東京オリンピックに向け14日夜、来日する予定だった難民選手団の役員1人が、新型コロナウイルスに感染したことが分かり、難民選手団の本隊は飛行機への搭乗をとりやめ、事前キャンプ地のカタールに引き続き滞在することになりました。 東京大会に出場する難民選手団の選手たちは、各地からカタールのドーハに集まり事前キャンプを行っていて、選手団本隊の26人の選手と役員など11人が14日夜、成田空港に到着する予定でした。 IOC=国際オリンピック委員会によりますと、出発する前のPCR検査で難民選手団の役員1人が新型コロナに感染したことが分かり、選手団は急きょ、予定の飛行機には搭乗せず、カタールに引き続き滞在することになったということです。 ほかの選手や関係者はいずれも検査は陰性だったということで、選手たちはカタールオリンピック委員会の協力を得て引き続き現地に滞在し、毎日PCR検査を行いながらトレーニングを続け