電子回路に不可欠なプリント基板の作成は、現在ではインターネットの普及により外部業者に発注して数日から1週間で完成品を入手できるようになりました。しかし、試作を何回も繰り返すような場合は、自分の手元でプリント基板を製作できれば納期を気にする必要がなくなり、時間やコストの大幅な削減が可能になります。 今回ご紹介するVoltera社製の「V-One」は、FR1/FR4などのプリント基板やPET(ポリエステル)、PEN(ポリエチレンナフタレート)などのフレキシブル基板に配線を描写できるデスクトップサイズの電子回路プリンタで、1時間程度で自分自身でプリント基板を作成することができます。 Voltera社は、ウォータールー大学の工学部の学生4人によって2013年に設立されたベンチャー企業で、カナダのオンタリオ州に本社を置いています。 「V-One」は、CADデータ(Gerberデータ)をパソコンにイン
東京大学(東大) 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は5月30日、「原始ブラックホール」(PBH)生成に関係した大きな振幅を持った小さなスケールのゆらぎ同士が、量子論的にぶつかり合う効果を場の量子論に基づいて詳細に計算した結果、小スケールに生成した大きなゆらぎが「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)で観測されるような大スケールのゆらぎにも影響を及ぼすことを明らかにしたと発表。 また、太陽の数十倍の質量を持つブラックホールの起源やダークマターの起源を、PBHによって説明できるほど大きなゆらぎを予言するモデルにおいては、CMBの観測結果と矛盾してしまうことから、大きな質量のPBH生成のためにはより複雑なモデルを考えるか、まったく別のメカニズムを考える必要があることが示されたと発表した。 同成果は、Kavli IPMU 機構長兼東大大学院 理学系研究科 附属ビッグバ
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