Linuxカーネル3.13には、新たなパケットフィルタリング機構「NFTables」がマージされる模様(本家/.)。 NFTablesはsiptablesを置き換えるべく開発されたもので、よりパワフルかつシンプル、改良されたエラーリポート、効率的なパケットフィルタリングルールのハンドリングなどが特徴だという。NFtablesのコードはすでに公開されているので、既存カーネルでもカーネル/カーネルモジュールをコンパイルすれば利用可能になるようだ。 フィルタリング設定や設定確認にはnftコマンドを使用し、たとえば80番ポートへのパケットをdropするには「nft add rule ip filter input tcp dport 80 drop」などとコマンドを実行すればよいとのこと(解説記事)。