石川県の過疎地から、東京の進学校に主席入学した岩倉美津未(みつみ)。勉強はできるものの同世代コミュニケーション経験が乏しく、ちょっぴり天然な彼女は、入学初日から慣れない通勤ラッシュで人酔いし、道に迷って大パニックに! そこに都会的でスマートな同級生・志摩聡介が現れて……。 司馬遼太郎の歴史小説に見た関係性萌え ――『スキップとローファー』は、高校生ならではの心の機微を軽やかに描いた青春群像劇ですが、着想のきっかけは司馬遼太郎の歴史小説だそうですね。 連載に向けて、いくつもネームを出してはボツを食らうという苦しい時期があったんですが、そんな中で参考になればと読んでみたのが司馬遼太郎先生の『関ヶ原』でした。司馬先生の小説に出てくるキャラクターは生々しいくらいにリアルで、歴史に詳しくない私でもどんどん読み進めたくなる魅力がありました。中でも特に心惹かれたのが、石田三成と島左近の関係です。 石田三

