ブックマーク / www.itmedia.co.jp (20)

  • 第102回 真夏と夜空と打ち上げ花火の関係

    夏の風物詩、打ち上げ花火を撮るのである。 花火を撮るときのコツはまず2つ。 ひとつは、撮れる場所を確保すること。 花火をきれいに撮るためには、まず花火に近すぎないこと。近いと視界全部が花火になって目の前が光の軌跡だらけになり、迫力があって感動的に異世界にトリップしたような感覚を味わえるけれども、撮影には向かない。そういういい場所を確保できたら、撮るより全身で味わった方がいい。 遠すぎると望遠で撮らなきゃいけなくなって難しい。 おすすめは200~500メートルくらい離れた場所だ。 さらに、前の人が邪魔にならず、後ろの人の邪魔にもならない場所。斜面や階段だとベスト。立たないとみられない場所はよくない。 今回は川辺の花火大会を撮りに行ったのだが、撮影場所は打ち上げ場所から川を挟んだ反対側で、打ち上げ位置から300~400メートルあたりの場所。土手の斜面に陣取った。 ちょっと大きな花火大会だと、花

    第102回 真夏と夜空と打ち上げ花火の関係
    aoshima
    aoshima 2009/08/08
  • そうだ、実物大ガンダムを見に行こう(正式版)

    7月11日から一般公開が始まったお台場「潮風公園」の実物大ガンダム(→こいつ、動くぞ! 実物大ガンダム立像がついに起動)。実際に間近で見上げると、全高18メートルもある巨大な立像であるにも関わらず、細部まで作り込まれていることに驚くはずだ。しかし、潮風公園の楽しみは、ガンダムとの記念撮影だけではない。 ガンダムの周囲には飲店やグッズショップのテントが設けられ、来場者の空腹を満たすべ物から、暑さを和らげてくれる冷たいスイーツまで、さまざまなメニューを提供している。またオフィシャルショップには、ここでしか買えないグッズも盛りだくさん。今回は、飲・物販を中心に紹介していこう。まだ実物大ガンダムを見ていない人も、また見に行く人も要チェック。 なお、潮風公園へのアクセスやトイレなどの情報については、「そうだ、実物大ガンダムを見に行こう(公開直前版)」を参照してほしい。 ガンダム立像が立つ「太陽

    そうだ、実物大ガンダムを見に行こう(正式版)
  • 第117回 初夏の花と雨の関係

    たいていの人はそうだと思うけれども、天気がよい晴れた日は写真を撮りたくなる。逆に雨が降ると出かけるのがおっくうになり、出かけるにしても写真を撮ろうという気にはあまりならないもの。 雨の日は空もグレーだし、色もあまりはっきりしないし、何しろカメラが濡れちゃう(あまり濡らすと壊れちゃうこともあるし)。 でも、雨の日は逆に狙い目でもある。晴れた日には撮れない写真が撮れるからだ。 晴れのバラと雨のバラ 雨の日にカメラを持っていくというのはちょっと勇気がいる。防水デジカメを持っているなら別だけど、たいていの人は持ってない。 格的に撮影に行くなら撮影用のポンチョもあるし、カメラ用のレインカバーもある。中級クラス以上のでデジタル一眼レフならほとんどが防滴構造になってるので、多少濡れても問題ない。 でも小雨程度なら傘1で済む。大きめの透明なビニール傘(最近は70センチの大きなビニール傘もあるし)がいい

    第117回 初夏の花と雨の関係
    aoshima
    aoshima 2009/08/03
  • 第50回 夕焼けと雲の関係

    夕焼けは雲の具合が大事 きれいな夕焼けは狙って撮れるもんじゃない。何しろ相手は天候。曇ってて太陽が出てなければダメ。逆に快晴でもきれいな夕焼けは出ない。適度に雲があってはじめて空に複雑な表情が現れ、太陽に下から照らされた雲が真っ赤に燃えるのだ。 しかも、そのとき夕焼けがきれいに見えるポイントに自分がいなきゃいけない。 注意すべきポイントは3つだ。 ひとつめはピント。無限遠に合わせればいいから簡単、って感じなのだが、特に晴れている空はのっぺりとしていてピントが合いづらいので意外にピンボケになりやすいのだ。カメラに風景モードや無限遠モードがあればそれを使いたいし、ない場合はカメラの角度を変えてピントがうまく合う方向を見つけてそこでフォーカスロックしたい。ただ、ちょっとボケてるくらいの方が幻想的でいいってこともある。 次は色。最近のデジカメは優秀なので夕焼けをきれいに赤く撮ってくれるが、ちょっと

    第50回 夕焼けと雲の関係
    aoshima
    aoshima 2009/08/01
  • ITmedia D LifeStyle:第82回 広角と遠近感の関係 (1/3)

    前回のお題は「超望遠」だった。ってことで今回はその反対である「超広角」。もっとも、望遠はいくらでも伸びていく先があるけれども広角には限度がある。 究極の広角は「円周魚眼」(何しろ上下左右180度分をいちどに写せる)、次は「対角魚眼」(対角線方向に180度)だが、さすがにこの辺はコンパクトデジカメでは対応機種がないし(以前はあった。今でもサードパーティ製の魚眼レンズによって可能)、一眼レフでもフルサイズ撮像素子用の円周魚眼レンズしかない。 よって、今回はもうちょっと現実的に、コンパクトデジカメでまかなえる広角レンズを使っていろいろ撮ってみよう。 近くのモノを広角で撮る 広角レンズとは、言葉通り、広い範囲(角度)が写るレンズのこと。どのくらいから広角というかは微妙なところだが、コンパクトデジカメの場合「28ミリ相当より広い範囲」が写れば「広角」と称しているようだ。 超アバウトにいうと、28ミリ

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  • 第80回 昆虫とズームの関係

    セミを撮る とかく目立つのがセミ。セミ時雨というくらいで、ちょっと木が多いところを歩くと頭上でこれでもかというほど鳴いてくれる。 声がするからすぐに見つかるかというと、そんなに甘くなく、セミって色が木の幹の保護色で目立たないし、日陰側にいたりするので余計分かりづらい。 でも意外に近くにいたりするもの。幹の上の方にいる撮りづらいセミは放置して、低い位置にいるヤツを探そう。 セミ撮影は人がセミを見つけるか、セミが人を見つけるかどっちが先かって勝負で、先に見つけられると逃げられちゃうが、時と場合によってはかなり近寄っても大丈夫だったりする。そういうセミを見つけるべし。 で、撮る。まずは大望遠デジカメでアップで撮ったカットから。 ツクツクボーシが撮れました。でもよくみるとブレてる。日陰で木の幹が暗い色で、となると昼間でもシャッタースピードが落ちちゃうからだ。これでもブレないようにISO400に感度

    第80回 昆虫とズームの関係
  • 第27回 打ち上げ花火とセッティングの関係

    の夏といえば「花火」。あちらこちらで花火大会が催される7月下旬から8月ともなれば、宴会をしに来たのか花火を見に来たのか分からない団体やら(花見と同じですね)、浴衣姿のカップルやら、いろいろと集まってきて一斉に空を見上げて大騒ぎ。 もちろんそこには三脚を立てて花火写真を狙うマニアも大勢いて、皆でベストポイントを探り合っている。 今回はその夏の風物詩、打ち上げ花火を撮影してみよう。でも、打ち上げ花火を撮るのはかなり難しい。狙ったように撮れなくて悔しいこともあれば、偶然撮れちゃうこともある。 花火を撮るには三脚と場所取りが必須 まずは準備からだ。 打ち上げ花火を撮るために絶対に必要なのが「三脚」。花火をきれいにとるためにはシャッタースピードが1秒以上のスローシャッターを使うことになるので、三脚がないと(いくら手ブレ補正機能があったとしても)ブレてしまってきれいに撮れない。 その際、三脚はでき

    第27回 打ち上げ花火とセッティングの関係
  • ITmedia +D LifeStyle:10万円以下から探す、初めてのデジタル一眼レフカメラ (1/5)

    デジタル一眼レフカメラの売り上げが順調だ。 コンパクトデジタルカメラが広く普及し、そうしたカメラを使い慣れたユーザーがよりきれいな写真を撮りたい、撮影そのものを楽しみたいと思うのは当然の心理だ。最近は、コンパクトデジカメもハイエンドに位置づけられるカメラでは、高機能かつ撮影の自由度が高い製品も多く、こうした製品に触れると、もっと自由度が高いカメラで、もっと美しく写真を撮りたくなる。 そうしたユーザーにはぜひ、デジタル一眼レフをオススメしたい。コンパクトデジカメに比べて大きい、高い、撮影が難しいといった点は難点だが、手間や難点を補ってあまりある魅力にあふれている。 デジタル一眼レフは、各社よりプロ向けから低価格の初心者向けまで幅広いラインアップが用意されているが、ここでは10万円以下から購入できる、デジタル一眼レフ初心者にオススメの6製品を紹介したい。 キヤノン「EOS Kiss Digit

    ITmedia +D LifeStyle:10万円以下から探す、初めてのデジタル一眼レフカメラ (1/5)
  • ITmedia +D LifeStyle:第63回 クリスマスとイルミネーションの関係 (1/3)

    あっという間にクリスマス。クリスマスといえばデートで、デートといえばイルミネーション……デートじゃなくてもいいけど、この時期に外出すると繁華街はイルミネーションだらけで、みんながケータイやデジカメを向けてる。そんなところで撮ってみようという話。 大きなイルミネーションをバックに撮る とりあえず大きなイルミネーションを見たら、それをバックに写真を撮りたいもの。といって、ついつい、イルミネーションの下に立っちゃうと……。

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  • 第58回 ペットと個性の関係――猫編 (1/3) - ITmedia NEWS

    編 うちはを2匹飼ってたんだけど、そのうち1匹が4月にガンで死んじゃったのである。およそ14歳(もとがノラだったので正確な年が分からん)。そこで1996年から2006年までの10年間で撮り溜めたのデジカメ写真(それ以前はフィルムだったので……パソコンの中に入ってない)を集めて写真集を作ってみた。 もちろん、パソコンのハードディスクに入ってる大量のデジカメ写真からそのの写真をピックアップし、そこからお気に入りを集めて、オンラインの「フォトブック作成サービス」に依頼したのである。約10年分の写真を集めてインターネットを使ってアップロードして写真集を注文……という作業がパソコンの前から動かずにでき、待っていれば数日から数週間でハードカバーのしっかりした写真集が送られてくる。 これはフィルムの時代では非常に難しかったこと。古いネガフィルムから写真をピックアップするだけで一騒動だ。 デジカ

    第58回 ペットと個性の関係――猫編 (1/3) - ITmedia NEWS
    aoshima
    aoshima 2006/10/12
    「舌のしまいわすれ」にトロける
  • 第47回 ペットと飼い主の関係~犬編

    おうちで犬を撮る まずは気軽に室内から。昔は犬といえば庭で鎖につないでペット兼番犬として飼うものだったけど、最近は……庭が狭いとかマンションだとか小型犬が人気だとかそんな事情もあるんだろうけど、普段は室内で飼って、毎日散歩のために外へおでかけという飼い方も多いかと思う。 うちの犬もそんな感じ。だから室内で撮りたいものだが、難点が2つある。 ひとつは、なかなかじっとしててくれないこと。眠ってるときはともかく、起きてるときは落ち着かない。だいたい小型犬は落ち着きがない。 もうひとつは室内は意外に暗いこと。昼間でも、止まってる動物や人を撮るには問題なくても、動く犬となるとなかなか思い通りになってくれない。 それをなんとか撮ってみよう。 まず最初に気にするべきは「距離」。意外かもしれないけど、愛犬って飼い主が見てるとタタタッと近寄ってくるのね。で、だいたい飼い主にくっつくくらいまでくる。腕を伸ばす

    第47回 ペットと飼い主の関係~犬編
  • 第46回 観光写真と楽しさの関係

    どこに行ったのか分かるような写真が基 まずはオーソドックスな写真からいこう。 観光写真で重要なのは、「あとで見返したときいつどこで撮ったのか」が分かるようにポイントを逃さないことと、その場の「撮る行為」自体を楽しむこと。 見返すときのポイントはいろいろあるけど、まず「入口」は押さえておこう。観光ってことは観光な場所へ行くってことで、入口の写真と、その観光地のポイントとなる場所は忘れずに撮っておきたい。 それもあまり近くへ行きすぎるとかえって撮りづらくなるので、何メートルも手前の、観光ポイントが背景全体に写る位置で一発撮っちゃおうというのがいい。 今回は鶴岡八幡宮から。近づきすぎると鳥居全体が入らなくなっちゃうから交差点の手前、信号待ちの時間を利用して撮ってみた。 そして人は左か右にちょっと寄ってもらって、背景がきれいに写るように。 また、大きさの差を考えるのも大事。鳥居は非常にでかい。そ

    第46回 観光写真と楽しさの関係
  • 第21回 遊園地と子どもと笑顔の関係

    ティーカップ/メリーゴーランド編 ほのぼのとしたところで、まずはティーカップから。自分の力でぐるぐる回せるティーカップは子どもに人気。撮影スポットとしても臨場感のある撮影ができて、なかなかおいしいのだ。

    第21回 遊園地と子どもと笑顔の関係
  • 今日から始めるデジカメ撮影術 - ITmedia +D LifeStyle

  • ITmedia D LifeStyle:第45回 動物園と想い出の関係 (1/3)

    春だ、行楽だっ! ということで動物園へ行ってきた。動物園といってもまあたくさんあるけれども、子どもと一緒に行くなら多少不便な場所にあっても、広くて動物と触れあえて、おおらかに遊べるところがいい。そしてできたら、望遠系デジカメがひとつあるとなおよい。 子どもと動物園に行った記念の写真を残すだけじゃなくて、せっかく行ったんだから、後で「この動物はなんだった?」とか「この動物は、ここがこんな風になってたんだね」と、子どもと写真を見返しながらそのときの話ができたりすると、なお楽しいのである。 動物と一緒に撮ろう 動物園で撮るときの一番のポイントは、動物と一緒に撮ること。当たり前だけど、やっぱ動物が入ってるだけでどこで何をしてるかがすぐ分かってとても楽しい。 男の子が池のカモに興味を持って身を乗り出したので、さっと移動して横から縦位置で撮る。こうすれば、男の子とカモと両方とを収められるので何に対して

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  • Kodakがブランドロゴを一新

    米Eastman Kodakは3月22日、ブランドロゴを一新すると発表した。日国内のコダックグループでも3月下旬以降、順次導入していく。 Kodakは昨年、デジタル関連売り上げが銀塩事業を上回った。デジタル関連事業の強化を最重要戦略と位置付けて取り組んでおり、ブランドロゴの変更はその一環としている。 新ロゴは、従来の四角の枠をなくし、丸みのある書体で社名を表した。「一層現代的な感じのデザイン」だとしている。 3月23日に開幕する「フォトイメージングエキスポ 2006」(東京ビッグサイト)のコダックブースで使うのを皮切りに、順次製品パッケージなどに導入していく。

    Kodakがブランドロゴを一新
  • 富士写5000人削減 銀塩リストラ費用計上で下方修正

    富士写真フイルムは1月31日、銀塩カメラやフィルム担当部門の構造改革を行い、5000人を削減すると発表した。構造改革費用を計上するため、2006年3月期の連結決算予想(米国会計基準)を大幅に下方修正した。 売上高予想は当初の2兆7000億円から2兆6500億円に、営業利益は同1700億円から750億円に、税引き前利益は同1640億円から730億円に、純利益は同850億円から200億円に下方修正している。 デジタル・銀塩カメラやフィルムを担当する「イメージングソリューション」部門で、今期850億円、来期800億円の総額1650億円をかけて構造改革を進める。同部門は市場環境が悪化しており、今後もさらに悪化が見込まれることから改革断行を決めた。 カラーフィルムなど写真感光材料設備を一部停止するほか、販売・流通人員のスリム化や、研究開発投資の大幅縮小、ラボ拠点の統廃合を行う。デジタルカメラは、高感

    富士写5000人削減 銀塩リストラ費用計上で下方修正
  • 「写真の原点」「需要がある限り」──富士写、コダックは銀塩継続

    富士写真フイルムとコダックがこのほど、「銀塩写真事業は続ける」とする告知をWebサイトに相次いで掲載した。 コニカミノルタホールディングスが同事業からの撤退を表明し(関連記事参照)、フィルム世界大手のAgfaPhotoは破産を申請(関連記事参照)。銀塩フィルム・印画紙の行く末に不安を抱く愛好家も多いが、富士写は「写真文化を守り育てることが使命」だとし、コダックは「市場に需要がある限り」同事業を継続するという。 急速なデジタル化の普及で銀塩フィルム・印画紙を取り巻く環境は厳しい。両社とも事業の再考に迫られてはいるが、富士写は「銀塩は保存性・低廉な価格・取扱いの手軽さと現像プリントインフラが整備されている点などでデジタルに勝る優位さもあり、写真の原点とも言える」とし、「銀塩を中心とした感材写真事業を継続し、写真文化の発展を目指す」とした。 コダックは、デジタル化への対応を進める一方で、昨年には

    「写真の原点」「需要がある限り」──富士写、コダックは銀塩継続
  • コニカミノルタ、カメラから撤退 ソニーが「α」を継承

    コニカミノルタホールディングスは1月19日、カメラ事業、フォト事業から撤退すると発表した。カメラ事業は3月末で終了、デジタル一眼レフカメラの一部資産はソニーが取得し、同社は「αマウント」に準拠したデジタル一眼レフカメラ(DSLR)を今夏に発売する計画だ。 コニカミノルタは「デジタルカメラではCCDなどのイメージセンサー技術が中心となり、光学技術やメカトロ技術などの強みだけでは競争力のある強い商品をタイムリーに提供することが困難な状況」と撤退理由を説明している。銀塩フィルムなどのフォト事業も、デジタル化の進展で市場が縮小し、収益性が悪化。昨年11月にはフォトイメージング事業の縮小とリストラ策を発表していた(関連記事参照)。 カメラ業界では昨年、京セラがカメラ事業から全面撤退している(関連記事参照)。デジタル化の進展は優勝劣敗の原則を加速させ、ついに名門カメラメーカーをも撤退に追い込んだ。 ソ

    コニカミノルタ、カメラから撤退 ソニーが「α」を継承
  • ニコン、銀塩カメラを大幅縮小

    ニコンは、銀塩カメラ事業の大幅縮小に踏み切る。フラッグシップ機「F6」など一部のボディとレンズを除き生産を終了する。銀塩カメラ市場は急速に縮小しており、経営資源をデジタルカメラ事業に集中する。 ボディはF6のほか、入門機「FM10」を除き生産を終了。在庫がなくなり次第販売を終了する。MF用交換レンズは35ミリF1.4など9製品は生産販売を継続するが、引き伸ばし用と大判用のニッコールが姿を消す。 急速に普及したデジカメ市場は成熟期に入り、コンパクト型は高付加価値が求められ、活況を呈している一眼レフ型は電子メーカーの参入で競争の激化も予想される。ニコンは「ニーズに応じたタイムリーな製品を提供するため、デジカメ事業に一層の経営資源を集中する」と説明している。

    ニコン、銀塩カメラを大幅縮小
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