関する現状の整理と、安心安全な利用や普及に関する課題の抽出・整理、必要な方策の検討を目的としている(関連記事)。 第1回会合では、総務省がまず概要を説明。次に、無線LANを使ったビジネスを展開するNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)、KDDI、ワイヤレスゲートの3社がプレゼンテーションを実施。その後、質疑応答となった。 各社のプレゼン内容は以下のようなものだった。NTTBPは、同社が進めている共用型の無線LANアクセスポイント(AP)の卸ビジネスを紹介。同社の設備ではマルチSSID、マルチVLAN、マルチ認証サーバーを用いて、同一のインフラを用いて複数の事業者がサービス可能だ。この設備を用いてNTT東西、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズというNTTグループ4社に加え、