【読売新聞】 スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部に派遣され、知見を持ち帰るはずだった神奈川県職員がそのままWHOに転職した問題が、28日の県議会常任委員会で取り上げられた。県は、この職員の人件費やWHOのプロジェクトの費
結婚相手に求める唯一の条件は、「専業主婦にしてくれる」こと。今回の相談者・美佳さん(仮名、35歳)は、その一点にこだわっていました。 しかし、こだわった結果、恋人と別れ、婚活は思うようにいかず……と、苦しい日々を送ることになってしまったのです。彼女は、なぜ専業主婦にこだわり、なぜ希望通りにいかないのでしょうか? 美佳さん「私の母親が専業主婦だったのですが、家に居てくれたおかげで寂しい思いをすることはありませんでした。すごく裕福というわけではなかったけど、今思えば『幸せな家庭で育ったな』と思っているので、妻を専業主婦にできるくらいの稼ぎがある男性と結婚したいと思っています」 木村「以前お付き合いしていた男性は、それが理由で別れたんですよね?」 美佳さん「2年前まで付き合っていた同い年の彼は『専業主婦でいいんじゃないの?』と言っていたのに、だんだん『やっぱりそれはキツイ』と言い始めました。『こ
西武新宿駅(東京都新宿区)で27日、急病人や不審者、不審物を見つける最新の警備ロボット「ペルセウスボット」の性能実験が行われ、報道陣に公開された。 ロボットは高さ約1メートル67で、最高速度は時速3・7キロ。利用客が急に倒れたり、暴れたりするなど通常と異なる動きをした場合に搭載カメラで検知すると、そばまで駆けつけ、位置情報や現場写真を駅係員のスマートフォンに送る。 この日、ロボットは駅コンコースを「ジュンカイケイビチュウデス」と音声を発しながら動き回り、急病人役の男性がしゃがみ込む様子を確認すると駆け寄って駅係員に報告した。名称はギリシャ神話の英雄「ペルセウス」にちなんだもので、西武鉄道の担当者は「利用客を守る力強い存在になるのでは」と話す。 同社は実験を30日まで行い、働きぶりを検証した上で正式に導入するかどうかを決める。
政府は来年5月1日の改元をにらみ、元号に関する商標登録の審査基準を来年2月にも見直す。商標登録できない対象を「現元号」から「元号」へと改める。改元前に公表予定の新元号や、改元後に旧元号となる「平成」を利用した商法を防ぐ狙いがある。 特許庁は商標法に基づく「商標審査基準」で商標登録の要件を定めている。商標権者は登録された名称を独占的に使用できる。今の審査基準は、元号について「商標が、現元号として認識される場合(「平成」「HEISEI」等)」は登録できないとしている。 実際の審査では、現元号に限らず、「昭和」などの過去の元号でも商標登録を受け付けていない。例えば、「昭和まんじゅう」のような場合、元号として認識されることを理由に却下している。一方、明治ホールディングスなど世の中にすでに広く知られた社名などは例外的に認めている。 しかし、明文上の基準は登録できない対象を「現元号」に限っているため、
スマートフォンやノートパソコンなど携帯型電子機器に多く使われる小型のリチウムイオン電池が発火し、火事になるケースが相次いでいる。東京都内では昨年までの5年間に計168件の火災が発生し、重体1人を含む41人が負傷した。誤った充電や破損が主な出火原因で、東京消防庁が注意を呼びかけている。 「スマホを触っていたら急に火が出た」。先月28日夜、東京都江東区の民家から119番があった。住人の男性が水をかけて火を消し止めたが、スマホに内蔵されたリチウムイオン電池のバッテリーは黒こげになっていた。スマホを自分で修理していた際、突然、出火したといい、電池の過熱が原因とみられる。 リチウムイオン電池は繰り返し充電可能で、小型で軽量なのに蓄電量が多いのが特長。ノートパソコンや電動アシスト自転車などにも使われている。一方、発火や異常過熱の危険性が指摘され、ショートを防ぐための保護回路が設けられるなど安全策が施さ
2020年東京五輪・パラリンピックで、暑さの影響が大きいマラソンの競技時間を巡る議論が収まらない。大会組織委員会は当初予定よりも30分早め、午前7時スタートとしたが、今夏の猛暑を受け、さらなる前倒しを求める声や、サマータイムの導入、夜開催の提案まで飛び出している。組織委は競技時間のさらなる見直しを迫られている。 ◆さらに前倒しか 五輪の競技日程は、組織委が7月18日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会に提案、承認された。マラソンは女子が8月2日、男子は同9日で、暑さを考慮して、五輪招致段階では午前7時半としていた開始時間を同7時に前倒しした。 組織委幹部によると、「7時でも暑い」との意見も出たが、選手側から「スタートの3時間前には起床する。早過ぎると体調管理が難しい」との意見があり、7時に落ち着いたという。 しかし、今夏の猛暑で都内では7月23日に初めて最高気温が40度を超えた。同日、
台風21号による強風で流されたタンカー「宝運(ほううん)丸」(2591トン)が関西空港の連絡橋に衝突した事故で、男性船長(40)が13日、タンカー所有会社を通じて「最大の努力をしたが、予測できない異常気象だった」との見解を書面で公表した。 書面によると、事故当日の4日午後1時頃、いかりを下ろしたまま流される「走錨(そうびょう)」が発生し、エンジンを使って食い止めたが、午後1時半頃に再び流され始めたと説明。2度目は全速力を出しても防げなかったとし、「風速は毎秒60メートル以上に達していたと思われる。すさまじい風と高潮に襲われるのは、到底、予測できない」と主張した。 タンカーがいかりを下ろした地点は、荒天時に避難するよう推奨された海域より関空島に近かったとされるが、船長は「関空などに囲まれ、台風などの際に巡視船やフェリーも避難したことがある。適した場所だった」とした。
東海道新幹線名古屋発東京行きの「こだま684号」(16両編成)が13日、名古屋駅のホームで待っていた乗客約200人を乗せないまま出発していたことがわかった。 駅員がすぐに気づき、列車はホームまでバックして客を乗せたという。 JR東海によると、問題の新幹線は、名古屋駅を出発する前、ドアを開けずに乗客を車内に入れないまま、同日午後8時31分に発車。駅員が非常ボタンで緊急停止させたため、約20メートルバックしてホームに戻った。通常は3人が乗車する車掌も1人しか乗っていなかったという。 東海道新幹線のドアの開閉は通常、最後尾の車両に乗った車掌が行うが、運転士が既にこの作業が済んでいると勘違いし、列車を出発させたのが原因だった。JR東海は「けが人や安全上の問題はなかったが、乗務員の指導を徹底する」としている。
名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の隣接地に今年3月オープンした複合商業施設「メイカーズ ピア」で、テナントのレストラン1店舗が22日の営業を最後に閉店したことが分かった。 運営会社は、来場者が想定を大幅に下回っていることが理由と説明している。 メイカーズには現在、飲食店や物販など約50のテナントが出店している。レゴランドの来場者をターゲットに、親子でそば打ちなどが楽しめる「体験型」店舗も多い。 撤退を決めたレストランはシーフード料理を中心に提供、6年間の契約で出店したが、オープンから約2か月で閉店する。運営会社は「売上高は想定の10分の1。レゴランドが思ったように集客できておらず、テナント側には手の打ちようがない」と話した。契約途中の退店による違約金の支払いについて、メイカーズ側と協議しているという。
月間アクティブユーザー数が16億5000万人を超える(2016年4月時点)世界最大規模のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、フェイスブック(Facebook)。日本だけでも月間アクティブユーザー数は2500万人を超える。その「世界一のSNS」で今、「若者離れ」が進んでいるという。その結果、フェイスブックは、中高年ユーザーたちが自らのリア充(リアルな世界で充実した生活を送ること)をアピールし合う場になってしまったというのだ。Facebookに一体、何が起きているのか。ITジャーナリストの高橋暁子氏が解説する。 10代の利用率低下が顕著 若者のFacebook離れ――。昨今、そんな言葉がメディアでよく取り上げられるようになった。 ソフト開発会社・ジャストシステムが日本国内の15歳から69歳までの男女1100人を対象に実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」(16年4月
静岡県沼津市で昨年9月、公衆トイレの女性用個室に侵入したとして建造物侵入罪に問われた清水町の20歳代の男性に対し、静岡地裁沼津支部(堤雄二裁判官)が3月14日に無罪判決(求刑・罰金10万円)を言い渡していたことが3日、わかった。 男性の弁護人によると、男性は昨年9月21日夕方、沼津市本の公衆トイレの女性用個室に、正当な理由なく侵入したとして現行犯逮捕された。 男性は逮捕時から容疑を否認し、公判では「おなかが痛くて公衆トイレに行ったが、二つあった男性用の個室はいずれも使えなかった」などと無罪を主張していた。 弁護人は読売新聞の取材に対し「被告の主張が認められた妥当な判決」としている。
1月17日頃から、日本語のウイルス付きメールが複数出回っている。「添付写真について」「積算書」などのタイトルで送られてくるものだ。セキュリティー会社の分析によれば、ウイルスのオンライン銀行詐欺ツールが添付されており、なぜか毎週火曜日の朝に送られてくることが多くなっている。(ITジャーナリスト・三上洋) 「ダイレクトメール発注」「御請求書」などの件名でウイルス送信 警視庁犯罪抑止対策本部(Twitterアカウント)や日本サイバー犯罪対策センター(JC3)などが、1月17日から19日にかけて、日本語のウイルス付きメールが出回っているとして警告を出した(インターネットバンキングマルウェアに感染させるウイルス付メールに注意:日本サイバー犯罪対策センター)。 それによると日本語のウイルス付きメール(スパム、もしくはSPAM)が出回っており、特に1月17日から19日にかけて複数のパターンのウイルス付き
6日午後4時25分頃、函館市乃木町の3階建てアパートで、2階踊り場部分が突然崩落し、踊り場にいた函館中央署地域課の22~42歳の警察官の男女6人が約3メートル下の地面に落下した。 このうち、2人が脚などを骨折したとみられ病院に搬送、4人が軽傷を負った。 発表によると、アパートの住人が自殺しようとしていると110番があり、6人が駆けつけて説得していたところ、突然、踊り場が崩れた。踊り場は、鉄骨に鉄板とコンクリートが敷かれていたが、老朽化が激しいという。
山梨県山梨市出身の小説家・林真理子さんが22日、甲府市北口の県立図書館で阿刀田高館長と出版業界の今について対談した。 林さんは自身の作品について、「出版社には校閲担当者が何百人もいて、週刊誌の連載もどんどん直される」と、雑誌や単行本に掲載される過程の裏側を披露。「校閲がいないと、まるで裸で路上に立たされるようなもの」と、明快なたとえ話で会場を沸かせた。また、インターネットの発達で紙媒体の売れ行きが鈍っている現状について、「出版社の新卒採用が減り、良い人材も減ってきている」と懸念した。 阿刀田さんは「本は、編集者の目が通ることで初めて情報に意味が出てくる」と話し、優れた文学作品を生み出すには作家と編集者の協力が欠かせないことを説明した。 林さんの著書を愛読しているという南アルプス市、主婦(42)は「林さんは気取らない語り口が面白い。エッセー執筆の裏話がたくさん聞けて楽しかった」と話した。
大阪市長選投票率、9・98%…午後2時 (3月23日 14:46) 元自民衆院議員の娘婿が出馬表明…新潟市長選 (3月22日 15:25) 大幅削減のはずでは…県議「2減」可決した県 (3月21日 11:30) 京都府知事選、現職と新人の計2氏の争い確定 (3月20日 20:03) 京都府知事選告示、新人と現職が立候補届け出 (3月20日 09:46) 石川知事選、谷本正憲氏が6選…現職知事で最多 (3月16日 22:14) 大阪市長選「必ず行く」41%…関心高まらず (3月16日 10:48) 世論調査 舛添氏3395万円、6割は個人寄付…選挙資金 (3月15日 10:09) 衆院議員が出馬意向、動きが活発化する知事選 (3月12日 15:10) 出直し大阪市長選、市民「選挙の実感がない」 (3月10日 10:00)
浦上(現・長崎市)の隠れキリシタンがフランス人神父に信仰を告白した「信徒発見」から149年を迎えた17日夜、舞台となった長崎市南山手町の大浦天主堂で記念のミサが行われ、信仰を守り続けた人たちに感謝の祈りをささげた。 約250年間の弾圧に耐えながら、浦上でひそかに信仰が守られ続けていた事実が明らかとなった信徒発見は当時、世界中に伝わり、「東洋の奇跡」と呼ばれたとされる。 大浦天主堂では毎年3月17日に記念のミサを行っている。カトリック長崎大司教区の高見三明大司教は、「浦上の人たちが命を懸けて起こした行動は最終的には信仰の自由をもたらした。当時と比べて私たちは成長しているのか、自分たちに問いかけないといけない」と述べた。
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