生理用品が十分に手に入らない、いわゆる「生理の貧困」について、厚生労働省が初めて調査したところ、10代と20代の女性の12%余りが、生理用品の購入や入手に苦労したことがあると答えました。 厚生労働省は「生理の貧困」の実態を把握するため、先月インターネットで調査を行い、全国の18歳から49歳の女性、合わせて3000人から回答をえました。 この中で、新型コロナの感染が拡大し始めた、おととし2月以降、生理用品の購入や入手に苦労したことがあるかを尋ねたところ、「よくある」「ときどきある」という回答が合わせて8.1%でした。 割合は、若い年代ほど高く ▽18歳と19歳が合わせて12.9% ▽20代では12.7%でした。 理由を複数回答で尋ねたところ ▽「収入が少ないから」が37.7% ▽「自分のために使えるお金が少ないから」が28.7% などとなっています。 また、生理用品の購入などに苦労したという