氷川へきる『CANDY POP NIGHTMARE』6巻 (画像のリンクが物理書籍のページ、文章のリンクがkindle版のページ) 大体の内容「なんか異能バトル物っぽくなってる! 嘘だそんなことー!」。というなんというか未明の悲鳴が口からまろびでる不思議な漫画となり、異能VS超生物というのが明確になって、なったかと思ったら終わって、という流石の氷川へきる味。それが『CANDY POP NIGHTMARE』6巻なのです。 本当に今回の巻は今までこの漫画が積み上げたような積み上げてなかったようなしている物の集積がその軸足となり、その安定を持って激烈な蹴りを私たちにお見舞いしてくるという、いやその蹴りされるの俺たちじゃなくないですかね!? というくらいに無茶苦茶しおります。異能物、伝奇物としての仕上がりはもちろんいいのですが、その上でへっきー力の高い軸ずらしギャグ調と、そのずらし前の無闇とも言え