車検が切れたまま公道を走る車やバイクを取り締まるため、国土交通省は、ナンバーをカメラで読み取って瞬時に確認する装置の運用を14日から始めました。 14日は、千葉県神崎町の国道で装置を使った取締りが全国で初めて行われ、車検切れが確認された車を近くの駐車場に誘導し、国土交通省の担当者が警告書を手渡していました。 国土交通省によりますと、車検が切れたまま公道を走っていると見られる車両は、全国でおよそ20万台に上ると見られ、これまでは街頭で1台ずつ止めて車検証の確認などを行っていました。 国土交通省の秋本真利政務官は「さまざまな場所に装置を移動させて取り締まることができる。安全上問題がある車検切れの車両の撲滅に生かしていく」と話していました。 国土交通省は、この装置を全国すべての運輸局に配備し、今後各地で取締りを行うことにしています。 この装置は、道路脇などに設置したカメラで、走行する車やバイクの