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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (1)

  • 志村貴子『放浪息子』 - 紙屋研究所

    うぉぉぉ……『放浪息子』が終わってしまった。 ぼくの一番好きなマンガの一つが……。 疎外 志村貴子の短編集『どうにかなる日々』には、中学生のとき家庭教師の男と性行為していた少女・琴子の話が出てくる。琴子は、陰毛が生えてくるので自分が「先生」に嫌われるのではないかと思い、逆に「先生」を告発して自分の目の前から消してしまう。「先生」との記憶が甘美だった琴子は、自分に陰毛が生えてくるたびに悲しくなる。 どうにかなる日々 新装版 ピンク 作者:志村貴子太田出版Amazon しかし、高校生になって、つきあっている男の先輩にそのことを話す。 先輩に先生のすべてを話した あたしの知ってる限りのすべてだけど そしたらなんだか先生が 先生がまるで 得体の知れない うす気味悪いなにかに 思えてくるので 不思議だった 自分の中から外に取り出され、生み出されたものが、やがて自分に対立し、自分にとってよそよそしくな

    志村貴子『放浪息子』 - 紙屋研究所
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