「すまん。デブは恋愛対象外なんだ」 「ハァ!? 浮気した理由? そんなの自分の体を鏡でよく見ればわかるでしょ!」 今、YouTubeでこうした文言で煽るマンガ形式の広告が爆増しているのをご存知だろうか。 こういった“外見軽視系マンガ広告”は、クリックすると健康食品や化粧品に誘導されるのがほとんどなのだが、視聴者のコンプレックスを煽るそのやり口に、ネット上では大きな批判が集まっている。 署名サイト「change.org」では、こうした広告の表現見直しを求める署名に、昨年の6月の時点で約2万1000筆以上が集まるといった動きまであった。だが、それでもなお、2021年8月現在もこうした広告はYouTubeで氾濫しているのだ。 そこで今回は新聞社や出版社、ネット専業メディアなど900以上のウェブサイトをネットワーク化し、提携する広告代理店140社の広告出稿を仲介しているpopIn株式会社の取締役・