リンクは自由にどうぞ。 コンテンツ 日記 (日記インデックス) ココログもやってます。 種々の記事 自己紹介 最上 嗣生 (もがみ つぐお) 理化学研究所 脳科学総合研究センター 研究員 研究:認知神経科学 日記の方では理論の話が多いですが、今は実験的な脳の研究をしています。 大学院では理論物理学(素粒子論)を専攻しました。 研究上の興味 公式 嗅周囲皮質における報酬の情報処理の電気生理学的研究 非公式 大脳の動作原理としての確率論的最適化問題 略歴: 96年 日本学術振興会 特別研究員 99年 理化学研究所 BSI 研究員 現在に到る e-mail: mogami@yugiri.bnf.brain.riken.go.jp 最上嗣生 (MOGAMI, Tsuguo)
平成18年5月29日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) TEL : 03(5214)8404(総務部広報室) 東京都文京区本郷2丁目1番1号 順天堂大学 総務課 TEL : 03-3813-3111 JST(理事長 沖村憲樹)と順天堂大学(理事長 小川秀興)は、左右両方の手に加えた刺激の順序の判断に、これまでの経験を加味した「ベイズ推定」が用いられることを明らかにしました。 本研究チームは、右手と左手に少し時間をずらして刺激を加える、という作業を何回も繰り返すと、左右の手に同時に与えた刺激が、繰り返した刺激と同じ順序に感じられるようになることを見出しました。この錯覚は皮膚の感覚器からの情報に加えて、事前の経験を総合して判断する「ベイズ推定」と呼ばれる効率の良い推定法で良く説明できました。感覚器からの信号にノイズがある場合には、ある程度経験に頼る「ベイズ推定」を行うこと
ニューロンが入力を受けてからスパイクを出すまでは早くとも数ミリ秒かかる。人間が反応するまでの時間は零点何秒かだから、入力と出力の間には最大に見積もっても数十段のニューロンが介在するだけである。(実際はもっと段数が低いだろう。) 一方コンピュータの方は現在のネズミ以下の判別能力しかないような画像認識をするにあたってさえ数千万サイクルの計算を行わなくてはならない。 だから、脳が物凄い並列計算をやっているに違い無い。ここまでは普通の話ね。 で、問題は「じゃ、物凄い並列な機械をつくったら脳の能力を再現できるのかよ」ということ。もちろん誰も答えをしらない。どんなアルゴリズムを使えば良いか分からないし。 人によっては絶望して「新しい物理法則を」とか「量子論的並列性」とか、「魂」とかに行っちゃう。 で、僕も答えは持って無いけど、この問題を考えるにあたって以下の「計算的大きさ」と「計算的深さ」の概念を
意識した思考はとても遅い。 どのくらい遅いかというと、 言葉に出して思考の筋道を話すことができるくらいだから、 推論の 1ステップに数秒かかったりする。 しかも、脳の短期記憶は 7+α しか覚えられないと言われるから、 中間結果を覚えておく容量もとても小さい。 だから、紙に書き出したり、カードを使って考えたりする。 書いたりカードを並べ替えたりしなければならないので、 さらにスピードが遅くなる。 では、なぜ人は、 コンピュータ顔負けのスピードで思考できるかといえば、 無意識に膨大な推論を行えるからだろう。 よく「ひらめき」とか表現されるが、 要は無意識に行った推論の結果が意識にのぼるから、ひらめく。 同時に一つのことしか考えられない、というが これは意識した思考のこと。 意識は (多重人格者でもなければ ^^;) 一つしかないし、 一つの意識では、7+α の短期記憶しかないから 一つのこと
カリフォルニア州サンノゼ--人間の脳内で活動する1万個分のニューロンの動きを三次元シミュレーションすると1テラバイト分のデータが生成される。だが、これは何百億という脳神経細胞のアルゴリズムをマッピングした際のデータ量のほんの一部に過ぎない。 これが、Blue Brainプロジェクトを進める科学者Henry Markram氏の見解だ。Blue Brainは、IBMやスイスのローザンヌ連邦工科大学(EPFL)などによる共同プロジェクトで、認知学進展のため、人間の脳の設計図作りに取り組んでいる。 EPFLは2005年、2年間の計画で進められているスイスの同プロジェクトのために、高額なBlue Gene/LスーパーコンピュータをIBMから購入した。だが、大脳新皮質の1つのコラムに配置されたニューロン1万個の活動をシミュレーションするのに同グループが成功したのはつい最近のことだ。大脳新皮質は人間の脳
はじめに ニューラルネットワークの主要なアルゴリズムであるバックプロパゲーション法を、車両のナンバープレートの自動読取りへの応用例で紹介します。完成版のアプレットを見る 対象読者 パターン認識に興味を持ち、特にニューラルネットワークを用いる方法に関心のある人。必要な環境 J2SE 5.0を使っていますが、これより古いバージョンでも、本稿のコードをコンパイルし、実行することができます。ただし、添付のコンパイル済みアプレットの実行には、J2SE Runtime Environment 5.0が必要です。また、CPUパワーが足りないと、学習に時間がかかります。 パターンには、音声、画像、図形、文字などがあります。これらが何であるかを認識することを「パターン認識」と呼び、音声認識の応用は音声入力装置に、画像認識の応用は顔や指紋の照合に使われます。文字認識は、大別して、手書き文字の認識と、印刷文字の
こんにちは。GWはいかがでしたか? 僕は例の「5日間で絵が超上手くなる」ワークショップに参加してきました。 以下、詳細のレポートです。 ------------------------- 僕が受けたのは、「アート&ブレイン」の5日間連続のワークショップです。 まず、このワークショップについて、簡単に説明しますね。 小鳥ピヨピヨの人気記事の1つ、「「脳の右側で描け」のワークショップ」。 この記事内で紹介した書籍「脳の右側で描け」を書いたエドワーズ博士が、 日本で唯一公認しているのが、この「アート&ブレイン」です。 アート&ブレインは、エドワーズ博士の愛弟子である斉藤由江先生が主催/運営してます。 活動の主体は、「5デイ」と呼ばれる、年に3~4回開催されるワークショップです。 このワークショップで、受講生は、「脳の右側で描け」で紹介されているメソッドを5日間連続で学び、 5日目に自画像を描き、
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