2024年5月2日(木)【論文】鶏の屠体給餌をしながら、鶏の福祉について解説をしたら、ジャガーのファンは、鶏の飼育環境に関心を示し、鶏のために【良い】鶏卵を買ってくれるようになるのかって話 京都市動物園で行った教育活動が、新たに論文になったので、 紹介させていただきます。 話は3年前に遡りますが、 ジャガーの採食エンリッチメントの一環として、 鶏の屠体を用いた給餌給餌プログラムを実施していました。 屠体給餌とは、 屠殺した大型動物等を毛皮や骨などが付いたほぼそのままの状態で 飼育動物に与える給餌方法(伴ら, 2021)のことで、 その動物本来の採食行動の発現や採食時間の延長を行うことができます(御田, 2021)。 この様子はYoutube と展示の両方で、来園者の皆さんにご覧いただき、 いつもと違うジャガーの採食風景をご覧いただくことができました。 さて、この給餌プログラムの最中に、当園