チェコ・ブルノ(Brno)で、ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)がミサを行う祭壇の近くで祈る聖職者ら(2009年9月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOE KLAMAR 【2月6日 AFP】国連(UN)の子供の権利委員会(Committee on the Rights of the Child)は5日、バチカン(ローマ法王庁)に対し、児童虐待を根絶せずに組織的隠蔽(いんぺい)を許しているとして、児童に対する性的暴行や性的虐待の疑いのある聖職者を排除するよう求める報告書を発表した。 ローマ・カトリック教会の聖職者による児童性的虐待問題に関する報告書を国連機関が発表したのは今回が初めて。同委員会はこの中で、児童虐待被害者の扱いに関する深い懸念を表明。バチカンは被害者の保護よりも、教会の評判と容疑者を守ることを組織的に優先している、と非難。世界中で「何万人」もの子ども
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