という思いあがりを持つエンジニアは少なくない。というか、現状の俺が今この状態に陥っている。 もちろん、この思考回路自体は決して間違いではない。プログラミングにおけるセンスや問題解決能力、情報収集力などは凡そ普遍的なものだから、言語やフレームワークみたいな些細なもの、時にはパラダイムの違いですらも、優秀な人間であればごく短期間で乗り越えて、その能力を遺憾なく発揮できるはずなのだ。 その辺りを理解している企業も多く、少しマイナーな言語や環境での募集の場合、たとえ未経験でも意欲と能力を買って採用する事も多い。というかむしろそれが普通なんだろう。その辺りの融通が効かない駄目な会社は、そもそも「最新の技術」なんて導入せず、既に枯れ始めて実績と経験者のあるものに固執するからだ。 ただ、問題なのは、たまに有能ではないのに自分の能力を過信して「俺は優秀なんだから何でもできる。さあ誘え」と完全に受け身モード