千葉県船橋市を拠点に子供や幼児向けの人形劇団「ピッカリ座」を運営していた「アルカ」は、22日までに東京地裁から破産手続きを受けた。信用調査会社の東京商工リサーチによると、減収が続いたうえ、放送作家で主宰の足立昭氏が昨年死去したことによる。負債額は不明。 アルカの設立、ピッカリ座の開設とも昭和42年。赤ずきんちゃん、ピーターパン、かぐや姫など名作系の子供向けの着ぐるみ人形劇を全国の劇場やホールで公演。幼稚園や交通安全イベントなどへの出張公演もしていた。 で公演や幼稚園などへの訪問公演などを行い、歴史ある人形劇団として相応の知名度を有していた。このほか、交通安全キャンペーンの一環として人形劇公演なども行っていた。 また公演の収録ビデオや、人形など設備のレンタルなども行っていた。平成9年には年商約5億円をあげていたが、公演回数の減少で昨年は1億円を割りこんでいた。同劇団を立ち上げた足立昭氏