交流回路ではリアクタンスというものがでてきます。 リアクタンスには、「誘導性リアクタンス」と「容量性リアクタンス」があって、コイルのリアクタンスは誘導性リアクタンス、コンデンサのリアクタンスは容量性リアクタンスになります。 それで、リアクタンスってなんですか?ということになりますが、 リアクタンスとは、電流を妨げる大きさ、つまり電流の通しにくさを表わしたものになります。 あれ?似ているものがありました、抵抗! 抵抗も「電流の通しにくさ」を表わすものでした。抵抗はオームの法則のページでも解説しましたが、ちょっとおさらいすると次のような式でした。 $R$(抵抗)$=\dfrac{V\text{(電圧)}}{I\text{(電流)}}$ [$\Omega$] すると、リアクタンスも抵抗と同じように「電流を妨げる大きさ」を表わすものなので、リアクタンスを $X$[$\Omega$]とするとリアクタ