ブックマーク / rasinban.hatenadiary.jp (25)

  • 「雨と日照りの対岸」 - 日々人 細胞分裂

    二日ぶりにまわってきた、当番の朝。 相変わらず雨は止まず、風も時折り激しく吹き荒ぶ。 身に着けていた雨着は、家を出てすぐに水浸しになった。 この村の先にある崖を挟んだ、対岸の隣村が見渡せる高台へ、今日も向かう。 軋む階段を一段一段、踏みしめながら上まであがると、前任者は既に姿を消していた。殺風景で狭苦しい板の間が、塞ぎ切れない雨風に晒され濡れていた。 真ん中にある、暖炉の傍に身を寄せるしかなかった。 はぁはぁ、と白い息を吐きながら、弱弱しい陽炎火に薪を焼べる。 雨が降り続けて、十二日目の朝を迎えたのだった。 かじかんだ両手を擦り合わせる。 しかし、幾度重ねようと、胸打つ不穏な鼓動をなだめることはできない。 降り続く連日の雨、雨雲に覆われ狭まった空。 霞んだあの山脈の先を見据えるが、以前として灰色掛かっている。 残された期限はもう、一日しかない。 どうか雨よ、どうか降り止んではくれまいか。

    「雨と日照りの対岸」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/10/25
    お忙しいでしょうけれど、チラッとのぞいてみてくださいね(^^)?見たよ!という印にB!なら無言・コメント欄なら「☆」とかでいいので書いてくださいね?http://myojou.seesaa.net/
  • 「輪廻の沼」 - 日々人 細胞分裂

    治験に参加してみないか、とその研究所に所属する元彼に誘われ、話を聞くだけよ、というつもりがこうなってしまった。 非公開で募集をかけられない案件だから調べても出てこないよ、とその彼は口にするが、たぶん彼の研究施設自体が非公開だろうという想像はついた。 人体をそっくりそのまま復元させる。 その為の治験モニター、などという嘘のような話。 「もしも、人が簡単に死ぬことがなくなったらさ、この世界はどうなると思う」 簡単に、などと言ってしまう彼を見て相変わらずなんだと、そう思った。 「もしも、が、なったらさ、どうなると思う」 という懐かしい問いかけ。 それが彼の口癖。 彼の口からこの文句が漏れることに、得も言われぬ震えのような反応をこの身に感じ始めたのは、それはいつの頃からだったか。 もしもこの芸能人が犯罪者だったら、あの国とこの国が戦争をしたら、この空き店舗に個人飲店が入ったら、この建設中のビルの

    「輪廻の沼」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/10/15
    彼も相当な人ですが、彼女も肝がすわってますね?
  • 「今日から俺は、」 - 日々人 細胞分裂

    書いては消して、を何度繰り返してもいいから。 「小説」とよばれる最低限の規定枚数にまずは届くように。 そして、どんな内容になろうが、その話を完結させる。 まずはそれを第一の目標に。 ずぶの素人が小説家を目指すのだ。

    「今日から俺は、」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/10/09
    応援副団長になります(^^)押忍!
  • 白い空間『綱渡り』 - 日々人 細胞分裂

    白い空間『綱渡り』 その、夢というものを見たことがない。 皆と同じように、一日の終わりとしてベッドに横たわり眠りに入る。 そこまでは同じだろう。 ただ、その眠りから先が大きく逸脱していく。 次の瞬間、眼前に広がるのは真っ白い世界。 なぜか私は現実世界で眠りに入ると「白い空間」へと誘われるのだ。 そこは見渡す限りに真っ白い世界が広がっていて、しばらくすると白いドアが無数に現れだす。 その内の一つを選び、潜らないことには現実へ戻れない。 毎夜、私はいつも摩訶不思議な世界に身を置くことになる。 その世界の環境や風土、起きている事件や抱えている問題などの情報が、時間と共に徐々に脳と体に染み渡っていき、気付けば私はその世界の住人になってしまう。 生きるために染まる、とでも言うのか。 痛みも感じれば熱さも寒さも、空腹感もある。 命の危険にさらされたことさえ幾度もあるが、とりあえず現実世界で目を醒まして

    白い空間『綱渡り』 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/10/08
    息が止まっていました。
  • 白い空間『灰色の均霑』 - 日々人 細胞分裂

    目の前が真っ白に染まった。 いつものことだ。 現実世界で眠りに入ると、私は白い空間に誘われる。 その原因はわからないが、そんな定めの中に私はいる。 いつものように白い空間を彷徨い歩いていると無数の扉が現れはじめた。 どれか一つの扉を選択し、どんな世界が待ち受けていようと踏み込まなければならない。 その先に広がる異世界に身を投じなければ私は眠りから目覚めることが出来ず、現実には戻れないからだ。 私はそれを物心ついたころから毎夜、繰り返してきた。 今夜もこうしてドアノブを回して押し開くと、その先には辺り一面、白色に染まった大地が待ち受けていた。 きめ細やかな白いものが天から落ちてきて、地面に降り積もっている。 雪か、と思い一歩を踏み出したのだが寒さなどは感じず、踏みしめるまでもなく軽く崩れる粉のような、足元に積もるこのぐずぐずした感触に戸惑う。 周囲をふらふらと探るが建物も人も全く見当たらない

    白い空間『灰色の均霑』 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/09/24
    均霑(きんてん)、ググりました。
  • 「悪魔の手」 - 日々人 細胞分裂

    目が覚めると、左手が自分のものとは違っていた。 手首から指先にかけてが歪であり、人間のそれとは明らかに形が違う。 血色の悪い、鱗うろこのようなものがびっしりと生え、それはごつごつとした灰色の手だった。 そして、確かに左手の人差し指、中指、薬指の爪に「壱、弐、参」と順番に数字が浮かんでいた。 夢ではなかったのだ。 昨晩、眠りの中で男の声を聴いた。 その声はわたしに、願いを三つだけ叶えてやろう、と話しかけてきた。 わたしがどんな願いでもか、と問うと、どんな願いでもだ、お前が現実的に想像できるものであれば叶えられる、ときたものだ。 「ただし、その見返りとして三つ目の願いを叶えたあと、この世界に終焉が訪れることになる。 よく考えて、願いを叶えることだな。 終末の使者と成り得る者よ」 灰色の、枯れた枝のような指を見つめながら、もともとない頭を使って考えをめぐらす。 別に悲観的な心情に毎日が染まってい

    「悪魔の手」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/09/17
    願い事がかなう世界観。面白いですね。まさか、星のない世界になるとは・・
  • 「Blood found」 - 日々人 細胞分裂

    隣に座る彼女が面白いゲームがあるから、と小声でささやきながら、俺の開いたノートの上に通信端末をもってきた。 なんで授業中に、このタイミングで。 相変わらずこの娘の考えが掴めないなぁ、と思いながらチラリと目をやると画面にはその掴めないはずの特徴を上手に捉えた、隣に座る彼女によく似たキャラクターがいた。 彼女の顔を伺えば、授業中の顔に戻っていて正面を見つめている。 俺が視線を戻すと、腕は引っ込んでいた。 その授業が終わって放課後に突入した瞬間だった。 キミもやってみようよ、とそのゲームに誘われる。 思春期だか成長期だかしらないが、数時間前に学でたらふくカレーを胃に詰め込んだはずなのにもうお腹が鳴っている。 その腹の音が届いたのかは知れないが、おごるからさ、ゲームについてのことでちょっと付き合ってよ、ときたもんだ。 彼女がこの言葉で俺を誘い出すときはいいことが起きた例がないのだが、目の前の餌に

    aoikawano
    aoikawano 2017/08/27
    前のも読み始めてしまいました。感想は後に。
  • 「瞳の中のアルバム」 - 日々人 細胞分裂

    店を出ると、寒空には月が浮かんでいた。 ちょっとだけ、洋服のバーゲンを覗いてみるつもりが、もうこんな時間に。 彼氏を誘ったが、どうやら荷物持ちになることをやっと学習したようで連れ出せなかった。 次に誘う時には、もう少し良さげな餌を撒く必要がありそうね。 白い息を吐きながら、駅から自宅までの帰り道。 住宅街を進んでいると灯りが途切れ、暗闇があらわれた。 ぽっかりとした空き地があるのだ。 普段は立ち入らない、その足元の悪い空き地を今日は通り抜けることにした。 一日中動き回った上に、寒さからなのか足の感覚が鈍くなってきていた。 足早に。もうすぐで空き地を抜け出すというところで、突然強い風が吹きつけてきた。 「いたいっ」 目にゴミが入ってしまった。 なんとかして取り除きたいのに、両手は紙袋でふさがっている。 どうしたものかと。 体をかたむけて片手に荷物を預け、空いた手を使って、まぶたのふちを指でな

    「瞳の中のアルバム」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/08/20
    バーゲンの子がおばあさんなんですね?
  • 忘却の背中の - 日々人 細胞分裂

    母は産まれて間もない私を抱いて、こう言ったそうだ。 「この子は世界地図と一緒に産まれてきたんねぇ」 生まれながらにして背中が痣だらけであった。 母の言葉の通り、地図でも描かれているかのようにして、生まれ持った灰色の痣が背中を巡っていた。 それについて医師は、痣は徐々に薄くなり、その内に消えてなくなるでしょうと言ってのけたそうだ。 しかし、成長するにつれてその痣は躰を蝕むように広がっていった。 ある程度の読み書きができる頃には、痣は背中を抜け出し、手や足、首筋、そして顔にまで飛び火し始めていた。 あたしはそのまだら模様の頃のことをなぜか今となってはよく思いだせない。 聞けば、小さい頃から既に周囲と距離があったそうだ。 しかし、あたしはいつも自分の意思で一人を過ごしていたつもりだったから、そんな風に見られていたことが意外だった。 一人の時間はいつもノートに何かを綴っていた。 学校や家で起きた日

    忘却の背中の - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/08/16
    抱きしめたいと思うのは、自分を大切にしている証拠ですね。
  • 右腕を差し伸べて、左手で、 - 日々人 細胞分裂

    まだ明け方で部屋は薄暗かった。 うつ伏せで寝ていたからだろうか。 顔の下に敷いていた左腕に、よだれが滴っていてみっともないなと感じる。 もう片方の右腕はというと、何かを掴もうとするかのように前方へ伸びている。 でもその先には見慣れない壁があるだけで何もない。 そうだ。 あたしはこの連休を旅行にあてたのだった。 喧騒から逃れるようにして、たどり着いたのは地方の田舎町。 温泉があるわけでも豊かな自然があるわけでも、珍しい特産品があるわけでもない。 高速道路が町の脇を通っていて、通過されるだけのこの土地は失礼ながらないもの尽くしだ。 そんな町をどうしてあたしが選んだのかといえば、あれ、どうしてだったかを思い出せない。 とりあえず起きて左腕を拭おうと思ったけれど、でも、あたしは動けずにいた。 視線の先、目の前の伸ばした右腕の上を、とことこと歩き出す小さな人のようなものが見える。 寝ぼけているのかも

    右腕を差し伸べて、左手で、 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/08/06
    想像をはるかに超えた世界です。
  • 「解体屋のたしなみ」 - 日々人 細胞分裂

    これは何も、過疎化が進んだ地方の話だけではない。 住人が居なくなり、取り残された空き家がこの国では増えている。 都会の片隅でも注意して歩けば、老朽化したまま放置された民家やビルは案外すぐ見つかるものだ。 俺は、そんな主を失った建物を解体する会社で働いている。 職場環境は屋外ということもあって夏場冬場は過酷だ。 現場作業員としての仕事を唐突に辞めたくなったことはこれまでに何度もあった。 が、朝目覚めてとりあえず昼までは会社に行こうと体を起こせば、なぜか夕暮れ時までは勝手に手足が動いてしまうのだった。 何だかんだで続けられるということは、現状では適性があるということなのかもしれない。 十五歳で親元を離れてからずっと一人暮らしだった。 学校には中途半端に通い、ぱっとしない成績を修め、何事も面倒くさそうに生きる私に対して両親や担任の教師は何をどのように失望したとは具体的には言い表せはしないが、俺と

    aoikawano
    aoikawano 2017/07/30
    町の最後ですね?
  • 「天の主釣り」 - 日々人 細胞分裂

    狭い飛空艇の操縦席。 唸るエンジン音に耳が慣れてくると震える鼓膜の更に奥、私の脳は静けさを感じ始めていた。 人には仕事終わりに一息つく趣味のようなものだと告げているが、音としてはそんな気の休まるようなものではない。 雲を突き抜け、高度が安定してしばらくすると体がいつものようにがたがたと震え出した。 格安で仕入れたおんぼろのふたり乗り飛空艇では空調も自動操縦もあまり機能していない。 微かな隙間風が吹き抜けるおまけつきだ。 分厚い防寒着を身にまとったまま、狭い操縦席で身体をひねり、後ろの席に転がっている湯の入った水筒を手繰り寄せる。 こぽこぽと用意していたカップにお湯を注ぎ、インスタントコーヒーを啜る。 操縦桿に軽く手を添え、曇ったゴーグルを外し、窓に顔を近付けて夜空をうかがう。 上空は今日も大きく波打ち、その高波の奥で月が滲み揺らめいている。 天の川と聞いて、天体のことを思い浮かべる人はも

    「天の主釣り」 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/07/24
    考えたことのない世界でした。
  • 大型連休にあえてTVで紹介されたスポットに行ってみるの巻 - 月詠み 日々 細胞分裂

    ふと思い立って、朝から自転車ペダルをふみふみして、お出かけしてきました。 目指すは ↓この中央横に写っている「星のブランコ」こと、大阪府交野市にある人道の吊り橋です。 きのう、何気なく散歩して思いがけない癒しを得たので、その波に乗って今日は少し遠出をと思いまして…。 片道1時間半ほどひたすらペダルをこぎ続けてたどり着いた景色は…軽く震えがくるほどの解放感と時折り痺れるような恐怖感を与えてくれました。 ー ー ー ー 「星のブランコ」なる吊橋は、大阪府民の森「ほしだ園地」内にあります。 左下の航空写真モードに切り替えてみると完全に森の中ですね…。 まずはその「ほしだ園地」内か、近くの「交野市立いわふね自然の森 スポーツ・文化センター」の駐車場に車を停めるなり自転車を駐輪するなりして、山道を登っていくわけですが…事前に調べた感じだと、どうも土日やGWは混み合うそうで。 (電車がHPではすすめら

    大型連休にあえてTVで紹介されたスポットに行ってみるの巻 - 月詠み 日々 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/05/04
    (((( ;゚д゚)))高いね~?緑に山、良い天気でいいなあと思いました(^^)
  • 「警備員」と同じセリフがお前に言えるのか? - 月詠み 日々 細胞分裂

    今日も一日ひきこもるのはどうかと思い、とりあえず午前中だけ徘徊することにした ↓ とある施設の駐車場を横切ろうとしていたら、ちょっと揉め事のような雰囲気を察知 ↓ その脇に立て看板がある どうも近くでイベントがあるらしく、それ用にはこの施設の駐車場を使わないで下さいという趣旨の注意書きが目に入る ↓ 右耳が聞こえにくいので、通りすがるペースを乱さぬように体をひるがえし、ムーンウォークをしながら左耳で揉めている会話を捉える ↓ 平謝りドライバー「事前に調べればよかったんですが…有料ということで支払いはきちんとしますから使わせてもらえないでしょうか…」(という具合) ↓ がっちり警備員「この施設を利用されない方には駐車していただくわけにはいきません。利用される方が困りますので、特別にという訳にもいきませんから。すいませんね」(という具合) ↓ 視線を移すと、遠い県外のナンバープレートを示す車の

    「警備員」と同じセリフがお前に言えるのか? - 月詠み 日々 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2017/05/04
    id:rasinnbann 月詠みさん、B!には星が付きますね?コメントは無理ですね~( ;∀;)
  • ぺぇーぱぁーくえすと [ 神 no 紙芝居 ] Lv.3 - 日々人 細胞分裂

    …ちょっとまってくれ。 『決して ふりかえるな』だと? 「…ええ」 …ここでうしろを向いたら オレは いったいどうなるというんだ? 「あなたを 追うものがいます」 誰だそれは オレが 逃げ出したからか? 「この虚無の世界 あなたは その追うものに 心の弱みをみせては なりません それはつまり うしろ向きな気持ちになってしまうということ そうなれば この世界の主に 気付かれてしまいますから」 …なぜアンタは そうやって 救いの手を差し伸べてくれる? 「なぜ? ですか… もしかすると…それは わたしも救いを求めていたからかもしれません 実は わたしの呼びかけに返事をかえしてくれるものは ごくわずかなのです あなたにも わたしの声が聞こえたということは わたしたちは なにか見えない力によって結ばれているのかもしれませんね」 …俺はただ 漠然とした毎日を送ることが急に怖くなったんだ なにものかに見

    ぺぇーぱぁーくえすと [ 神 no 紙芝居 ] Lv.3 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2016/12/03
    女神さま登場ですね。先が楽しみです。
  • 『ゆびわのいえ』 - 日々人 細胞分裂

    「ゆびわ」をなくしていることに気付いたのは、タワー型登録借地を昇った後だった。 がらんとした平地を前に、左薬指を見つめて呆然としていた。 「ゆびわ」が手元にないということは、身に着けているもの以外のすべてを失ったということになる。 電話も財布も、わたしの身分を証明するものも何もかもだ。 退社する時、ゆびわを使って「衛星プリンター 空-sora-」に鞄ごと預けてしまったものだから、この場では何もしようがない。 白くなった息を吐きながら見上げた夜空には、小さな輝きが広がっている。 その光のほとんどが衛星プリンターだ。 この無数に瞬く光こそが、当たり前のように続く何気ない日常を演出してくれていたのだと、今更ながらに思い知る。 ー ー ー ー それにしても、「ゆびわ」はどこでなくしてしまったのか。 しかたなく、上着のポケットに入っていた電車のICカードを頼りに会社までの元来た道を辿ることにした。

    『ゆびわのいえ』 - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2016/11/27
    近未来小説ですね(^^)いや、近ではないか?いや、変わる時は一気に変わるような気もします。新しい世界観、面白かったです。
  • 約束の期日までに達成できなかったら別れる…って言ったよね? - 日々人 細胞分裂

    aoikawano
    aoikawano 2016/11/25
    一人にはなれないです。あ、こんなに遡ってますが、ストーカーとかじゃありませんからね?σ(ーー*) ン-一種のストーカーか?
  • わたしの持ちモノ ラジオRadioらじお…「Panasonic RF-U46」 - 月詠み 日々 細胞分裂

    あまりモノがないわたしが持っているものを紹介する?このコーナー 第二回目は『ラジオ』です ↓ 「Panasonic RF-U46」 こちらのモノとは20年を超える付き合いです…未だ現役…。 (コープこうべで…おこづかい出して買いました) AM・FM・TV3バンドラジオ 1994年製 定価6,000円 定格 受診周波数 AM:525-1629kHz FM/TV(1-3ch)76-108MHz TV 4-12ch スピーカー:6.5cm 円形8Ω 出力端子:イヤホン(16Ω) 実用最大出力:300mW(EIAJ) 電池持続時間:AM受信時:54時間 FM受信時:47時間 TV受信時:39時間 (EIAJ/付属ナショナルネオ(黒)乾電池R6PU使用時) 電源 乾電池:DC4.5V(単3型乾電池×3個) 電灯線:AC100V、50/60Hz(別売りACアダプターRP-AC41A) 最大外形寸法:1

    わたしの持ちモノ ラジオRadioらじお…「Panasonic RF-U46」 - 月詠み 日々 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2016/11/25
    ちょうど1年前の記事を読んでみました。トリッペンの靴、私も旦那も欲しいー!となったのでした(^^;)このラジオもいい仕事してますね~って感じです。
  • 「真相は穴の中」第四話 - 日々人 細胞分裂

    彼が今、目の前にいる。 でも、はたして当に私の知っている、あの彼なのだろうか。 あたしの父親を殺害した後、彼は減歳会議によって歳を取り上げられ「零歳」となった。 そして、霊山の山頂にある穴へと葬られたはずだった。 あたしは確かにあの時、初めてその罰の執行を目の当たりにした。 穴に向かって突き落とすのだと小さい頃に耳にしたが、それは子ども達へ悪いことをしたらこのような怖いことが待っているという大人達の脅しであった。 ただ、突き落とすというのは大袈裟だが、その先にある意味合いは同じようなモノだった。 穴は上から下へまっすぐに空いていて、底に行くほど広がっていく壺のような形になっているという。一度底まで降りれば、反り返った壁をよじ登らなければ出てこれない。 到底、人の力で登り切るのは不可能だ。 縄を結い、木の足場を縛り付けた梯子(はしご)が穴の近くの堂の中に丸めて収めてある。 その梯子は、片方

    aoikawano
    aoikawano 2016/11/20
    こわいですね。足がムズムズします。宙に浮いてしまいました。
  • 宇宙飛行士のうた - 日々人 細胞分裂

    ー ○○さん、宇宙飛行士として、 宇宙から地球を眺めた今、思うことはありますか? - 「…あのですね…たぶん、それなりに言葉を用意してきたはずなのですが、それが今の心境に合わないからでしょうか…。 ごめんなさい。やっぱり、それらしい言葉が出てきません。 …あぁ、でも当にね。 人生当になにがあるかわからない。 まさか自分が憧れていた宇宙へと旅立って、こんなにすばらしい景色を眺めることが出来るだなんて、夢のようです。 こんなことを今、こういう場で口にするというのは変だと思いますが、自分に死が訪れたら、この宇宙で眠りたい。そう思います。 あ、地球で待っている友人に縁起でもないと怒られますね…」 ー ー ー ー 「順風満帆に航海を進めていたようにみえた誰かの人生も、たった一つの過ちや事件に巻き込まれたりして、あっという間に沈没することだってあるし、些細な雨風のような出来事に神経をすり減らし、

    宇宙飛行士のうた - 日々人 細胞分裂
    aoikawano
    aoikawano 2016/11/20
    すごいです。宇宙ゴミ・・・実際にみんなには内緒で捨てているような気がします。